PR
スポンサーリンク

土寄せが楽々!サトイモの芽が早く出るアイデア栽培「溝底定植」

20210616_satoimo,taro★

サトイモの種芋を植え付けたものの、なかなか芽が出ないとヤキモキされたご経験はないでしょうか。

今回は、農学博士の木嶋利男先生が紹介されている サトイモの芽が早く出るアイデア栽培「溝底定植」について、ご案内いたします。

溝底定植は、サトイモの原産地に近い状態になりますので、早い時期から栽培をスタートさせることができるとともに、土寄せを手軽に行うことが出来ます。

今年、わが家はこの方法で栽培してみたところ、深植えしながら土寄せを楽に行うことができましたので、参考になさってください。

スポンサーリンク

土寄せが楽々!サトイモの芽が早く出るアイデア栽培「溝底定植」

サトイモの原産地

jungle,nettaiurin

※画像はイメージです

サトイモの原産地は東南アジアで、現在のマレー半島からインドネシアにかけての雨が多く気温が高い土壌が肥沃な熱帯雨林地域です。

サトイモの原種は、熱帯雨林の沢の水辺や湿地帯など、水が豊かな場所に集団になって自生しています。

mizubasyo-1kj

ちなみに、湿地帯に群生する水芭蕉も、サトイモ科の植物です。

家庭菜園でサトイモを栽培する時のポイント

サトイモは、熱帯の樹林帯が原産地です。

その様子から、水を好む野菜であることを想像することが出来ることから、家庭菜園でサトイモを栽培する場合、湿った場所を選び、畝を低くして栽培しますと、よく育ちます。

なお、木嶋先生によりますと、サトイモは 養分も必要ですが、肥料が多すぎますとサトイモは安心してイモを太らせないようになるのだそうです。

下記に、木嶋先生が紹介されているサトイモ栽培における堆肥をご案内いたしますので、目安にしてみてください。

水はけの良い畑 粘土質の畑
畝の高さ 平畝 高さ10cm程度の畝
元肥 未熟な堆肥を施します。砂質の畑は2kg/㎡、壌土・粘土質の畑は減量します。
追肥 追肥は不要です。栽培途中で数回行う土寄せで、追肥の効果を得られます。

発芽が難しいサトイモ栽培

satoimo-2kj

サトイモの親芋を十分に肥大させるためには、20cmほどの土の深さが必要です。

この土の深さを確保するには、種イモを深植えするか、もしくは浅く植えて後から土寄せをするかのどちらかになります。

ところが、4月~5月頃にサトイモの種イモを深く植えつけますと、この時期はまだ地温が低いため、さっぱり芽が出てきません。

そこで木嶋先生は、この時期でも深植えが可能な「溝底定植」を紹介されています。

サトイモの溝底定植

サトイモの溝底定植は、種イモを埋めずに深さ20~25cmの溝に並べてゆきます。

具体的な手順は、次のとおりです。

1.畝の中央に、深さ20~25cmの溝を掘ります。

taro,ginger (5)

2.溝の底に種イモを並べます。

taro,ginger (7)

この時、種イモを埋めないのがポイントです。

―種芋の株間―
・サトイモのみの栽培 株間35cmの密植
・コンパニオンプランツ栽培 株間70cm

3.種イモから芽が伸びるごとに、畝の土を少しずつ落としてかけてゆきます。

20220406_satoimo,taro-6★

20220406_satoimo,taro-7★

これを繰り返してゆきますと、最終的に種イモを深く植えた状態になります。

溝底定植のメリット

溝底定植は、種イモを土に埋めずに、芽が出るたびに少しずつ土をかけてゆきます。

そのため、「浅植えをしたサトイモに土寄せをする」状態が始終続いていることになりますので、一般的に行う土寄せのような労力が軽減します。

また、熱帯の樹林帯が原産地のサトイモは、湿気を帯びた畑を好みますので、サトイモにとって 溝溝底定植は、暖かく湿った溝の中で育てる、すなわち 原産地に似た環境で栽培することになります。

まとめ

taro,satoimore-2 (★)

農学博士の木嶋利男先生が紹介されている サトイモの芽が早く出るアイデア栽培「溝底定植」について、ご案内いたしました。

種イモを溝に置き、芽の生長に合わせて少しずつ土をかけてゆきますので、サトイモの原産地に近い状態のように栽培することが出来ます。

土寄せの労力も軽減しますので、わが家は次回もこの方法で栽培してみようと思っております。

[参考文献]

木嶋利男著「野菜の性格アイデア栽培」

スポンサーリンク
キッチンガーデンのこと野菜づくり
この記事を書いた人
カジトラ

関東在住の専業主婦です。
夫と二人暮らし。
2023年の春、海に近い地域に移住しました。

家族の介護、某シンクタンクで馬車馬のように働き詰めだった日々に区切りをつけ、現在は農学博士 木嶋利男氏が提案するコンパニオンプランツ栽培で野菜を育てています。

文明の利器を取り入れつつも、古き良きモノ・慣習を大事にしながら暮らしてゆくことを目指しています。

シェアする
スポンサーリンク
カジトラ