野田琺瑯の焦げを落とす方法をご紹介いたします。
先日 モツ煮込みを作ったところ、吹きこぼれた汁で鍋の底(外側)を焦げ付かせてしまいました。
わが家はモツ煮を作りますと、一週間はグツグツ鍋を火にかけていますので、鍋が空になるまで焦げ付きに気付かずにおりました・・・。
野田琺瑯の取扱説明書のとおりに焦げ落としを行ってみたところ、とてもきれいに落ちましたので、参考になさってください。
野田琺瑯 焦げ落としの方法をご紹介いたします
今回の焦げ落としは、野田琺瑯「ホーロー製なべ」の取扱説明書どおりに行い、使用したスポンジはスリーエム社のスコッチ・ブライトです。
焦げを落とす方法は2通りありますのでご紹介いたします。
焦げ落としの2つの方法
[方法1]
焦げついた場合は、充分に冷めてから温かいお湯を入れてしばらく置き、スポンジなどで落としてください。金属製のものや鋭利なもの等のご使用は表面を傷つける原因になりますので、おやめください。[方法2]
それでも取れない場合には、ぬるま湯に重曹を大さじ1杯ほどと食用油を数滴入れてかき混ぜ、弱火で煮立たせると焦げを浮かせます。温度が下がってから、スポンジで洗ってください。
引用 野田琺瑯「ホーロー製なべ」取扱説明書
今回の焦げ付きは手ごわそうですので「方法2」が良さそうですが、お湯とスポンジでどれくらい焦げ付きが落とせるか試してみたかったこともあり、まずは「方法1」を行いました。
方法1:お湯とスポンジのみで落とす方法
一週間 火にかけていましたので、何とも手ごわそうな焦げ付きです。
果たしてお湯とスポンジだけで落ちるのか自信がありません。
今回は、琺瑯鍋の”外側”が焦げ付いてしまいましたので、一回り大きい”たらい”に熱湯を入れてしばらく置き、お湯が冷たくなる前にスポンジでこすってみました。
ウレタンスポンジで焦げ落とし
まずはウレタンスポンジで(黄色い面)でこすってみます。
たらいのお湯をかけながらゴシゴシと力を入れてこすってみましたが、ほとんど焦げ付きを落とすことは出来ませんでした。
ナイロン不織布で焦げ落とし
普段からナイロン不織布(緑色の部分)で野田琺瑯を洗っていますが、ここまでの焦げ付きを落とすのは初めてです。
お湯をかけながらこすってゆきます。
普段のような軽い洗い方では焦げ付きはとれません。
もう少し力を入れてガシガシこすってみました。
7~8分ほどガシガシこすり、見事に焦げ付きを落とすことが出来ました!
野田琺瑯をここまで激しく焦げ付かせてしまったのは初めてでしたが、お湯とスポンジで簡単に落すことができるのですね。ただただ驚きです。
野田琺瑯に傷が付かないおすすめのスポンジ
わが家はスリーエム社の「スコッチ・ブライト」を使っていますが、大変 優秀なスポンジですのでおすすめしたいキッチンアイテムです。
野田琺瑯は金属製のたわしや”おたま”を使いますと 傷が付きますので取扱いに気を付けなければならないこともありますが、スコッチ・ブライトはナイロン不織布(緑色の部分)でも傷を付けずにお手入れすることが出来ます。
1個のサイズが大きめですので、私は半分に切って半月使っています(1か月で1個分)。
様々な食器を洗いますので 次第に色が黒くなってきますが、非常に丈夫なスポンジのため、ウレタン部分がボロボロになることもありません。
ちなみに このスポンジは、夫の職場(機械メーカー)のメンテナンス作業をされている方にも定評があり、これと同じものや、もう少し研磨力のあるスポンジやタワシを「工具の一部」として使っているのだそうです。
一般家庭にとどまらず企業でも使われているスコッチ・ブライトは、性能のよいスポンジであることがうかがえます。
まとめ
野田琺瑯 焦げ落としの方法をご紹介いたしました。
一週間も火にかけた焦げ付きを、お湯とスポンジで簡単に落とすことが出来ました。
将来、方法2(重曹と油)で焦げを落とすことがありましたら、このページにてご紹介したいと思います(その日が来ないことを祈っております)。
[今回使用したスポンジです]
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