築50年になる昭和時代の家を、夫とDIYしております。
今回は、押し入れをキャビネットに改造し、和室の砂壁と古く汚れた襖にペンキを塗りましたので、レポートいたします。
押入れの底は、残置物のフロリーングで強度を上げ、杉の角材でキャビネット(洋服かけ)をつくりました。
砂壁のペイントは、下地を塗らずペンキを直接塗るという暴挙に出てみました。
ダイソーで販売されているハケ等も活躍しましたので、参考になさってください。
DIY前の和室の様子
一年以上、手を付けていなかった2階の和室です。
重い腰を上げて、押入れをキャビネットに改造し、砂壁と襖にペンキを塗ろうと決意しました。
低予算DIY|押入れをキャビネットに改造
中板(なかいた)を撤去
まず、押入れの中板を、バールと釘抜きを使って撤去しました。
中板とは、押入れの真ん中にある厚い板で、お布団を上段下段に収納することができます。
中板を取り除く際、ささくれ立って危ないので、軍手をはめて作業しました。
床を強化
押入れの床は、フローリング材を敷いて強度を上げました。
もとの床は、薄いベニア板が敷かれてあっただけで、荷物を置いた際、底が抜けてしまいそうでした。
フローリング材は、前の住人(大工さん)の残置物を使いました。
フローリング材と押入れのサイズはぴったりではありませんので、夫が電動のこぎりで調整しました(画像の一番奥の1本)。
杉の角材でキャビネットづくり
残置物の角材と、ホームセンターで購入したものとを組み合わせて、キャビネットを作りました。
夫はこれを2日で完成させてくれました。
一年前は 考えられない進歩です。
低予算DIY|砂壁を下地なしでペイント
懐かしの昭和時代の和室
昭和時代の家は、どの家も造りが似ていますね。
壁は ふりかけのようなキラキラした素材が入っている砂壁が主流だったようです。
今回DIYをする和室は、私の実家の兄の部屋と天井も砂壁もそっくりで、実家にいると錯覚してしまうほどでした。
砂壁は、手で触れても下にパラパラ落ちないので、下地を塗らずにペイントしてみることにしました。
砂壁と襖を塗るのに使用したペンキと道具
関西ペイントのペンキ
砂壁と襖に塗ったペンキは、関西ペイントのものを使いました。
屋内、屋外の壁など、さまざまなところに使える万能ペンキのようです。
ちなみに、このペンキは縁側にも使いました。
活躍したダイソーグッズ
刷毛とペイントローラー、養生用テープ(マスキングテープ)は、ダイソーにて購入しました。
ペイントローラーは、取替え用も販売されていました。
塗装に便利な道具(その他)
大工さんだった前の住人の残置物、「マスカー」も使ってみました。
マスカーは、桟にテープを留めてビニールを引き出すと、汚したくない部分をカバーすることできます。
砂壁を下地なしでペイント
マスカーで養生します。
普通の養生テープも使いました。
広い部分は、ダイソーのローラーを使いました。
ペンキで砂壁がよれることはなく、普通に塗ることができました。
壁の四隅は、ダイソーの刷毛を使いました。
110円にしては、どちらも使い勝手が良かったです。
塗り終わりました。
養生テープは、ペンキが完全に乾く前に静かに剥がすのがポイントです。
柱にペンキが付いてしまいましたが、まったく気にしないガサツな性格です。
低予算DIY|襖をペイント
古く汚れた襖にペンキを塗ります
古く汚れた襖は、ペンキを塗ろうと思います。
紙を貼ることも考えましたが、如何せん不器用なため、簡単そうなほうを選択しました。
ダイソーのマスキングテープで、養生します。
ペンキが付かないように、養生しました。
襖にブルーグレーという色のペンキを塗ってみたところ、暗いイメージになったので、アイボリーとミックスして塗ってみました。
隣の部屋の襖を合わせ、全部で9面塗りました。
完成!低予算DIYでかかった費用
押入れ
購入先 | 材料 | 価格(消費税込) |
ホームセンター | 杉の角材(200円×11本) | 2,180円(割引有) |
※ 釘は残置物を使用しました。
砂壁と襖
砂壁
襖
購入先 | 材料 | 価格(消費税込) |
ホームセンター | ペンキ(ライトグレー)0.7L | 2,180円 |
ホームセンター | ペンキ(アイボリー)3.2L | 3,980円 |
ダイソー | 刷毛1本 | 110円 |
ダイソー | ペイントローラー(本体1、取替1) | 220円 |
ダイソー | マスキングテープ(養生用) | 110円 |
合計 | 6,600円 |
まとめ
わが家の低予算DIYを、ご紹介いたしました。
押入れをキャビネットに改造し、砂壁と襖を下地なしでペイントいたしました。
出来栄えは、素人の域ですが、一年間の懸案事項を解消できホっとしております。
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