鉄のフライパンが1つありますと、一生使うことができます。
重いという理由で敬遠されがちな鉄のフライパンは 確かに軽くはありませんが、それで使わなくなってしまうのはもったいないと思います。
わが家はアカオの鉄フライパンを購入して13年になりますが、以降ただの一度もフライパンを買い換えたことがありません。
と言うよりも、買い換えようと考えたことがありません。
鉄製品は焦げ付きやすくサビやすいイメージがありますが、さほど難しい取り扱いでないことが分かってきました。
むしろ、使い込むほど、こびり付きづらくなり 使いやすくなってきたのを実感しております。
今回は、わが家 愛用の「アカオの鉄フライパン」についてご紹介いたしますので、参考にしていただきましたら幸いです。
さほど重くない「アカオの鉄フライパン」
アカオの鉄のフライパンの特長は、「重すぎないのをモットー」に作られています。
我が家が使用しているフライパンは、内径24cmで、約1kg(935g)ですが、片手で持ちますと軽いとは思いませんが重いとも感じません。
そもそも鉄のフライパンは軽さ重視で作られていないアイテムだと思うのですが、アカオ社は ユーザーの願いを汲んで「重くないフライパン」を製造しています。
重さの比較対象がテフロン加工のフライパンとなりますと、「ちょっと重いね」と思いますが、調理に支障が出るほどではないかなと思います。
このページを訪問してくださった方は、テフロン加工ではなく、鉄のフライパンを検討されていると思いますので、重さについて言及しますと、
「50歳のオバサンでも片手で料理ができます」を、目安にしていただければと思います。
試しに1kgのお砂糖の袋などで重さを実感してみてくださいね。
片手で料理する必要がない「鉄のフライパン」
目からウロコのお話をしますと、「鉄のフライパンをガスコンロに置いて料理をすれば重くなりません。片手で持つから重いのです。」
と、鉄鍋伝道師の山口壮一さんや、料理研究家のコウケンテツさんがテレビ番組でおっしゃっていました。
「鉄のフライパンは、無理に片手で持たなくても良いのです」と説明されているを観て唖然としましたが、開眼もいたしました。
私たちはプロの料理人ではありませんので、片手でブンブン振り回さなくても良いのです。
また鉄のフライパンはテフロン製より熱の伝わりが遅いため、火の遠くで調理をしますと よく焼けななくなるのが大きな特徴です。
したがいまして ガスコンロに置いて料理をしたほうが 都合が良いのです。
わたしの夫は、「男は片手で料理だよ!」と言って振り回しておりますが、その必要はないのです。
鉄のフライパンを「十分に熱する」って、どれくらい?
「鉄のフライパンがこびり付く理由は、十分に熱していないから」ということを、耳にされたことはないでしょうか?
それでは一体どれくらいの火力で、何分間 熱すれば良いの?と、正解を知りたいところですが、情報番組も答えにバラつきがあるため、どれが正しいのか いまいちわかりませんね。
わが家は、鉄鍋伝道師 山口壮一さんがおすすめされている方法で行ってみましたところ、食材のこびり付きが格段に減りましたので、ご紹介いたします。
② 白いけむりがうっすら立ちはじめるのを待ちます(ここ大事!)
③ 油を入れます。
④ フライパンを水平にゆっくり回します。(傾けないで水平に!)
この4つのステップが「十分に熱する」ことになります。
たいていの方は、①~③までは行っておられると思いますが、鉄のフライパンを傾けて 油をクルクル回して料理をはじめてしまわれる事が多いのではないでしょうか。
山口さんがおっしゃるには、傾けて熱した状態は、鉄のフライパンに熱が十分伝わっていないのだそうです。
つまり、食材が焦げ付く原因になってしまうわけですね。
④の「フライパンを水平にゆっくり回す」まで行いますと食材がこびり付かなくなりましたので、おためしになってみてください。
料理が美味しい!「アカオ鉄フライパン」
鉄製品は、自然に鉄分を摂取できるのが嬉しいところですが、何はともあれ、油との相性が良く、料理が美味しくなります。
これこそ、鉄のフライパンの醍醐味と言えるのかなと思っております。
アカオの鉄フライパンは、強い火力・短時間で調理することが出来ますので、食材の美味しさが封じ込められます。
夫が料理担当の日は、「えっもうできたの!?」というパターンが多く、あっという間に焼き上げます。
フライパンは、油を多く使う?
鉄のフライパンは、油をたくさん使うイメージがありますね。
半分正解で、半分はずれです。
鉄のフライパンは、食材を入れる前に油を多めに使いますが、それは「被膜(ひまく)」をつくるためなのです。
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被膜を作れば、もうその油は要らない
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油を捨てる(油こしに戻したり、キッチンペーパーで吸い取る)
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料理スタート
中華鍋の料理は 油をたっぷり使っていますが、まさしくそれが被膜づくりです。
しかし、その油が そのまま料理に使われることはありません。
なぜならフライパン(中華鍋)に被膜ができますと油は要らなくなりますので、その油は捨てられるか、油の容器に戻されます。
したがいまして、鉄のフライパン料理が「油をたくさん摂取する」ことには つながらないことになります。
油を使うときに使い、要らないときは使わない。それが鉄のフライパンの特長です。
リーズナブルな価格が嬉しい!アカオ鉄フライパン
わが家がアカオの鉄フライパンを選んだ理由は、お財布にやさしいお値段だったからです。
東京のかっぱ橋道具街で、手に取ってすぐに決めました。
上の写真は13年前に買ってきたときのものです。
正確な金額を思い出せないのですが、24cmのサイズは1,700円前後だったと記憶しています。
2,000円もしない鉄のフライパンが 一生モノになるとは購入した当時は想像しておりませんでしたが、結果的に非常にコスパが高い買い物になりました。
使いやすいサイズ24cm
わが家で使っているアカオの鉄のフライパンは内径が24cmで、2~4人分の料理ができますが、大きすぎず小さすぎず、扱いやすいサイズです。
そのまま食卓へ運ぶ「アカオ鉄フライパン」
わが家はアツアツで頂きたい料理は、このまま食卓に置いています。
洗うお皿が1枚少なくなりますと、後片付けが楽ですね。
鉄のフライパンのメンテナンスって大変なの?
鉄のフライパンのメンテナンスはまったく大変ではありません。
お湯を入れてタワシでゴシゴシこするだけで終わりです。
水でも汚れは落ちますが、鉄のフライパンはお湯のほうが早く片付きます。
また洗剤もあまり使いません。よほどニオイが気になるニンニク料理などの場合に使う程度です。
何より、テフロンが剥がれてくる「あの恐怖」がないのが魅力です。
何年も使い込んでゆきますと 火にかけて乾かす必要もなくなり、ふきんで拭く程度でお手入れは終わりです。
購入時初期 | 使用半年以降 |
火にかけてフライパンを乾燥させ、食用油を薄く塗ります。 | 火にかけてフライパンを乾燥させ、食用油を薄く塗る。または、ふきんで水気を拭く。 |
何年も使い続けますと、お手入れ・メンテナンスというたいそうなことをしなくても問題なく使えるようになり、次第に手がかからなくなってゆきます。
IH対応もあります「アカオの鉄フライパン」
アカオ鉄フライパンは、IH対応もあります!
わが家 愛用の鉄のフライパンは、ガスコンロで火にかけても持ち手は熱くなりませんが、IH対応のフライパンも持ち手が熱くならないように製造されています。
まとめ:一生ものアカオの鉄フライパン
アカオ社の鉄のフライパンについてご紹介いたしました。
強火でステーキ肉をジュージュー焼けますし、側面がまるいカーブになっていますので酢豚やチャーハンのような中華料理もお手軽です。
リーズナブルで一生モノになるアカオの鉄のフライパンをおためしになってみてくださいね。
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