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枝豆の後作に特によい野菜|枝豆のざんさを活用したリレー栽培

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枝豆の後作に適した野菜をご紹介いたします。

枝豆の後に育てる野菜は、何でもよく育つと言われていますが、特におすすめが「ハクサイ、ニンジン、ダイコン」です。

今回ご紹介する3つの野菜は、農学博士の木嶋利男先生がオススメされているもので、収穫した枝豆の残渣(ざんさ=根っこ・葉・茎)を捨てずに活用しますので、参考になさってください。

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土を肥沃にする枝豆

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枝豆など、マメ科の作物を栽培をした後は、土が肥沃になっています。

枝豆の根っこは「根粒菌」が共生して根粒を作り、空気中の窒素を取り込んで養分に変えます。

根粒菌は一定の期間で根から剥がれて分解されるため、土に豊かな養分が与えられます。

枝豆を収穫した後 根っこを引き抜くと、土が柔らかくふかふかになっているのは根粒菌の作用によるものなのですね。

枝豆の後作(リレー栽培)に特におすすめの野菜「ハクサイ」

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農学博士の木嶋利男先生は、枝豆の後作に特におすすめの野菜は、肥料分を比較的多く欲する「ハクサイ」と述べられています。

枝豆は、4月下旬~5月中旬(一般地の場合)に早生品種の種をまきますと、7月中旬~8月中旬に収穫することが出来ます。

枝豆を収穫した後、根や地上に出ている茎や葉を土に鋤き込んでウネを立て、2~3週間かけて分解させます。

すると後作のハクサイは、植え付け直後から豊富な養分を吸収することができ、初期の生育が良くなるため葉が大きくなり、結球しやすくなります。

ハクサイの栽培ポイント

品種について

-エダマメ―
枝豆は、晩生品種を選びますと、ハクサイの植え付け時期までに収穫することが出来なくなってしまいますので、「早生~中生品種」を使いましょう。

-ハクサイ―
ハクサイの品種は何でも構いません。

枝豆の収穫後の処理

7月中旬~8月中旬に、枝豆を収穫します。

収穫するときは株元で切って根っこを残すのがポイントです

地上部の茎や葉はその場に残しておき、土づくりで活用します。

ハクサイの土づくりウネ幅70cm、ウネの高さ10cm)

ハクサイの苗を植え付ける3週間前に、たい肥や元肥は入れずに、枝豆の根や残渣を鋤き込んでウネを立てます。

夏の気温の高い時期ですので、根や残渣は2週間ほどで分解され、土の微生物相が安定しますが、木嶋先生は 安全をみて、ハクサイの植え付けまで3週間あけておくと良いでしょうと述べられています。

土づくりの方法は、クワで深さ10~15cm程度軽く耕し、枝豆の根や残渣を鋤き込んで分解を促します。

根の深い部分はそのまま残りますが、次第に分解されてハクサイの根の通り道になります。

ハクサイの植え付け

地域によって前後しますが、9月中旬~下旬がハクサイの苗の植え付け時期です。

種から栽培する場合は、8月下旬までにポリポットに種まきし、本葉が4~5枚になったら植え付けます。

苗は枝豆の列があった間に植えます。

追肥

ハクサイの外葉の生長具合を見て、必要であれば追肥をします。

外葉の育ちが悪いようでしたら、10月中旬と11月上旬に株の周囲にぼかし肥などを施します。

収穫

ハクサイの球の頭を押さえて、かたく締まっていたら株元から切り取って収穫します。

枝豆の後作(リレー栽培)特におすすめの野菜「ニンジン・ダイコン」

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少ない肥料でお肌がきれいに

ニンジンもダイコンも、少ない肥料で良く育つ野菜です。

これら根菜類は枝豆と相性が良く、古くから農家さんで行われてきた「リレー栽培の定番」とも言える組み合わせです。

ニンジンとダイコンを栽培する前に土をよく耕す必要はありますが、たい肥や肥料を多く入れすぎますと、未熟な有機物や肥料のかたまりが残ってしまい、野菜のお肌が汚れたり、傷みの原因になってしまいます。

しかし前作に枝豆を栽培した場所であれば、根粒菌の働きで土は十分に肥沃になっていますので、元肥にたい肥や肥料を入れる必要がありません。

枝豆を根っこごと抜いて耕し、ニンジンやダイコンの種をまきますと、すくすくと育ってお肌のきれいなものを収穫することが出来ます。

セリ科とアブラナ科が互いのコンパニオンプランツに!

ニンジンはセリ科、ダイコンはアブラナ科の野菜で、科の異なる野菜を混植しますと、お互いがコンパニオンプランツになるメリットがあります。

ニンジンはキアゲハの幼虫、ダイコンはモンシロチョウやコナガの幼虫に葉を食害されますが、別種の害虫は 互いを避ける性質がありますので、ニンジンにもダイコンにもそれぞれの害虫が寄り付かなくなり、野菜全体の害虫被害が少なくなります。

ニンジン・ダイコンの栽培ポイント

枝豆は、早生~中生品種で

枝豆は晩生品種を選びますと、ニンジン・ダイコンの植え付け時期までに収穫することが出来ませんので、早生~中生品種を使いましょう。

ニンジン・ダイコンの種をまく時期

一般地の場合、ダイコンは8月下旬~9月下旬に種をまきますが今回のリレー栽培では8月下旬のスタートになります。

ニンジンを先行して種まきをしても構いませんが、ダイコンと同時に行いますと害虫の忌避効果が高まります。

枝豆の収穫後の処理

7月中旬~8月上旬に枝豆を収穫します。

収穫するときは、株元で切って根っこを残すのがポイントです。

地上部の茎や葉はその場に残しておき、土づくりで活用します。

品種選び

ニンジン
五寸ニンジン以下の大きさの品種を選びましょう

ダイコン
特に品種は選びません。何でもOKです。

土づくり

ニンジン、ダイコンの苗を植え付ける3週間前に、たい肥や元肥は入れずに、枝豆の根や残渣を鋤き込んでウネを立てます。

夏の気温の高い時期ですので、根や残渣は2週間ほどで分解され、土の微生物相が安定しますが、木嶋先生は 安全をみて、ニンジン・ダイコンの種まきまで3週間あけておくと良いでしょうと述べられています。

土づくりの方法は、クワで深さ10~15cm程度軽く耕し、枝豆の根や残渣を鋤き込んで分解を促します。

根の深い部分はそのまま残りますが、次第に分解されてニンジン、ダイコンの根の通り道になります。

ダイコンの場所は、深めに耕します。

ニンジン・ダイコンの種まき(例:ウネ幅80cm、ウネの高さ10cm)

土づくりから3週間ほど経ちましたら、種をまきます。

ニンジン
ウネの両脇に種をまきます。浅めの溝にばらまき、ごく薄い土をパラパラかけて、手でしっかりと鎮圧します。

ダイコン
ウネの中央に種をまきます。株間は30cmほどにします。
1か所に5~7粒ほど点まきし、土をかけ手でしっかり鎮圧します。

間引き

ニンジン
草丈4~5cmで株間5~6cmに間引きします。
根の直径が5mm程度になりましたら株間10~12cmに間引きします。

ダイコン
本葉1枚で3本に間引き。
本葉3~4枚で2本に間引き。
本葉6~7枚で1本に間引き。

追肥

追肥は行いません。

収穫

ニンジン
3月上旬まで収穫することが出来ます。

ダイコン
1月いっぱいまでにすべて掘り上げます。

後作はアブラナ科の野菜がおすすめ

broccoli&cauliflower
ブロッコリー・カリフラワー


カブ・ラディッシュ

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キャベツ

枝豆の後作にハクサイ、ダイコン・ニンジンをご紹介いたしましたが、この他にもアブラナ科の野菜全般を応用することが出来ます。

木嶋先生によりますと、ハクサイは枝豆の根や残渣がしっかり分解されて、硝酸態窒素になったものを好んで吸収して大きくなるのだそうです。

一方で、同じアブラナ科のキャベツやブロッコリーなどは、比較的未熟な有機物からでも分解と吸収が得意なため、枝豆の根を土の中に残したまま耕さずに苗を植え付けても、十分よく育ちます。

まとめ

農学博士の木嶋利男先生が紹介されている枝豆の後作に特に適した野菜をご案内いたしました。

枝豆の後作は、何でも良く育つと言われておりますが、木嶋先生は、前作野菜・後作野菜の特長を活かした効率的な栽培を提案されていますので、参考になさってください。

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[参考文献]

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キッチンガーデンのこと野菜づくり
この記事を書いた人
カジトラ

関東在住の専業主婦です。
夫と二人暮らし。

家族の介護、某シンクタンクで馬車馬のように働き詰めだった日々に一区切りして、現在はコンパニオンプランツ栽培で野菜を育てています。

文明の利器を取り入れつつ、古き良きモノ・慣習を大事にしながら丁寧に暮らしてゆくことを目指しています。

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カジトラ