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畑をお掃除!マリーゴールドのコンパニオンプランツ栽培|効果と種類、植え方のポイントをご紹介いたします

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農学博士の木嶋利男先生が紹介されているマリーゴールドのコンパニオンプランツ栽培についてご案内いたします。

マリーゴールドは家庭菜園やガーデニングでお馴染みのお花ですね。

今日はマリーゴールドがもたらす効果、種類、植え方のポイントなどについてご紹介いたしますので、参考になさってください。

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畑をお掃除!マリーゴールドのコンパニオンプランツ栽培の効果

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マリーゴールドは、ガーデニングなどでお馴染みのお花ですが、野菜(畑全体)に よい効果をもたらしてくれる頼もしいコンパニオンプランツでもあります。

効果1「害虫を寄せ付けない」

野菜の株間にマリーゴールドを植えますと、モンシロチョウやアブラムシなどの害虫を寄せ付けない効果を発揮します。

キク科のマリーゴールドは、「強いアレロパシー」があり、害虫を寄せ付けなくする効果があります。

一般的にキク科の植物は害虫を寄せ付けない効果がありますが、とくにマリーゴールドはアレロパシー効果を強く持っていますので、おすすめしたいコンパニオンプランツです。

アレロパシー効果とは、他の植物や動物、微生物に対してアレロケミカルという物質を出して引き寄せないことを言います。
(参考:Wikipedia)

効果2「センチュウを駆除して畑をお掃除」

マリーゴールドのアレロパシー効果は 地上の害虫だけでなく、土の中のセンチュウ(土壌害虫)にも威力を発揮します。

マリーゴールドの花や茎を土の中にすき込みますと、アレロパシー効果によってセンチュウなどが駆除されます。

その結果、土の中がきれいになり、秋以降の野菜が さらに旺盛に育ちます。

マリーゴールドと相性の良い野菜

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マリーゴールドをコンパニオンプランツにすると相性の良い野菜は、トマト、ナス、ピーマン、シシトウなどのナス科野菜、ダイコン、カブなどのアブラナ科です。

特にナス科野菜は 同じ場所で栽培を続けますとセンチュウ類が発生しやすくなりますので、マリーゴールドとの混植がおすすめです。

マリーゴールドの種類と植え方のポイント

マリーゴールドの品種選び

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アフリカン種

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フレンチ種

マリーゴールドの品種は、アフリカンタイプとフレンチタイプがありますが、木嶋利男先生によりますと、センチュウの駆除には「アフリカンタイプ」がより効果的です。

私の経験ですが、アフリカン品種は草丈が高くなりますので(70cm~1mほど)、野菜のそばに植え付ける場合は、風通しが悪くならないよう 間隔を空けて栽培されるとよいかと思います。

マリーゴールドの植え方とポイント

種まきは3月頃から

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地域によって前後しますが、マリーゴールドを種から育てる場合は、3月頃にタネをまきます。

種はポリポットで育苗してもよいですし、直まきでも構いません。

なお、フレンチタイプの苗は春先からホームセンターなどで販売が始まりますが、アフリカンタイプのマリーゴールドの苗は店頭で見かけたことがないため、わが家は種から育てています。

マリーゴールドを植え付ける時期

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木嶋先生がおすすめされているマリーゴールドの栽培は、トマトやナスなどの夏野菜を普通に育て、そのあと 6月~7月か、7月〜8月にかけてマリーゴールドの苗を植え込み、2か月間育てるという方法です。

わが家はトマトやナスの苗を植え付けるタイミングに マリーゴールドの種をまきます(苗を植える年もあります)。

すると 野菜の実が付き始める頃、ちょうどマリーゴールドが大きくなり花が咲きます。

マリーゴールドを植え付ける場所について

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マリーゴールドがある畑は 害虫の天敵となる昆虫が集まってきますので、生物活性が高い畑になります。

苗を植える場所は畑全体でも構いませんし、センチュウの被害が出やすいナス科野菜の株間で育てます。

畑をお掃除!マリーゴールドの鋤き込み方法

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木嶋先生によりますと、マリーゴールドは畑に植えておくだけでもセンチュウの密度を下げる効果がありますが、お花が咲いている時に 短めに刈り、花・茎・根を土に鋤き込みますますと、センチュウ防除の効果がいっそう高まります。

わが家はお花も楽しみたいので、しおれてきたものから順番にカットして畑のスミにまとめておき、次の野菜の土づくりに利用しています。

秋ダイコンのネグサレセンチュウ対策

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木嶋先生がおすすめされている「秋ダイコンのネグサレセンチュウ対策」をご紹介いたします。

ダイコンのネグサレセンチュウの被害が大きい場合、マリーゴールドの栽培時期(春から夏)に密植して栽培し、それを緑肥として土にすき込みます。

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すき込んで3週間ほど寝かし、マリーゴールドが分解した後、秋まきのダイコンをスタートしますと、ネグサレセンチュウの被害が軽減します。

木嶋先生は、この作業を数年に一度行うことにより、連作で一年中ダイコンを育てることができますと、述べられています。

まとめ

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農学博士の木嶋利男先生が紹介されているマリーゴールドのコンパニオンプランツ栽培についてご案内いたしました。

マリーゴールドは強いアレロパシー効果で モンシロチョウやアブラムシなど地上の害虫を寄せ付けず、土の中のネグサレセンチュウを死滅させる 頼もしいコンパニオンプランツですので おためしになってみてくださいね。

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[マリーゴールド アフリカン品種]

[参考文献]

木嶋利男著 コンパニオンプランツで野菜づくり (ひと目でわかる図解)(主婦と生活社)

木嶋利男著 決定版 コンパニオンプランツの野菜づくり (育ちがよくなる! 病害虫に強くなる! 植え合わせワザ88)(家の光協会)

木嶋利男著 農薬に頼らない病虫害対策 (学研ムック 学研趣味の菜園)(学研)