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ししとうの更新剪定に挑戦|株を再生して長期間収穫する方法です

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今年初めてシシトウの更新剪定に挑戦しております。

更新剪定はナスのみ行うものと思っておりましたが、同じ科のシシトウでも可能ではないかと思い、試しております。

今年、わが家が行った更新剪定を時系列にてご紹介いたしますので、参考になさってください。

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ししとうの更新剪定について

更新剪定について

更新剪定とは、成り疲れた株(=実をたくさん付けた株が疲れて弱ること)を回復するために行う剪定のことです。

更新剪定の時期

ナスの更新剪定は、一般地では7月下旬から8月上旬に行います。

ナスと同じ期間に栽培するししとうも、この頃に更新剪定を行うと良さそうですが、あまり月日にとらわれずに育てている株の様子を見て行うと良いかもしれません。

わが家の場合、形が悪い曲がったししとうが増え、あまり実が付かなくなってきた頃合いに、更新剪定を行いました。

株を再生して長期間収穫

農学博士の木嶋利男先生によりますと、ナス科の野菜は多年草のため、上手に栽培しますと霜が降りる頃まで収穫することができます。

つまり、ししとうをずっと栽培し続けることができる場合(次の秋冬野菜に移らなくてもよい場合)、長期間ししとうを収穫することも可能になります。

ししとうの更新剪定の方法

ししとうの混み合っている葉と茎を大胆にカットします。

今回は、ナスの更新剪定で行う根っこを切ることは行わず、葉茎のみ切り落としました。

追肥について

更新剪定を行った後も、継続して追肥を行っております。

わが家の畑は痩せているため、2週間に1回程度、ボカシ肥または米ぬかを、ししとうの株元に施しています。

※ 追肥の頻度に関しては、育てている土の状態によります。

ししとうの更新剪定レポート_2021年

2021年8月5日

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ししとうの枝分かれしている茎(Vの字)の上の部分をカットしました。

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わかりづらいかもしれませんが、ワサワサしていた茎葉を短く切りました。

2021年8月12日

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更新剪定から7日後です。明るい色の新しい葉が出てきました。

2021年8月18日

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更新剪定から2週間経ちました。ししとうの白い花が咲きました。

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なんと、実が付いているではないですか。

更新剪定後は、とてもみずみずしくて新鮮な実が付くことがわかりました。

2021年8月30日

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更新剪定から25日経ち、普通に収穫ができるようになりました。

上の写真は、更新剪定を行ったししとう・青唐辛子・ナスです。

株が疲れていた頃に比べ、いずれも格段にやわらかく、みずみずしい実を収穫することができるようになりました。

2021年9月8日

20210908_shishito (★)

更新剪定を行って、1か月になりました。

写真は青唐辛子になりますが、ししとうの株と同様に、たくさん実が付くようになりました。

秋になっても新鮮な実を収穫できるのは嬉しいですね。

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2021年9月27日

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9月最後の週になりました。

更新剪定を行ったシシトウの株は、ピカピカときれいな実を付けています。

いささか曲がってしまっている実もありますが、10月以降も収穫できればうれしいです。

まとめ

今年初めてシシトウの更新剪定に挑戦しております。

葉茎を短く剪定するだけで、新鮮なししとうを再び収穫することができるようになりましたので、おためしになってみてくださいね。

[関連記事]

ナスの更新剪定に挑戦!時期と方法、失敗しないポイントをご紹介いたします

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キッチンガーデンのこと野菜づくり
この記事を書いた人
カジトラ

関東在住の専業主婦です。
夫と二人暮らし。
2023年の春、海に近い地域に移住しました。

家族の介護、某シンクタンクで馬車馬のように働き詰めだった日々に区切りをつけ、現在は農学博士 木嶋利男氏が提案するコンパニオンプランツ栽培で野菜を育てています。

文明の利器を取り入れつつも、古き良きモノ・慣習を大事にしながら暮らしてゆくことを目指しています。

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