農学博士の木嶋利男先生が紹介されている、ジャガイモとアカザ・シロザのコンパニオンプランツ栽培をご案内いたします。
コンパニオンプランツ栽培の第一人者でおられる木嶋先生は、草と野菜を一緒に育てる「草生栽培」を紹介されています。
アカザ・シロザはジャガイモがかかりやすい疫病や強い雨風から守ってくれる頼もしいコンパニオンプランツになりますので、参考になさってください。
雑草で疫病を予防!ジャガイモとアカザ・シロザのコンパニオンプランツ栽培
畑の雑草をコンパニオンプランツに
雑草のアカザ・シロザは、ジャガイモとの共栄を好み、ジャガイモ畑によく生えています。
春ジャガイモを植え付ける時期は、畑の雑草が発芽するタイミングと重なります。
このため、雑草をそのままにしておきますと、グングン伸びて雑草畑になってしまいます。
そこで農学博士の木嶋利男先生は、アカザ・シロザをジャガイモのコンパニオンプランツとして利用する方法を紹介されています。
アカザ・シロザが疫病を予防
※ 画像はイメージです
ジャガイモは、「疫病」という葉に黒い斑点が生じる重要病害があり、原因は雨風による伝染です。
しかし、ジャガイモのそばにアカザやシロザが生えていますと、これらの雑草の枝葉によって、疫病の胞子の飛散がおさえられ、感染を抑制することが出来ます。
ジャガイモとアカザ・シロザのコンパニオンプランツ栽培
木嶋先生が紹介されている栽培法は、ジャガイモのウネに黒マルチを張り、通路に雑草を生やします。
ジャガイモは普通栽培と同じ
畑の準備ができましたら、ウネに黒いポリマルチを張って植え穴をあけます。
そして、普通のジャガイモ栽培と同じように、種イモを植え付けます。
なお、ジャガイモを先に植えた後にマルチを張り、芽が伸びて盛り上がってきたタイミングにマルチに穴を開けて芽を出す方法でも構いません。
通路の雑草をコンパニオンプランツに
マルチを張ったジャガイモのウネは草が生えてきませんが、通路の草は除草せずにそのままにしておきますと、アカザやシロザがほかの草とともに生えてきます。
通路に雑草が茂ってきますと、アカザとシロザは根を深く伸ばしますので、草丈が高くなり、ほかの雑草を排除しながら生長します。
繁茂しすぎた場合は抜き取るなど管理をしながら、そのまま生育させてゆきます。
まとめ
農学博士の木嶋利男先生が紹介されている、ジャガイモとアカザ・シロザのコンパニオンプランツ栽培をご案内いたしました。
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