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可愛い!「蕎麦猪口」の使い方。オールシーズンおしゃれな暮らし

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お蕎麦でおなじみの「蕎麦猪口」。雰囲気が出ますし、実際に蕎麦猪口で食べるとお蕎麦が美味しいですね。

でも、夏のお蕎麦や冷や麦シーズンにしか使わないのは、ちょっともったいないかもしれません。

きょうは、オールシーズン使える「蕎麦猪口の使い方」を、このページでご紹介いたします。

蕎麦猪口の模様は、それはもうたくさんの種類があるので、「魅力的な珍しい食器」と言えます。

コロンとした可愛い蕎麦猪口。口が大きいので使いやすい蕎麦猪口。いろいろな使い方で「おしゃれな蕎麦猪口生活」を始めてみませんか。

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「蕎麦猪口」の使い方は多様です

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蕎麦猪口は、お蕎麦を食べるだけに使う器としてだけでなく、日本酒や焼酎、ワインなどの飲み物を入れる器として使っても楽しめます。

蕎麦猪口を使ったアイデアをご紹介いたします。

飾る

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夏が終わったら、食器棚の奥に仕舞ってしまうのは、ちょっともったいないですね。

わが家は、オールシーズン蕎麦猪口を「水屋箪笥(みずやだんす)」に置いて飾っています。

お客様が見えたとき、「好きなの使ってね」と言って、選んでもらっています。

湯のみとして

sobachoko (17)お茶を入れて湯のみとしても使えます。

口が大きいので飲みやすいですよ。素敵な湯のみが欲しいなと思われている方は、蕎麦猪口をお探しになると、きっと素敵なものと出合えるかもしれません。

食器として

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フルーツ、サラダをちょこっと盛り付けするのに便利な蕎麦猪口。

大きさに多少バラつきがあっても、蕎麦猪口で揃えると、おしゃれに見えますね。

焼酎、日本酒の器に

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昔、三軒茶屋に住んでいたとき、焼鳥屋さんさんが蕎麦猪口でお酒を出していました。それ以来、日本酒や焼酎をいただく時は、わたしも蕎麦猪口派です。

デザートの器に

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プリンやムース、ゼリーの器として使うと、涼し気です。

花器としても

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切り花や、エアプランツを挿すだけで、しっとりとお部屋を彩る花器になります。

コーヒーやココアにも

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蕎麦猪口の魅力は、どんな器ともマッチするところです。

美術品であり、民芸品でもある「蕎麦猪口」

蕎麦猪口は今から300年前の江戸時代から作られはじめました。

原点(ルーツ)は、古伊万里と言われています。ツルンとした磁器に藍色の絵柄が描かれた古伊万里が、日本全国へ広まってゆきました。

当時の蕎麦猪口は、もちろん一つ一つが手作りです。昔は安価な蕎麦猪口も、現代では骨董品として立派な美術品になりました。

しかし、私個人の見解は、江戸時代から親しまれて使われていた蕎麦猪口を、使わないで大事に仕舞って置くことはせず、「民芸品(雑器)」として扱いたいと思っています。

わたしは「柳宗悦(やなぎそうえつ)」さんを師匠とあがめているのですが、著書「藍絵の猪口」で、

「いかに日本人が自然を友にしたかが分かる」

と記しています。先人たちが残した優れた民芸を、現代の私たちも大事に使って継承してゆきたいですね。

模様を楽しむ「蕎麦猪口」

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昨今、無印良品のシンプルな蕎麦猪口や、スタイリッシュなデザインの蕎麦猪口が市場に多く出ていますね。時代の変遷とともに、蕎麦猪口も変わってきています。

蕎麦猪口ほどバラエティーに富んでいる「楽しい器」は、他にはないのではないでしょうか。

冒頭でもお伝えいたしましたが、蕎麦猪口の模様は多岐にわたり様々です。植物、動物、風景、幾何学模様。

もし蕎麦猪口をお求めになりたい方は、先人が使っていた蕎麦猪口をオススメいたします。

大量生産でない「職人の手で描かれた藍色の蕎麦猪口」は、必ずやあなたを魅了してくれるはずです。

カジトラコレクションのご紹介

わが家で使っている愛用品を、ご紹介いたします。

下北沢の骨董屋にて

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2010年に下北沢の骨董屋さんで購入した蕎麦猪口です。お店の名前も覚えていないのですが、「目が合った」ので買いました。

一個あたり4千円ほどだったと思います。あまり値段も覚えていないのですが、OLが求められる金額でした。

模様については、現在、鋭意勉強中ですので、別の記事で蕎麦猪口の模様について、ご紹介できればと考えております。

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初めて使った日の写真です。

実家の土蔵から発見

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実家の土蔵を取り壊すことになった時に出てきた蕎麦猪口です。

いつから、だれが使っていたかも分からないものですが、私の相曽祖父母(ひいおじいちゃん・おばあちゃん)が使っていたものかもしれません。

父から譲り受けて、大切に使っています。

不思議な「見込み」

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「見込み」をご存知ですか?

器の内側の部分を「見込み」といいます。古い蕎麦猪口の見込みは、可愛い模様が描かれています。

絵柄は、草花、昆虫、動物、紋章など多岐にわたります。

わが家の絵柄は一体何なのか、いまだにナゾなのです。(夫は、白菜と言っています)

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左の絵柄は、たしかに白菜に見えなくもありませんね。右のは笹船か、亀でしょうか?

どなたかご存知でしたら、教えてください。

オススメの蕎麦猪口

個人的には、前の章でご紹介しました「見込みに、絵が描かれている蕎麦猪口」をオススメします。

当時の職人さんが手描きした絵柄を、数百年後の私たちが使うことは、とても素敵ではありませんか。

明治期 伊万里焼 染付蕎麦猪口5客

いかがでしたでしょうか。いろいろな蕎麦猪口の使い方をご紹介いたしました。

時には湯飲み、時には花器など、使い方は無限に広がりますね。

可愛い蕎麦猪口で、オールシーズンおしゃれに暮らしませんか?

これからもこのページで蕎麦猪口の使い方をご紹介してまいりますので、また遊びにいらしてください。

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暮らしのこと
この記事を書いた人
カジトラ

関東在住の専業主婦です。
夫と二人暮らし。
2023年の春、海に近い地域に移住しました。

家族の介護、某シンクタンクで馬車馬のように働き詰めだった日々に区切りをつけ、現在は農学博士 木嶋利男氏が提案するコンパニオンプランツ栽培で野菜を育てています。

文明の利器を取り入れつつも、古き良きモノ・慣習を大事にしながら暮らしてゆくことを目指しています。

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