鰻屋「駿河屋」さんは、成田山新勝寺近くに構えるうなぎの名店で、参拝されたあとのランチにおすすめです。
・営業時間など店舗情報
・メニュー一覧
・整理券について
・近隣駐車場について
・うな重の食レポ
・駿河屋さんのこだわり
うなぎ「駿河屋」について
駿河屋さんは、成田山総門の脇にある江戸時代(1798年)に創業した老舗です。
創業者が静岡県(駿河)出身だったため、屋号が「駿河屋」と付けられ、五代前の当主の時代は、両国、浅草、吉原、向島に支店を開きましたが、関東大震災や戦災によって焼失し、今は成田山の一店舗のみとなりました。
現在、成田山への参拝は、鉄道などの交通が発達し日帰りが可能になったため、旅館業から食堂に商いをかえ、今に至っています。
※ 許可を頂いて撮影いたしました
駿河屋さんは、注文してから鰻を裂いて料理をはじめますので、テーブルに上がってくるまで20~30分かかることがあります。
本物の鰻屋さんの証ですね。
鰻は、川魚独特のエグ味を感じることがありますが、駿河屋さんのうなぎは臭みもなく、たいへん美味しく頂くことができます。
鰻は炭で焼かねば美味しさが半減してしまいます。
駿河屋さんは、もちろん炭火焼き。
お店の入り口に炭の窯が置いてあります。
店舗情報
店舗概要
駿河屋さんは、成田山新勝寺総門の脇にあります。
店舗名 | 駿河屋(するがや) |
住所 | 千葉県成田市仲町359 |
電話番号 | 0476-22-1133 |
営業時間 | 10:00~16:30ラストオーダー |
定休日 | 木曜日 |
席数 | 200席(2階建て) |
カード可 | VISA、MASTER、JCB、AMEX、Diners |
アクセス
電車
JR・京成成田駅から徒歩13分です。
車
駿河屋さんに駐車場はありませんので、私は「成田市第三駐車場」に停めて、歩いてゆきます。
この駐車場から駿河屋までは、歩いて約4分(400m)です。
駐車料金の支払いは現金のみで、3時間までの1時間ごとに100円(2021年4月時点)と格安です。
― 成田市第三駐車場 ―
住所 | 千葉県成田市幸町481-2 |
地図 | 地図を見る(Googleマップ) |
距離 | 駿河屋まで徒歩4分(400メートル) |
駐車台数 | 14台 |
開設期間 | 無休 ※年末年始など各種イベント時は利用不可) |
利用時間 | 24時間駐車可能 |
料金 | 入庫から3時間までの1時間ごとに100円。入庫から3時間を超えた後の30分までごと100円 |
このほかに、成田市第一駐車場もあり、駿河屋まで徒歩12分です。
私は利用したことはありませんが、成田市のサイトを参考になさってくださいね。
[成田市公式サイト]
https://www.city.narita.chiba.jp/shisetsu/page0237.html
木曜日が定休日
駿河屋さんは、木曜日が定休日です。
現在、新型コロナウイルス対策をおこなっているため、開店時間につきましては公式サイトにてご確認ください。
[詳細]駿河屋 営業時間について
予約について
駿河屋さんは、予約は出来ませんが、整理券を発行しています。
成田に到着後、まず整理券を取得し、そのあと成田山新勝寺へお参りに行ったり、参道を散策するなどして、待ち時間を有効にお使いくださいね。
お店に入ってすぐ右に整理券の発券機がありますので、人数をタップして整理券を発行し、番号順に待ちます。
準備中の看板が出ていますが、中に入れてもらうことが出来ます。
写真の方々は、整理券を発券しているところです。
「駿河屋」メニュー
うなぎ
最初に出されるお茶が大変美味しいです。
駿河屋さんのメニューをご紹介します。
人気メニューは「うな重(肝吸とお新香付)」 3,450円(税別)です。
鰻メニューです(すべて税別)
うな重(肝吸とお新香付) | 3,450円 |
特上うな重(肝吸とお新香付) | 4,800円 |
大井川共水うな重(肝吸とお新香付) | 5,700円 |
鶏重(お吸い物付) | 1,500円 |
蒲焼 | 3,100円 |
白焼 | 3,100円 |
特上蒲焼(一尾半) | 4,450円 |
特上白焼き(一尾半) | 4,450円 |
共水蒲焼 | 5,350円 |
共水白焼 | 5,350円 |
きも吸・ご飯つき定食 | 400円増 |
「うな丼」も人気です
こちらの写真は2018年9月のものです。
メニューに記載はありませんが、うな丼も人気です。
お値段は2,200円とリーズナブルで、女性にはちょうどよい量のようで、今回見かけた女性グループはこちらを注文していました。
うな丼も肝吸と、お新香が付きます。
一品料理(全て税別)
一品料理も魅力的です。
ほかのお客さんが注文されていた「だし巻き玉子」がとても美味しそうでした。
鰻煮こごり | 500円 |
鯉のあらい | 900円 |
鯉こく | 900円 |
鯉竜田揚げ | 900円 |
川海老唐揚げ | 550円 |
焼き鳥 | 950円 |
だし巻玉子 | 550円 |
お新香 | 600円 |
飲みもの
烏龍茶 | 400円 |
ジンジャーエール | 400円 |
コーラ | 400円 |
温州みかんジュース | 450円 |
生ビール | 700円 |
瓶ビール(大瓶) | 700円 |
日本酒(1合) | 580円 |
ノンアルコールビール | 450円 |
食レポ「うな重が美味しすぎる」
人気メニューの「うな重(肝吸とお新香付)」を注文しました。
「30分から40分ほど、お待ちいただきます。」と、店員さんに言われましたが、鰻をさばいて調理をはじめますので、このくらいの時間は普通かと思います。
今回は、20分ほどで テーブルに上がってきました。
それでは、フタを開けます。
フタを開けた瞬間、鰻の香ばしい香りが!!!
さっそく頂きます。
口の中で、鰻がとろけます。
鰻のタレは甘すぎず、しょっぱすぎず、私の好みです。
鰻はエグ味もなく、泥臭くもなく、フワフワしています。
追加のタレと、山椒です。
この山椒がたいへん美味しいので、お好みでおためしになってみてください。
緑色がとても美しい山椒です。
香り高く、味はやさしいのですが、きちんと山椒を主張しています。
ちょっとピリピリしびれた味わいが、鰻のうま味を引き立てます。
肝吸も絶品です。
わたしは大食らいなほうですが、このうな重をすべていただいた後は、とてもお腹いっぱいになりました。
鰻だけでない駿河屋のこだわり
食材へのこだわり
駿河屋さんのこだわりは、何といっても「うなぎの鮮度と質」です。
熟練された職人さんが一匹一匹を見極め、素材に合わせて鰻を裂いているため、串打ち、蒸し、焼きなど「うなぎのうま味」を最大限に引き出してくれます。
またメニューにある「共水うなぎ」を使用しているのも駿河屋さんのこだわりです。
共水うなぎとは、「天然うなぎ」のことで、南アルプス大井川の伏流水と、厳選された飼料によって大切に育てられた鰻で、薬品類は一切使っていません。
秘伝のタレ
駿河屋さんのタレは、ギトギト甘くないところも気に入っております。
醤油は「下総醤油」、みりんは「三河の白九重味みりん」を使用しており、どちらも老舗の職人さんの手による最高級品の調味料ですので、美味しくないわけがありませんね。
お米も美味しい
白米もたいへん美味しかったので、店員さんにうかがったところ、以前は、千葉県産の「多古米」を使っていたそうですが、現在は新潟県産の「みずほの輝き」を使っているとのことです。
多古米も最高級のお米ですが、今回いただいた「みずほの輝き」が美味しく感動したので、個人的に購入してしまったほどです。
「みずほの輝き」は、一粒一粒がしっかりしているお米で、鰻のタレでやわらかくならないほど弾力があります。
清潔な店内
駿河屋さんは1階、2階とあわせて200席あります。
店内は非常にきれいで、清潔です。
お店の中を長靴を履いた職人さんが行き来した後は、店員さんが必ずモップで床を拭いていました。
また店内の温度も快適で、涼みながらうな重を頂くことが出来ました。
私の席のそばにはダイソンの扇風機が置かれていましたが、店員さんが絶えず空調の管理をして、心遣いを感じました。
気持ちの良い接客
駿河屋さんの利用は2回目ですが、前回も今回も、最初から最後まで気持ちよく過ごすことができました。
店員さんの年齢層はとても低いようにみえました。もしかしたら学生さん?と、思わせるような方もいましたが、みな笑顔で丁寧な対応でした。
駿河屋さんは、昼時になると大混雑になる人気店ですが、なおざりになることなくきちんと対応していたように思います。
※ 個人の感想です
まとめ
成田山新勝寺ちかくに構える「駿河屋」さんを、ご紹介いたしました。
成田山へ参拝される際、立ち寄ってみてくださいね。
電話:0476-22-1133
営業時間:10:00~16:30(ラストオーダー)
定休日:木曜日
住所:千葉県成田市仲町359
食べログ:https://tabelog.com/chiba/A1204/A120401/12006496/