亀戸天神の境内にある料亭「若福」の厚焼玉子を買ってまいりました。
美味しいものを良く知っている友人が、若福さんの厚焼玉子を食べたくなると、横浜の自宅からはるばる足を運ぶと聞いていたので、どうしてもいただいてみたくなったのです。
本日は、老舗「若福」の厚焼玉子について、レポートいたします。
亀戸天神 和食・懐石料理「若福」について
「若福」の厚焼玉子は、東京都江東区 亀戸天神の境内にある料亭で販売しています。
亀戸天神は、JR錦糸町駅・JR亀戸駅から歩いて10分~15分ほどのところにあります。
亀戸天神といえば、学問の神様「菅原道真公」がまつられている神社で、鷽替え(うそかえ)神事や、梅の花、藤の花が有名です。
なお、こちらの厚焼玉子は、残念ながら デパ地下や、ネット販売は行っていないようです。
若福の「厚焼玉子」について
※ 料金は2020年時点のものです。
厚焼玉子は、料亭の入口の右側で「窓口販売」しています。
大きさは2種類ありまして、大が1,500円、小が750円の税込価格です。
賞味期限は購入した日を入れて3日間です。
今回は、「小」を注文しました。
すると店員さんが、その場で厚焼玉子「大」を半分に切ってくれました。
紫色の紙袋は、藤の花を連想しますね。
厚焼玉子をチェックしました
厚焼玉子の材料は「卵・かつお節・昆布・砂糖・塩・醤油」です。
たまごは 一流の料亭や、三ツ星パティシエ御用達の「奥久慈卵」を使用しています。
今回購入した「小」でも意外に重量があり、箱のまま測ってみたところ400gありました。
「小」サイズは、たまご7個分といったところでしょうか。
どうりで、ズッシリ重いわけですね。
それでは、箱を開いてみます。
黄金色でとても美味しそうです。
焼印が可愛らしいですね。
包丁を入れるとお出汁がジュワーと溢れ出てきました。
期待が膨らみます。
いよいよ実食です。
まずは何も付けずに、そのままパク。
口の中にお出汁がジュワワワっと広がり、思わず目をつむってしまいました・・・。
味付けはたいへん上品で、想像していたより甘くありません。
若福の厚焼玉子は、甘すぎずしょっぱ過ぎず。
ひとくち食べた瞬間、大サイズを買えば良かったと後悔したほどです。
大根おろしとも合います
そのままでも十分美味しいのですが、畑で収穫した大根をおろしを薬味にしていただいてみました。
うう。この食べ方も美味しいです。
厚焼玉子の美味しさが、より引き立ったようです。
若福の窓口は混雑する?
年中行事中は大行列
亀戸天神の年中の行事「初もうで」と「うそ替え神事」となりますと、それはもうすごい人で、神社に面している「蔵前橋通り」は大行列となり、警察官が誘導しています。
その光景は、墨田区の警察官が総動員して、交通整理をしているのではないかしら?と思うほどです。
したがいまして、参拝客が少ない時期、特に「正月三が日」と、「うそ替え神事」をはずして行かれることを、おすすめいたします。
亀戸天神の公式サイトはこちらです http://kameidotenjin.or.jp/events/
ご参考:厚焼き玉子とだし巻き玉子について
卵焼きについてですが、江戸のたまご焼きのことを「厚焼玉子」と呼び、関西風は「だし巻き玉子」と呼んでいるそうです。
江戸の厚焼玉子は、砂糖と醤油を入れたお出汁(かんろだし)を作り、その中に溶き卵を入れて、焼き上げています。
まとめ
亀戸天神の境内で販売している若福の美味しい厚焼玉子をご紹介いたしました。
若福はしっとりした雰囲気が漂う一流の老舗の料亭ですので、初めて厚焼玉子を買いに行ったときこそ、敷居が高いかしらと緊張しましたが、取り越し苦労に終わりました。
店員さんは親切ですので、これからも厚焼玉子をお目当てに買いに行こうと思っています。
(お参りも、ちゃんとしております)
あなたも江戸の味 若福の厚焼玉子を、お土産にいかがでしょうか。
住所 | 東京都江東区亀戸3-6-4 亀戸天神内 |
創業 | 1943年 |
アクセス | JR錦糸町駅 徒歩10分、JR亀戸駅 徒歩13分、東武亀戸線亀戸駅 徒歩8分 |
TEL | 03-3685-5888 |
販売時間 | 定休日 月曜日 火曜日~金曜日 10:00~17:00 日曜日 10:00~15:00 |
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