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あきらめないで!冬に咲く寒さに強い花7選|植木鉢で長く元気に咲きます。

alyssum,viola

植木鉢やプランターで育てた草花を何度となく枯らしてしまい、育てるのをあきらめていらっしゃる あなたにオススメしたい、「寒さに強く冬でも元気に咲く花」をご紹介いたします。

冬といえば、咲くお花が少ないイメージがありますが、厳寒期でも長くきれいに咲く花もあるのです。

今回ご紹介する花は、現在わが家で育てているもので、園芸家の友人にアドバイスしてもらったものですので、参考になさってください。

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冬に咲く寒さに強い花7選

1.アリッサム(スイートアリッサム)

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小さな花がまとまって咲くアリッサムは、わが家の庭に欠かせないお花になりました。

真冬の寒い時期でも元気に花を咲かせ、開花の期間がとても長いのが特長です。

価格は、1苗あたり200円前後とリーズナブルなのも魅力です。

このお花は横に広がって土を覆うように生長しますので、寄せ植えやグランドカバーに最適です。

アリッサムは本来 多年草です。

日本では一年草と扱われていることが多いのですが、環境がよければ多年草化することもあるそうです。

色は白、ピンク、紫、オレンジなど様々ですので、お好みの色をお選びになってくださいね。

原産地
アリッサムはアブラナ科ニワナズナ族の多年草です。小さな花がたくさん花束のように生い茂るように咲き、寒い冬でも元気に育ちます。

開花時期
2月下旬~6月上旬まで花が咲きます。夏越しができた場合は、9月下旬~12月上旬にも花が咲きますので、うまくいきますと1年を通して花を楽しむことが出来ます。

育てる場所
日当たりと風通しの良い場所を好みます。

育てるのコツ
アリッサムは開花期間が長い花ですが、暑さ寒さにあまり強くありません。真夏の高温多湿と真冬の霜に注意です。夏は日陰へ、冬は霜が降りない場所に移動させるのがポイントです。alyssum2

土が乾いたら水やり
乾燥気味の環境を好む花ですので、土が乾いたら水やりする程度で構いません。たくさん水を与えますと根腐れの原因になってしまいますので気を付けて。

2.ビオラ・パンジー

viola(May)

ビオラ・パンジーも大変丈夫で、冬の寒さに強く、開花時期が非常に長いオススメしたいお花です。

11月前後から園芸店に並び始めますが、この時期に植えたビオラは次々と花が咲き、環境が良ければ半年以上(翌年の夏まで!)楽しむことが出来ます。

1苗 100円台と低価格で購入することができ、場合によっては 4苗で200円台の品種もあります。

私が子供の頃、ビオラ・パンジーの花びらが人の顔に見えたので不気味なお花と思っていたのですが、今ではすっかりそのトラウマもなくなりました(笑)。

ビオラやパンジーはそれはもう品種が豊富ですので、冬の寂しい庭を飾るのに最適なお花と言えるでしょう。

お手入れも非常に容易で、咲き終わった花がらを摘み取るだけです。

適度な水やりとお日様に当てているだけで、半年以上咲き続けますのでオススメです。

育てる場所
ビオラ・パンジーともに日なたを好みますので、日当たりの良い場所で育てましょう。

花を長く咲かせるコツ
ビオラ・パンジーの花がしおれてきましたら、花がらを摘み取ってあげます。これを行いませんと、タネを付けようとしてしおれた花に栄養が回ってしまい、花が咲かなくなるそうです。プチプチ花がらを摘みとる作業も楽しいですよ。

寒さに強いビオラ・パンジー

viola
雪が降ったにもかかわらず、枯れることなく元気に花を咲かせていました。姿は可憐ですが、寒さにとても強い花であることを実感しています。

3.オステオスペルマム

Osteospermum

オステオスペルマムは、南アフリカ原産のキク科の多年草で、開花時期は3月~6月頃です。

育てる場所
冬場は日当たりの良い場所に置きます。梅雨の時期、真夏の高温多湿のシーズンは、半日陰で風通しの良い軒下などに移動させると弱りません。

耐寒性が高い丈夫な花
耐寒性にすぐれてろおり、マイナス5℃くらいまで耐えることが出来る丈夫なお花ですので、私のような初心者でも管理が容易です。

高温多湿は苦手
高温多湿に弱いので、夏場の管理に少し気を遣いますと、翌年も元気に花を咲かせます。梅雨の時期は雨が当たらない屋根の下や軒下に移動しましょう。

土が乾いたら水やり
土の表面が乾いてきましたら、鉢の底から水が染み出てくるまで水を与えます。多湿が苦手な花ですので、与えすぎないのがポイントです。

切り戻し
夏になる前に株の切り戻しを行います。高温多湿の前に、株が蒸れないようにするためです。古い葉っぱは付けたままにしないで摘み取ります。

4.ルピナス

Lupinus

北アメリカ原産のルピナスは、一年草、二年草、宿根草と様々な品種がありますが、おすすめしたいのが「ピクシーデライト」です。

この品種はビオラ・パンジーと開花時期が同じですので、寄せ植えするのにピッタリです。

草丈
ルピナス・ピクシーデライトは30~40センチまで伸びます。ルピナスの中では草丈の低いほうに入ります。ほかの背の低い花と植えると立体感のある寄せ植えになるのが魅力です。

育てる場所
日当たりと風通しの良い場所を好みます。

耐寒性が高い
寒さに強い花ですので寒い冬の時期も安心です。高温多湿には弱いので、梅雨や夏の暑い時期は軒下などに移動してあげると良いでしょう。

花を長く咲かせるコツ
咲き終わった花がらを摘み取ると、次々とつぼみが付いて花が咲きます。ほおっておきますと、エンドウのようなサヤが付きます。

土が乾いたら水やり
ルピナス・ピクシーデライトは、湿気が苦手ですので乾燥気味に育てます。土が乾いてきましたら底鉢から水がしたたるほど水やりをします。

肥料は控えめでOK
ルピナス・ピクシーデライトは、マメ科植物のため肥料は少なめで構いません。

5.ラナンキュラス

Ranunculus

花びらが幾重もある華やかなラナンキュラスもおすすめです。

ヨーロッパ南東部、中近東を原産とするキンポウゲ科の球根植物のラナンキュラスはおもに3月から5月に花を咲かせます。

育てる場所
日当たりの良い場所で育てます。多湿に弱いので、風通しの良い場所に置きましょう。

耐寒性について
耐寒性は高くないと言われているラナンキュラスですが、今年は暖冬のせいか、わが家の花は元気にしています。

土が乾いたら水やり
ラナンキュラスは湿気が苦手ですので乾燥気味に育てます。土が乾いてきたら底鉢から水がしたたるほど水やりをします。あまり水を与えますと球根が腐りやすくなるそうですので気を付けて。また花びらは薄く繊細ですので、水が花びらにかからないように与えるのが傷まないポイントです。

比較的 肥料を好むタイプ
ラナンキュラスは花を咲かせるためにエネルギー(肥料)を欲します。花が終わるまでの間、液体肥料を1週間に1度を目安に与えます。

6.プリムラ・ジュリアン

Primula-Julian

プリムラ・ジュリアンは真冬の寒さでもグングン生長して、色鮮やかな花がたくさん咲きますので、寒い季節の寂しいお庭を華やかにしてくれる貴重なお花です。

品種は、プリムラ・ジュリアン、プリムラ・ポリアンサと大きく分けて2つありますが、ジュリアンのほうが小さな花が咲き、寒さに強いと言われています。

プリムラ・ジュリアンは、日本で作られた品種です。もとはポリアンサにコーカサス原産のプリムラ・ジュリアエ種を交配させて誕生し、サカタのタネから1972年に発売されました。

育てる場所

Primula-Julian (2)
日当たりと水はけの良い場所を好みます。できれば冬の寒風をよけられる日なたであればさらにgoodです。夏は、半日陰の涼しい場所に移動しましょう。

土が乾いたら水やり
土が乾いてきたら底鉢から水がしたたるほど水やりをします。花が咲いている時の水やりは、葉や花に水がかからないように根元にかけてあげましょう。

花を長く咲かせるコツ

Primula-Julian2
咲き終わった花がらを摘み取ります。枯れた花や葉をそのままにしておきますと病気(灰色かび病)の原因になることがあるそうです。

7.花かんざし(おまけ)

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可憐なつぼみの花かんざしは、実は耐寒性はあまりなく、高温も苦手な花ですが、あまりの可愛らしさにどうしても手が伸びてしまいます。

寒さが苦手と言われていますが、NHKの趣味の園芸で軽い霜には耐えられるとも言っていましたので、おまけとしてご紹介させていただきます。

開花時期
3月~5月に開花します。

育てる場所
日当たりと水はけの良い、乾燥した場所で育てます。

土が乾いたら水やり
土が乾いてきたら底鉢から水がしたたるほど水やりをします。花が咲いている時の水やりは、葉や花に水がかからないように根元にかけてあげましょう。

お世話のコツ
花かんざしは高温多湿が大の苦手です。雨よけしてあげると長持ちします。枯れた花を摘み取るのもポイントです。

さし芽をして増やせる!
日本の気候ではタネがほとんど実らないようですが、さし芽をして増やすことが出来ます。3月~5月がさし芽の適期で、やり方は、株の一部を切り取り土に挿して発根させます。

ドライフラワーにも!
花かんざしは、ドライフラワーにすることも出来ます。

肥料は何を与えればよい?

ご紹介した花それぞれの肥料のやり方は微妙に異なりますが、わが家は基本的に半月に1回程度、液体肥料の原液をジョウロに入れて水やりしています。

液体肥料は「ハイポネックス原液」を使っています。

この液肥は、園芸家の友人や、ハンギングの先生におすすめされたのですが、確かに生育が良くなっているのを実感しています。

液体原液をキャップに入れ、ジョウロの水で薄めて水やりするだけですので、面倒くさがり屋の私でも今のところ億劫になりません。

お値段もお手頃で、たくさん使えますのでオススメです。

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まとめ

Osteospermum2

お花をすぐに枯らしてしまうので、もう草花を育てるのをあきらめていらっしゃるあなたにオススメしたい、「寒さに強く、冬でも元気に咲く花」をご紹介いたしました。

基本的に日当たりの良い場所に置いておくだけで、特別なお世話の必要がありませんので、ずぼらな私でも楽しく育てております。

今回ご紹介したお花は、長い期間花が咲き、うまくいきますと翌年も花を咲かせられるかもしれませんので、参考になさってくださいね。

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お花
この記事を書いた人
カジトラ

関東在住の専業主婦です。
夫と二人暮らし。
2023年の春、海に近い地域に移住しました。

家族の介護、某シンクタンクで馬車馬のように働き詰めだった日々に区切りをつけ、現在は農学博士 木嶋利男氏が提案するコンパニオンプランツ栽培で野菜を育てています。

文明の利器を取り入れつつも、古き良きモノ・慣習を大事にしながら暮らしてゆくことを目指しています。

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