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卵の殻に種まき!カラごと植えられる育苗ポットの作り方

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卵の殻に野菜の種をまいてみたところ、ふつうに芽が出て 畑に植え付けることが出来ました。

今日は卵の殻を使った育苗ポットの作り方をご紹介いたします。

殻ごとそのまま植え付けることが出来る便利な種まきポットになりますので、参考になさってください。

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卵の殻に種まきする育苗ポットの作り方

用意するもの

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・卵の殻(穴を開けて水洗いします)
・卵のケース
・小さめのスプーン
・水で湿らせた土(種まき用、花・野菜用)
・水
・種

卵の殻の育苗ポットの作り方

卵の殻の底に穴を開けます

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卵のカラを洗うタイミングに穴を数ヶ所開け、カラの内側に張り付いている膜を取り除きます。

土を入れます

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卵の殻に、あらかじめ水で湿らせておいた土を8分目ほど入れます。

殻いっぱいに土を入れますと、芽が出てきた時に溢れることがあります。

種をまきます

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指やスプーンの柄などを使って土に穴を開け、種をまきます。

土をかけて鎮圧します

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まいた種の上に土をかけ、殻が割れないように指で鎮圧して土と種を密着させます。

日当たりの良い場所に置きます

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種まきした卵の殻ポットを、日当たりの良いところに置いて発芽を待ちます。

卵ケースのフタをかぶせますと、保温効果があります。

卵の殻で育苗ポットを作るポイント

殻の大きさ=苗の大きさを目安に

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卵はS~Lとサイズがあり、均一の大きさに割ることが難しいですね。

わが家は大きく割れた卵の殻は、大きく(長く)生長する苗用に、小さく割れた殻を小さい苗用に使い分けています。

水やりについて

当方の経験ですが、たっぷり水を含んだ土を卵の殻に入れますと、種をまいてしばらく湿っていますので(冬季で1週間以上)、種まき後は水やりを行なわなくても発芽します。

土が乾いてきましたら卵パックに水を注ぎ、水を吸い上げるようにします。

(卵の土に直接水やりしますと、湿りすぎてしまい、種が腐りやすくなるような気がします。)

苗を植え付けるときのポイント

温かい室内で栽培した卵のポットは、過保護に育てられていますので、外気に慣れないうちに植え付けますと枯れてしまうことがあります。

そこで、植え付ける4〜5日前から外に置きはじめ、外の時間を少しずつ長くして外気温に慣らしてゆきましょう。

卵の殻を種まきポットにした結果

エンドウ・エンバク

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卵の殻に種をまいたエンドウとエンバクです。

卵の殻は手で握りつぶしますと簡単に割れてしまいますが、これだけの量の苗も割れることなく、育苗ポットの役目を果たしてくれました。

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卵の殻は畑に害を及ぼしませんので、このまま植え付けることが出来ます。

根がよく伸びるよう、カラを割って植え付けてみてくださいね。

まとめ

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卵の殻を使った種まきポットの作り方をご紹介いたしました。

殻ごとそのまま植え付けることが出来る便利な育苗ポットですので、おためしになってみてくださいね。

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キッチンガーデンのこと野菜づくり
この記事を書いた人
カジトラ

関東在住の専業主婦です。
夫と二人暮らし。
2023年の春、海に近い地域に移住しました。

家族の介護、某シンクタンクで馬車馬のように働き詰めだった日々に区切りをつけ、現在は農学博士 木嶋利男氏が提案するコンパニオンプランツ栽培で野菜を育てています。

文明の利器を取り入れつつも、古き良きモノ・慣習を大事にしながら暮らしてゆくことを目指しています。

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