ブルーベリーの、「ジャム」と「コンフィチュール」2つの作り方レシピを、ご紹介いたします。
生のブルーベリーでも冷凍のどちらでもお使いいただけますので、おためしになってみてください。
ブルーベリージャムの作り方
材料
・ブルーベリー
・グラニュー糖
・レモン汁
ジャムの分量表(ご参考)
※ レモン汁を入れずにお作りいただくこともできます
ブルーベリー | グラニュー糖 | レモン汁 |
400g | 200g | 大さじ2 |
300g | 150g | 大さじ1と1/2 |
200g | 100g | 大さじ1 |
100g | 50g | 大さじ1/2 |
おもに使用する道具
・小鍋 1つ
・ざる 1つ(生のブルーベリーを洗って水を切ります)
・木のスプーン
・消毒した保存容器
下準備
・保存容器を煮沸やアルコール消毒して、しっかり乾燥させておきます。
ブルーベリージャムの作り方(調理時間約90分)
① 生のブルーベリーのヘタを取り除き、水洗いして、ざるに入れて水気を切ります。冷凍のブルーベリーは、凍った状態のまま鍋に入れます。
② 鍋にブルーベリーとグラニュー糖を入れて木のスプーンで混ぜます。
③ 1時間ほど置き、ジュース(果汁)が出るのを待ちます。
④ ③を中火にかけて一度沸騰させます。弱火で15分程度、トロミが少し付いてくるまでコトコト煮詰めます。火を止め、レモン汁を入れて軽くかき混ぜて出来上がりです。
⑤ 煮沸消毒した容器に移し、冷蔵庫・冷凍庫で保存します。
ブルーベリーコンフィチュールの作り方
用意する食材
・ブルーベリー
・グラニュー糖
・レモン汁
コンフィチュールの分量表(ご参考)
※ レモン汁を入れずにお作りいただくこともできます
ブルーベリー | グラニュー糖 | レモン汁 |
400g | 80g | 大さじ2 |
300g | 60g | 大さじ1と1/2 |
200g | 40g | 大さじ1 |
100g | 20g | 大さじ1/2 |
おもに使用する道具
・小鍋 1つ
・ざる 1つ(生のブルーベリーを洗って水を切ります)
・木のスプーン
・消毒した保存容器
下準備
・保存容器を煮沸やアルコール消毒して、しっかり乾燥させておきます。
コンフィチュールの作り方(調理時間約90分)
① 生のブルーベリーのヘタを取り除き、水洗いして、ざるに入れて水気を切ります。冷凍のブルーベリーは、凍ったまま鍋に入れます。
② 鍋にブルーベリーとグラニュー糖を入れて混ぜます。
③ 1時間ほど置いて、ジュース(果汁)が出るのを待ちます。
④ ③を中火にかけて一度沸騰させ、弱火で10分程度、コトコト煮ます。
ブルーベリーの実がとろける前にレモン汁を入れて軽くかき混ぜれば出来上がりです。
⑤ 煮沸消毒した容器に移し、冷蔵庫・冷凍庫で保存します。
ブルーベリジャム・コンフィチュールが美味しくなる3つのポイント
ジャム
わが家は、煮詰める時間を15分程度と短めに設定しております。
短時間で煮詰めることにより、ブルーベリーのうまみを逃さないようにします。
グラニュー糖は、果実の量に対して50%程度の量を使うと覚えておかれますと、ほかのジャムづくりに応用することが出来ます。
コンフィチュール
コンフィチュールは、一般的に果実の形状が残っており、ソースのようにさらりとしたものとされているようです。
グラニュー糖の量は、だいたい ブルーベリーの重さの20%程度の量で作るケースが多いようですが、特に決まりはありませんので お好みで調整してみてくださいね。
とろみが付き色鮮やかになる「レモン汁」
火を止める直前にレモン汁を加えますと とろみが付き、ベリーの色が鮮やかになります。
「ジャム」と「コンフィチュール」の違いについて
この章では「ジャムとコンフィチュール違い」について、ご紹介いたします。
※ コンフィチュールに関しては、個人の見解が含まれますので、ご了承いただきたくお願いいたします。
ジャム
日本農林規格(JAS)が「ジャムと定義」しているものは、砂糖を40%以上使い、ゼリー状に加熱したものです。
コンフィチュール
一方で、コンフィチュールの定義は明確ではないようです。一般的に、砂糖の量が果実の20%程度で、果実の形状が残っているものが多くみられます。
コンフィチュールは、フランス発祥の「保存食」のことを指し、フランス語で「コンフィット(confit)=砂糖や酢、油に漬けて」、保存性を上げる」という意味があります。
材料は果実だけでなく、オリーブなどの野菜を使用することもあります。
見解:2つの違いは糖度と形状
JASが規定している「ジャムの定義」は、他にも何項目かありますが、ジャムとコンフィチュールの違いは、おもに「糖度と形状が異なる」と考えることが出来ます。
まとめ
ブルーベリーのジャムとコンフィチュールの2つの作り方をご紹介いたしました。
お鍋でコトコト ジャムを作っておりますと、キッチンがとても爽やかな香りに包まれ、幸せな気持ちになります。
ブルーベリーの季節に、おためしになってみてください。
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