丸くて可愛い「木のおたま」を、ご紹介いたします。
先日、10年前に京都の北野天満宮の蚤の市で購入した木のおたまを床に落として割ってしまい、同じようなかたちのおたまを探していたところ、老舗の山家漆器店「紀州ヤマガ」さんで見つけました。
今回は、丸くて可愛いキッチンツール「木のおたま」の使い勝手などについてご紹介いたしますので、参考になさってください。
丸くて可愛い「木のおたま」
こちらが 山家漆器店「紀州ヤマガ」さんにて購入した木のおたまです。
丸みを帯びた、やや深底のおたまを探していましたので、このフォルムは自分の好みにぴったりでした。
持ちやすくて便利です
柄の部分がゆるやかにカーブしていますので、持ちやすく便利です。
熱くならず、使いやすい!
母が使っていた50年以上前のアカオ社のアルミ製のおたまも使っておりますが、火をかけたお鍋の中にずっと入れておきますと、ミトンが必要になるほど熱くなってしまいます。
その点、木のおたまは熱くなりませんので便利です。
商品名 | 木製 鳥檀木 お玉 天然木 |
サイズ | 長さ 24.7cm 幅 7.6cm |
重さ | 59g |
材質 | 天然木(鳥檀木=だんぼく) |
塗装 | ウレタン塗り |
生産地 | 中国:福建省福州仙遊(世界最大漆器産地) |
参照:山家漆器店「紀州ヤマガ」
硬い檀木で作られたおたま
このおたまは、檀木(だんぼく)という江戸時代に中国から輸入した、主として東南アジア原産の堅硬質の木材で作られています。
檀木は 材が硬く、ち密で比重も大きく、光沢があり、そりも少ないところから、高級家具、床柱、装飾品などに珍重されています。
この木のおたまは ウレタン塗装をされていますがツルツルしておらず、「木」本来の手触りが残っていますので、すべり落とすこともありません。
参照:コトバンク「檀木について」
気になる!?生産地について
生産地が中国ですので(日本製ではないという観点から)抵抗がおありの方もいらっしゃるかもしれませんが、じつは中国福建省は実用品から装飾品まで多彩な工芸品を製造している世界最大の漆器産地なのです。
老舗の山家漆器店さんが厳選して販売しているということもありますが、この丸みを帯びた作りがとても気に入り、とてもラッキーなお買い物ができたと思っております。
木のおたまを使う際に気を付けたい点
木のおたまは硬くて丈夫ではありますが、これから長く使い続けるにあたり、気を付けたい点がありますのでご紹介いたします。
家電製品には使えません
電子レンジ、オーブン、食器洗浄機に使うことは出来ません。
たわし・磨き粉はNGです
傷が付きますので、たわしや磨き粉を使うことは出来ません。
お酢とレモンに気を付けて
酸性の強いお酢やレモン汁の中に入れますと、変色したりツヤがなくなることがありますので、アルミやステンレス製のおたまと使い分けると良いですね。
小さなお鍋にも使いやすい木のおたま
このおたまは、すくう部分の幅が7.6cmで、小さすぎず 大きすぎないサイズです。
わが家で使っている小さな鍋でも問題なく使えることができ、大変重宝しています。
ミルクパン
口径が小さめのミルクパンにもしっかり入り、鍋の中に入れっぱなしにしておいても安定しています。
野田琺瑯ホワイトシリーズ
野田琺瑯の一番小さいスクエアSの容器にもすっぽり入り、倒れることがありませんので、料理中はおたま置きにして最後に食材を入れています。
ご参考:山家漆器店「紀州ヤマガ」」さんのラインナップ
わが家はオーソドックスなかたちの木のおたまを購入いたしましたが、山家漆器店「紀州ヤマガ」さんでは、このほかにも「ブナの木」「うるし塗り」などのおたまを取り扱っています。
天然木 ブナの木
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漆塗りのストッパー付き
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まとめ
丸くて可愛い「木のおたま」を、ご紹介いたしました。
木製のキッチンツールは、台所がやさしく穏やかな雰囲気なります。
今回ご紹介しました木のおたまは、シンプルなかたちのものを探しておられる方におすすめしたいアイテムですので参考になさってくださいね。
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