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秋トウモロコシと晩生種エダマメのコンパニオンプランツ栽培のポイント

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農学博士の木嶋利男先生が紹介されている、秋に収穫するトウモロコシと晩生種のエダマメを使ったコンパニオンプランツ栽培のポイントについてご案内いたします。

木嶋先生は、草丈が高いトウモロコシと草丈が低いエダマメの組み合わせは、畑を立体的に利用することができる たいへん合理的な栽培法ですと、紹介されています。

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秋トウモロコシのコンパニオンプランツ栽培のポイント|木嶋先生に学ぶアイデア栽培法

秋採りを楽しむ、トウモロコシとエダマメのコンパニオンプランツ栽培

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農学博士の木嶋利男先生が紹介されている、夏採りのトウモロコシとエダマメとの混植は、弊ページにてもご案内しておりますが、秋採りのトウモロコシと晩生種のエダマメを使ってもコンパニオンプランツ栽培を行うことができます。

トウモロコシとエダマメの相性が良い理由

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トウモロコシは吸肥力が非常に強い作物で、窒素分をどんどん吸収します。

トウモロコシとエダマメと混植した畝は、エダマメの根に共生する根粒菌がよく働き、どちらも生育が旺盛になります。

トウモロコシの追肥は「米ぬか」がおすすめ

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トウモロコシの苗を植え付けた後に 米ぬかをまいて追肥をしますと、とても甘いトウモロコシが採れると言われています。

その理由は、米ぬかにはリン酸が豊富に含まれているためで、エダマメの生育にも好都合なのです。

秋トウモロコシと晩生種のエダマメのコンパニオンプランツ栽培のポイント

苗の徒長に気を付けて

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トウモロコシの種をまく6月中旬は、各地で梅雨入りしている場合があります。

そのため日照不足により、トウモロコシとエダマメの苗が徒長することがあるかもしれません。

わが家は、週間天気などを見て、種まきのタイミングをはかっております。

種選びのポイント

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トウモロコシは6月以降にも種まきできる品種を、エダマメは丹波の黒豆などの晩生種を選びます。

栽培の適期

トウモロコシ

中間地で、6月中旬頃に種をまき、本葉が出ましたら7月初旬に畑に定植します。

トウモロコシは直まき、ポットまきのどちらでも構いません。

💡 定植の例:株間30cm、条間60cm

晩生種のエダマメ

トウモロコシの苗を植え付けましたら、そのタイミングで晩生種のエダマメの種をまきます。

💡 植え付けの例:株間30cm 1か所に2粒ずつ種まき。

トウモロコシとエダマメの収穫

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※ 2023年9月6日撮影

トウモロコシの苗を7月初旬に植えつけた場合、9月中旬~末頃に収穫することができます。

エダマメは サヤのふくらみを確認して収穫します。

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9月上旬から収穫が始まりました。

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9月27日に収穫しました。

夏と同じ(おおものという品種)種をまきましたが、秋は やや小ぶりで、若干の虫食いはありましたが、とても美味しいトウモロコシでした。

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今年は貴重なトウモロコシをいただくことができ、幸せでした。

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※2023年10月18日撮影

10月も半ばを過ぎて、ようやく涼しくなってきました。

トウモロコシの収穫は終わりましたが、枝豆は順調に収穫しております。

粒は小さめですが、味がとても良く、来年もこの品種(フクユタカ)にしようと思います。

まとめ

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農学博士の木嶋利男先生が紹介されている、秋に収穫するトウモロコシと晩生種のエダマメを使ったコンパニオンプランツ栽培のポイントについてご案内いたしました。

草丈の高いトウモロコシと、草丈の低いエダマメの組み合わせは 畑を立体的に利用できる合理的な栽培法ですので、参考になさってください。

[参考文献]

木嶋利男著「野菜の性格 アイデア栽培」

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キッチンガーデンのこと野菜づくり
この記事を書いた人
カジトラ

関東在住の専業主婦です。
夫と二人暮らし。
2023年の春、海に近い地域に移住しました。

家族の介護、某シンクタンクで馬車馬のように働き詰めだった日々に区切りをつけ、現在は農学博士 木嶋利男氏が提案するコンパニオンプランツ栽培で野菜を育てています。

文明の利器を取り入れつつも、古き良きモノ・慣習を大事にしながら暮らしてゆくことを目指しています。

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