築50年になる古い家に引越しをして、初めての冬を迎えました。
扉の仕切りが少ないわが家は、エアコンだけでは 寒さをしのげそうにありません。
そこで、石油ストーブ(コロナ対流式石油ストーブSL-6623(W))を購入して使ってみたところ、想像以上の温かさで快適な日々を送っております。
今回は、コロナの対流式石油ストーブ「SL-6623(W)」の使い方、使用感などについてお伝えいたしますので、参考になさってください。
※ お取り扱いの詳細は、本体附属の取扱説明書に記載の危険項目・警告項目・注意項目を守ってお使いになってください。
「コロナ石油ストーブ」対流式 SL-6623(W)について
楽天市場にて購入「コロナ石油ストーブSL-6623(W)」
コロナの石油ストーブSL-6623(W)は、ホームプラザナフコ楽天市場店にて、を購入いたしました。
注文から1日~4日後の発送とのことでしたので、寒さで震えて届くのを待つことを覚悟しておりましたが、注文した翌々日に届きました。
早く対応していただき、とてもありがたかったです。
価格は 20,350円(送料無料)でしたが、10%オフのクーポン券が適用されましたので、2,035円引きの 18,315円(税込)で購入することができました。
コロナ石油ストーブSL-6623(W)の仕様
型式 | SL-6623 |
種類 | しん式・自然対流形 |
点火方式 | 電池点火 |
使用燃料 | 灯油(JIS 1号灯油) |
燃料消費量 | 6.59kW(0.640L/h) |
暖房出力 | 6.59kW |
油タンク容量 | 7.0L |
燃焼継続時間 | 約11時間 |
暖房のめやす | 木造28.0㎡(17畳)まで コンクリート38.0㎡(23畳)まで |
外形寸法 | 高さ59.8cm 幅46cm 奥行46cm (置台含む) |
質量 | 11.2kg |
しん | 普通筒しん 内径12cm 厚さ3.5cm |
安全装置 | 耐震自動消火装置 |
引用 コロナ自然通気形開放式石油ストーブ 取扱説明書
組立て簡単「コロナ石油ストーブSL-6623(W)」
組立ては、夫にお願いしました。
特段、難しくなかったそうです。
家庭用電源が要らない「コロナ石油ストーブSL-6623(W)」
コロナ石油ストーブSL-6623(W)は、家庭用電源が要りませんので、場所を選ぶことなく使用することが出来ます。
乾電池での着火式(単一乾電池 2個)で、本商品には付いておりません。
本体の下部に、単一電池2個 設置します。
灯油の注入方法
給油口のふたを取り外します。
市販の給油ポンプを使って、油量計を見ながら給油します。
給油時のポイント
💡 ウエースなどがありますと、拭き取りに便利です。
💡 軍手やゴム手袋をはめて給油すると手が汚れません。
コロナ石油ストーブSL-6623(W)準備確認と点火方法
ストーブを置く位置
コロナ石油ストーブSL-6623(W)の周囲は、50cm四方のスペースをとって使用します。
点火前の確認1「耐震自動消火装置のセット」
化粧板内の耐震セット金具を下に押し下げて、セットします。
これを行いませんと、点火することは出来ません。
点火前の確認2「燃焼筒のセット確認」
点火のとびらを開いて燃焼筒のつまみを持ち、左右に2~3回動かして、しん案内筒に正しくセットされているかを確認します。
これは、点火をする度に行います。
コロナ石油ストーブSL-6623(W)の点火方法
点火とびらを開いたまま、、、
ダイヤル(しん調整つまみ)を燃焼方向の右へ回します。
点火とびらを開いたまま、オレンジ色の点火レバーをゆっくり押し下げます。
すると、燃焼筒が傾いて点火します。
着火を確認後、点火レバーからゆっくり指をはなします。
もう一度、燃焼筒のつまみを持ち、左右に2~3回動かして、しん案内筒に正しくセットされているかを確認し、
点火とびらを閉めます。
点火完了です。
コロナ石油ストーブSL-6623(W)の火力調整
火力の調整は、ダイヤル(しん調整つまみ)を左右に回します。
コロナ石油ストーブSL-6623(W)の消化方法
消化は、ダイヤル(しん調整つまみ)を一番左まで回します。
感動!とっても温かい「コロナ石油ストーブ」対流式 SL-6623(W)
わが家の間取り
築50年に近い わが家は、昭和時代の典型的な日本家屋で、一部屋が6畳間です。
もともとは、各部屋 襖や扉で区切られていたと思うのですが、この家の前の所有者であった大工さんが改築して、ドアが何ヶ所か 取り外されていました。
こちらが、現在の家の様子です。
赤い×印は、扉が外されているところです(ダイニングの引き戸は、我々が外して処分しました)。
つまり、黄色い部分は、すべて仕切りがない、いびつな一つの空間になっているのです。
これでは、エアコンを使ってもなかなか部屋が温まらないということで、コロナの石油ストーブを調達した次第です。
感動!すぐに温まる「コロナ石油ストーブ」対流式 SL-6623(W)
私は何十年も賃貸住宅に暮らしておりましたので、石油ストーブを使うのは初めてで、どれくらい温かくなるものなのか、あまり想像ができませんでした。
しかし、点火するや否や、たちまち部屋が温まってきたのが分かり、30分もたたないうちに いびつなかたちのわが家はポカポカになりました。
ある日の測定
こちらが、本日の室内温度です(12月)。
コロナ石油ストーブSL-6623(W)の火力は やや強めで(Maxではない)、暑くなったので室温を確認してみました。
ダイニング
キッチン
玄関ホール
22℃にもなりますと、さすがに暑くなりましたので 火力を下げました。
ストーブの位置から一番遠い玄関ホールでも17℃もありました。
実際の様子です。
奧がダイニング、手前がキッチンです。
わが家のような いびつな空間でも、ストーブ1台で十分温まることが分かり、大変うれしく思っております。
顔のほてり対策と、大切な換気
昭和時代のすき間が多い家ではありますが、1~2時間に15分ほど、窓を開けて換気をしております。
また、キッチンに取り付けているファンを常に回して、空気を循環させています。
ファンを回していますと、顔だけが熱くなる「ほてり」が防げるように思います。
コロナ石油ストーブSL-6623(W)で気になった点
給油について
本製品は、給油タンクが本体に内蔵されていますので、灯油のポリタンクをストーブまで運んで給油しなければなりません。
その点 ファンヒーターは、給油タンクを取り外して、灯油が置いてあるところまで持ってゆくことが出来ますね。
私は石油ストーブを使うのが初めてですので、「こんなものか」と思っておりますが、重い灯油タンクの移動が面倒くさいと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
灯油のにおいについて
ストーブを消化した時に、灯油のにおいがします。
また、火力を弱めた時にも、におうことがあります。
昭和生まれの我々は、小学校の教室の暖房が巨大な石油ストーブの時代に育ちましたので、灯油のにおいは全く気にならず、むしろ懐かしさを覚えます。
このにおいが気になる方と、そうでない方がいらっしゃるかなと思います。
灯油の燃費について
ランニングコストをカウントしたところ、わが家の場合においてですが、1時間あたりの灯油の使用量は約0.43リットルです。
つまり、2時間で約1リットルの灯油を使用する計算になります。
この石油ストーブは ダイヤルを最大限にして使用すると、部屋がとても暑くなるため、わが家は 火力を弱めて使用しています。
ほかのストーブを使ってみたことがないので、なんとも言えないのですが、初めて石油ストーブを使ってみた感想としては、燃費は悪くはないけれど、良くもないのかな?という印象です。
軽くはなく、火の気に注意が必要
ストーブ本体の重さが11.2kgありますので、軽くはないなと思います。
また、物に引火しないように気を遣いますので、安全性を鑑みますと エアコンやオイルヒーターなどのほうが気楽かもしれません。
室内で楽しむ灯のある暮らし
石油ストーブは、安全性に関しては気を遣いますが、「炎」を眺められるのは 嬉しいものです。
ストーブのデザインもシンプルですので、古いわが家にも合います。
暖炉や薪ストーブの夢は叶いませんでしたが、わが家にこのストーブがきてから、冬の暮らしが楽しみになりました。
今日は、夫が作業部屋の大掃除をしておりますので キッチンに移動させて、過ごしました。
引越しから半年。
見慣れてきたキッチンが、新鮮に映りました。
庭で収穫したサツマイモで焼き芋にしてみました。
とっても甘く美味しかったです。
コロナ石油ストーブSL-6623(W)のお手入れ法(わが家の場合)
日常のお手入れ
わが家のお手入れ法は、毎朝ハタキでササっと埃を取り除いているだけです。
布できっちり拭きたいところですが、手が入らない部分が多いのです。
ちなみに、このハタキですが、使い勝手がよく とても重宝していますので、関連記事を参考になさってみてください。
油汚れに気を付けています
ストーブを置いている部屋(食堂)で、焼き肉などをした場合、油が飛び散ることがあります。
ストーブに付着した油汚れは なかなか落ちにくいので、水で濡らしたメラニンスポンジが活躍しています。
まとめ
「コロナ石油ストーブ」対流式 SL-6623(W)を、ご紹介いたしました。
感動的にすぐに温まり、部屋全体がぬくぬくしますので、購入して良かったと思っております。
[ご紹介した商品]
※ お取り扱いの詳細は、本体附属の取扱説明書に記載の危険項目・警告項目・注意項目を守ってお使いになってください。
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