間引きした枝豆の苗を、育てております。
わが家は、ポットに3粒 種をまいて1本間引き、2本残す方法で栽培しておりますが、かたちのよい元気なものを処分するのが忍びなく、今年は、間引きした苗も育ててみようと思い立ちました。
間引きをした苗がどのように生長するか、レポートしてまいりますので、参考になさってください。
実験|枝豆の間引きした苗を育ててみます
枝豆の間引き
わが家は、枝豆の種を3粒ポットにまいて、かたちのきれいな苗を2本残して育てています。
農学博士の木嶋利男先生によりますと、枝豆は1株より2株で育てるほうが、根がよく張って、どちらの株も生長がよくなるのだそうです。
間引きするタイミング
枝豆の間引きは、初生葉が開き、本葉が少し出てきた頃に行いました。
苗を引っこ抜きますと、残したい苗も動いてしまいますので、株元からハサミでカットしました。
かたちのよい苗のみ、育ててゆきます。
水で湿らせた土に挿し込む
今年は発芽後の数日間、天気が悪く、苗が徒長してしまいましたので、胚軸を短めに切り、ポットに2本ずつ挿し込みました。
この時、ポットの土は、水でしっかり湿らせておきます。
そして、間引き苗を挿し込んだ当日と翌日は、直射日光に当てると干からびそうでしたので、日当たりのよい室内に置いておきました。
3日目は、苗が干からびる雰囲気ではなかったので、外に出してお日様に当てました。
2022年レポート
2022年4月
2022年4月10日
胚軸を切って湿った土に挿し込んだばかりですので、当然まだ根は出ていません。
それにもかわらず、苗が干からびないのは、枝豆の強さを感じます。
2022年4月15日
5日後、残念ながら、苗のほとんどがしおれてしまいました。
間引きをした直後、水に浸けておいたほうが良かったのでしょうか。
2022年4月26日
生き残った間引き苗です。
大きさにばらつきがでましたが、本葉が大きくなってきましたので、そろそろ畑に植え付けようと思います。
2022年5月
2022年5月10日
ポットで栽培していた時は、間引いた苗は しおれてダメになってしまったものが大半でしたが、畑に植えた生き残りの間引き苗は、今のところ1つも枯れずに育っています。
2022年5月17日
防虫ネットを張らずに育てていますが、不思議なことに、害虫の被害にあまり遭っていないのです。
とくだん意識をしておりませんでしたが、草生栽培のようになっているからでしょうか。
不思議です。
※草生栽培について 雑草をコンパニオンプランツに!草生栽培で病害虫を駆除しましょう。
2022年6月
2022年6月2日
6月になりました。
間引きした枝豆の苗は、少しずつですが大きくなってきました。
2022年6月25日
間引きの苗を植え付けて、ちょうど2か月になりました。
マメがふっくらしてきましたので、収穫しました。
防虫ネットなどの対策を行いませんでしたので、幾分 虫食いがありましたが、きれいなサヤを収穫することができました。
まとめ
間引きした枝豆の苗を育てた結果、まずまずのマメを収穫することができました。
自家消費をする分には十分な出来栄えだと思います。
次回も、間引きをした苗を育ててみたいと考えておりますので、このページでご報告できたらと思います。