タマネギのセット栽培に挑戦してみました。
春に収穫したタマネギの中で、球が小さかったものを、秋にもう一度植えて栽培したところ、翌年の春、立派な玉ねぎとして収穫することができました。
実験結果をレポートいたしますので、ご参考にしていただければ幸いです。
小さいタマネギを植えなおすと、おおきく育つ?「タマネギの超遅植え栽培法」
「タマネギのセット栽培」について
タマネギ栽培は、晩夏~初秋に種をまいて育苗したものを定植し、翌年の春 収穫するのが一般的です。
一方で、タマネギのセット栽培は、晩夏~初秋にかけて、小さな球のタマネギを定植して、冬に収穫する栽培法です。
農学博士の木嶋利男先生は、春に収穫した小さいタマネギを秋口にふたたび植えなおす「タマネギの超遅植え栽培法」を、紹介されています。
この栽培は、タマネギのセット栽培ともいえる方法で、今回は木嶋先生の栽培法をもとに、実験してみようと思います。
「タマネギの超遅植え栽培法」について
春に収穫して保存しておいた小さなタマネギを、秋口に植え付ける方法は、こちらのページにてご紹介しております。
「関連記事」冬に新タマネギを収穫できる「超遅植え栽培法」木嶋先生の裏ワザをご紹介いたします
【実験】タマネギのセット栽培|収穫した小さなタマネギを再び定植栽培中
2024年8月
6月に収穫したタマネギの中で、小さな粒のものをキッチンに吊るして保存しておりました。
これを植え付けようと思います。
なお、タマネギは早生品種です。
2024年9月
2024年9月5日
ナスの畝の手前側の草を整理して、小さいタマネギを植える準備をしました。
わが家は自然農で栽培しておりますので、あらかじめの堆肥は投入せず、少量のコンポストを施してゆく予定です。
今年の春に収穫した早生品種のタマネギです。
こちらを、畝に植えてゆきます。
おおよそ20cm間隔で植え付けました。
極小のタマネギは、2個一緒に植えてみました。
2024年9月17日
小さなタマネギを植えて2週間後に、芽が出てきました。
すべてのタマネギが発芽したわけではありませんが、このまま見守ってゆきます。
2024年10月
2024年10月3日
10月になりました。
最近まで30℃を上回る暑い日だったとは思えないほど、冷え込むようになってきました。
9月に植えた小さなタマネギは、腐ってしまったり、枯れてしまったものもありますが、長い長い茎をのばしています。
2024年11月
2024年11月10日
11月になりました。
植え付けた当初はとても小さかったタマネギでしたが、ご覧のように葉が大きくなりました。
しかしながら、球は大きくなっていないように見えます。
一度、追肥をしてみようと思います。
2024年12月
2024年12月1日
12月になりました。
9月に植えた極小のタマネギが、ご覧のように葉がワサワサになりました。
ですが、まだ球が大きくなっていないようですので、このまま越冬させて、来年の春まで収穫をまってみようと思います。
葉っぱだけ見ますと立派なタマネギですが、球はまだ小さそうです。
9月に植えた当初は、葉も球もあまり育たないと思っていましたので、葉っぱがこれだけ大きく育っただけでも感動しております。
2025年2月
2025年2月1日
年が明けて、2月になりました。
昨年植えた小さいタマネギは、ご覧のように葉が太くなってきました。
株元を見ると、タマネギの球が見えないので、あまり肥大していないのかもしれません。
2025年3月
2025年3月23日
春分になり、ずいぶん暖かい日が続くようになってきました。
2025年4月
玉ねぎで有名な地域が わが家の近くにあるのですが、そこの新玉ねぎが出回り始めたので、家の玉ねぎも収穫してみました。
球が大きく肥大して、とても立派な玉ねぎを収穫することができました。
収穫まで1年と半年かかりましたが、タマネギのセット栽培 成功いたしました。
まとめ
牛タタキ
春ガツヲのタタキ
春に収穫した早生品種の小さなタマネギを再び植えなおして、大きく育つか実験したところ、翌春に 立派な玉ねぎを収穫することができました。
こちらのページがお役に立てば幸いです。
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