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「移住日記」残置物を処分したい!わが家の業者選びの方法、費用の相場について

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家の契約が無事に終わり、次に私たちが行ったことは、残置物の把握と処分でした。

このページでは、わが家が行った残置物を処分する業者選びの方法などについて、ご紹介いたします。

費用の相場は、地域によって変動すると思いますので、ご参考までにとどめていただければ幸いです。

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残置物を処分したい!わが家の業者選びの方法、費用の相場について

残置物の把握と確認

zanchibutsu-6kj木の残渣

zanchibutsu-5kj冷蔵庫とエアコン

zanchibutsu-3kjシステムキッチンとガス台

私たちが契約した家の、前の所有者は、東京にお住いの大工さんでした。

家の中には、中古で購入したと思われる冷蔵庫、洗濯機、食器キャビネット、ダイニングテーブルとチェア、衣類用キャビネットなどが置かれていましたが、いずれも使った形跡はありませんでした。

なぜなら大工さんは、ご自身で家を改築されている途中で、お亡くなりになってしまったからです。

つまり、家の中にある家財道具はすべて「置いたまま」の状態だったのです。

残置物の選定

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冷蔵庫とエアコン

まず、大工さん(前の家の持ち主)が残された家財道具のうち、わが家で使えそうなものと、処分するものを選定しました。

エアコンは、20年前の型式だったので処分を決定。冷蔵庫は、私たちが使っているものより大型で使い勝手が良さそうでしたが、こちらも古いタイプでしたので処分することに。

たて型の洗濯機は、20年前の古いものでしたが、わが家が使っているドラム式洗濯機は異音がするようになり、引っ越しのタイミングで廃棄を決めていたので、ダメ元で使ってみようということになりました。

中二階のキャビネット(左)と、謎の箱(右)

キャビネット類は、シートこそかけられていましたが埃だらけでゾっとしました。

ですが、なかなかセンスの良いものでしたので、しっかり掃除をすれば使うことができそうでした。

残置物の処分を依頼した業者について

工務店等に依頼をすると費用がかさむという理由で、私たちは、契約した不動産屋が紹介してくれた「町の便利屋さん」に、残置物の処分を依頼することにしました。

不動産屋は、できるだけ自力で処分をしたり、修理したりするほうが良いですよと言いました。

全く商売っ気のない人だと思いました(笑)。

業者を選ぶ前にオススメしたい確認事項

わが家は、不動産屋に紹介された便利屋さんに、残置物の処分をお願いすることにしましたが、あなたが業者を決める前に 次を確認なさってみてください。

当時の私たちは、やることが盛りだくさんで 気持ちが焦っていましたが、今から考えますと、もう少し気持ちにゆとりを持っていたかったと思っております。

お住いの自治体のホームページを確認してみてください

zanchibutsu-1kj自転車

zanchibutsu-2kj洗面台

粗大ごみ(大型ごみ)を、無料で回収する自治体が存在します(そうでない自治体のほうが多いかもしれませんが)。

また、大型ごみを 処分施設へ自分で持ち込んだ場合、引取りにきてもらうより、費用がいくらか軽減される場合もあります。

私たちの移転先は、なんと大型ごみの回収費用が無料という事実を 後で調べて知り、大いに地団駄を踏みました。

残置物の壊れた自転車や洗面台などは、わざわざ車に積んで、引っ越しする前の家まで2時間かけて運び、市の粗大ごみとして回収依頼をしておりました。もちろん有料です。

自治体によって、費用、処分できるもの・できないものに違いはあると思いますが、残置物の処分を業者へ依頼する前に、移転先の自治体サイトを確認なさることをオススメいたします。

残置物の回収業者選びの方法について

自治体に相談してみる

先にお話した内容と重なりますが、私たちが移り住む地域は、大型ごみ(粗大ごみ)は無料で回収してもらえますが、長さがあるソファーなどは有料で、自治体から紹介された業者に引き取ってもらうというシステムになっています。

一方で、引越しをする前の自治体は、ソファーなどの長いものも粗大ごみ(有料)として、家の前に置いておけば取りに来てもらうことができました。

各自治体によって対応は違いますが、一度 相談なさってみると、 道が開けるかもしれません。

お住いになる家の近くの業者を探してみる

自治体に頼らず、ご自身で残置物の回収業者を探す場合は、お住いになる地域の近くの業者を選ばれますと、費用を抑えることができるかもしれません。

家から遠方の業者は、移動時間やガソリン等のコストが高くなるからです。

私は、不動産屋に紹介してもらった便利屋さんに、処分してもらいたい物を見積ってもらった後、同じ市内の業者のホームページと比較をしてみました(便利屋さんと、ほぼ同額でした)。

この時はまだ、便利屋さんと 顔を合わせておりませんでしたが、電話対応が良かったこと、見積の送付が早かったこと、一応 信頼している不動産からの紹介であったこと、何かトラブルがあったら不動産屋へ相談できるという理由で 便利屋さんに決めました。

(最終の決定は、自分たちの勘に頼りました。このあたりが夫婦ともども場当たり主義なのです。)

ご近所さんに聞いてみるのも手

私たちは不動産屋が紹介してくれた便利屋に残置物の処分を託しましたが、ご近所さんに 業者を聞いてみるのも一つの方法かもしれません。

家を契約した直後は、当然ながら知り合いもおらず、不案内な場所に移り住む不安でいっぱいでした。

それでも ご近所の方々に、「引越しは、数か月後になりますが、よろしくお願いします」と、ミカンを配って挨拶をしました。

それから、4か月ほど 通いでDIYをしていくうちに、ご近所の方々と挨拶程度でしたが 話をするようになり、雰囲気も分かってきました。

私たちが移り住んだ家の近所の方々は 皆とても親切で、全く期待をしていなかった私は 棚からボタモチでした。

ゴミの収集日、出し方などを教えていただき、時には、私たちが不在にしている間に、粗大ごみを出してくださる方までいらっしゃいました。

もし、あなたが移り住むお家のそばで、相談できそうなご近所さんに巡り合えたら、聞いてみるだけでも参考になるかもしれません。

残置物の回収費用について(ご参考)

不動産屋から紹介された便利屋さんの見積は、以下のとおりでした。

商品名 単位 数量 単価 金額
枝葉幹 立米 5 8,000 40.000
搬出作業費 1 36、000 36,000
車両費 1 7,000 7,000
98,000円
シンク・ガス代処分 1 14,000 14,000
冷蔵庫処分 1 7,000 7,000
エアコン処分 1 3,000 3,000
搬出作業費 1 12,000 12,000
運搬費 1 7,000 7,000
43,000円

※ 消費税は別途

便利屋さんの見積は、他社と比較をした限り、妥当 むしろ格安な印象を受けましたが、草木の残渣(上記見積の草葉幹)には、目をむきました。

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東の庭の木の残渣です。車1台分くらいあります。

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こちらは、南の庭の残渣で、やはり2山高く積み上げられていました。

これらの残渣を合わせると、5立米という見積で、費用は98,000円(税抜き)です。

とても、支払いたくない金額でした。

そこで、木々の残渣処分は 自分たちで行うことにし、他の残置物の処分を便利屋さんにオーダーすることにしました。

その結果、処分費用は、43,000円(税抜き)になりました。

すべての見積を受け入れる(鵜呑みにする)必要はありません。

自分たちで片付けられるものはオーダーから除き、費用を抑えることに成功しました。

家電製品の処分について

ところで、粗大ごみ(大型ごみ)として、出すことが出来ない製品があります。

それは、①エアコン、②テレビ(ブラウン管・液晶・プラズマ)、③冷蔵庫・冷凍庫、④洗濯機、衣類乾燥機です。

これらの製品は、家電リサイクル法という資源を有効利用するための法律に定められており、ゴミとして処分することは出来ません。

また、これらの4製品は、「同じ品目の新しい製品に買い替える場合」と、「買い替えではなく処分するだけの場合」とで、取引の方法が異なります。

ちなみに、私たちが契約した家には、残置物のエアコン、冷蔵庫、洗濯機がありました。

エアコンと冷蔵庫は、便利屋さんに家電リサイクル法に則り 処分を依頼し、洗濯機に関しては、便利屋さんに試運転をしてもらった後、設置工事をしてもらい、現在使用しております。

残置物の費用相場について

地域・業者によって金額が異なりますので、目安になさってください。

商品名 単位 数量 単価 金額
枝葉幹 立米 5 8,000 40.000
搬出作業費 1 36、000 36,000
車両費 1 7,000 7,000
98,000円
シンク・ガス代処分 1 14,000 14,000
冷蔵庫処分 1 7,000 7,000
エアコン処分 1 3,000 3,000
搬出作業費 1 12,000 12,000
運搬費 1 7,000 7,000
43,000円

※2023年時点。消費税は別途。

ご参考:営業的な業者に注意したい

残置物の業者とは無関係な話になりますが、わが家を訪問してきた営業について、お伝えいたします。

引越しをしてからしばらくして、訪問客がありました。

インターフォーンごしに出てみると、私の家の屋根瓦が剥がれているのが見えたので、良かったら無料で見ますよと言われました。

一瞬、怪しいかな?と思い、夫を呼んで一緒に話を聞きました。

若い気さくなお兄さんで、親切な人もいるものだと思いましたが、話を聞いているうちに 明らかに怪しくなってきました。

・隣のアパートの屋根を修理している時に、うちの屋根瓦が剥がれているのが見えた。

・無料で点検、場合によっては修理もします。

ちなみに この日は、台風なみの暴風雨で、彼が隣のアパートの屋根修理をしているとは考えにくく、(工事をしている様子もなかったし)また、屋根職人である友人の旦那さんに、いろいろチェックしてもらったばかりだったのです。

屋根瓦が剥がれているとは、にわかに信じられません。

先方は、無料で屋根を確認することを強調し、自分の上司に私たちの家の屋根を点検してもよいかというような主旨の電話を、少し離れたところでかけていました。

彼が上司らしき人と電話をかけている1~2分で、夫とアイコンタクトをして「NO」を決めました。

夫は、はなからNGと思っていたようですが、私は、一瞬でもその気になってしまっていたのが、後から思うと恐ろしいです。

結局、丁重にお断りいたしました。

若い職人の姿をしていた彼は、すこし驚いた顔をしましたが、あっさり引き下がって車に乗って立ち去りました。

あとで、受け取った名刺の会社を検索してみると、私が言われたことと同じ内容の、【「屋根瓦が剥がれているのが見えたので、無料で点検します」と言われた。怪しい業者でしょうか】?と、Yahoo!知恵袋のような質問サイトに掲載されておりました。(その投稿者に対する明確な回答はなく、その後どうなったかまでは、書かれていませんでした)

訪問してきた彼は、もしかしたら本当に善意の方だったかもしれません。ですが、無料ただほど うまい話は決してない、と 思うのです。

ところで、このような方々は、日々 家の周りを巡回して空き家に人が入居したのをチェックしているのでしょうかね?不思議です。

その後、何事もなく過ごしております。

まとめ

わが家が行った、残置物を処分する業者選びの方法などについて、ご紹介いたしました。

費用の相場は、地域によって変動すると思いますので、ご参考までにとどめていただければ幸いです。

[参考サイト]経済産業省「家電4品目の正しい処分早わかり」

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家移りのこと
この記事を書いた人
カジトラ

関東在住の専業主婦です。
夫と二人暮らし。
2023年の春、海に近い地域に移住しました。

家族の介護、某シンクタンクで馬車馬のように働き詰めだった日々に区切りをつけ、現在は農学博士 木嶋利男氏が提案するコンパニオンプランツ栽培で野菜を育てています。

文明の利器を取り入れつつも、古き良きモノ・慣習を大事にしながら暮らしてゆくことを目指しています。

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