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害虫と雑草を防ぐ小松菜のコンパニオンプランツ|アブラムシ・ヨトウムシ・コナガを寄せ付けない栽培法です

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ビタミン類やミネラルたっぷりのコマツナは美味しい葉もの野菜ですね。

春から秋、秋から冬にかけて栽培できるコマツナは、ヨウトウムシやコナガなどの害虫に食害されやすいのが難点です。

今回は、農学博士の木嶋利男先生がご紹介されています 害虫と雑草を防ぐ小松菜のコンパニオンプランツで、害虫を寄せ付けない栽培方法をご紹介いたします。

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害虫と雑草を防ぐコマツナのコンパニオンプランツ

害虫と雑草を防ぐコマツナのコンパニオンプランツは「レタス」です。

コマツナもレタスも栽培期間がほとんど同じですので、収穫まで同じウネで育てることができます。

害虫と雑草を防ぐ「レタス」

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木嶋先生は、「コンパニオンプランツとしてレタスを植えると、コマツナの害虫がレタスを嫌い、近づかず、さらに雑草を防ぐことができます。」と、おっしゃっています。(参照:コンパニオンプランツで野菜作り 84頁)

コマツナの害虫被害が少なくなる理由

コマツナはアブラナ科、レタスはキク科と科が異なり、寄ってくる害虫の種類もそれぞれ違います。

害虫はすべての野菜に付くわけではなく、決まった野菜を選んで卵を産み付けます。

そして別種の害虫はお互いを嫌い 避け合う性質を持っていますので、異なる科の野菜を混植しておきますと、それぞれの害虫が寄り付かなくなり、結果的に野菜全体が害虫から守られるというしくみです。

コマツナとレタスの混植して生育が悪くならない?

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結論から述べますと、それぞれの野菜の生育は悪くなりませんのでご安心くださいね。

コマツナ(アブラナ科)、レタス(キク科)と科が異なる野菜は、生長に必要な肥料の成分が違いますので、肥料が競合して生育が阻害されることはないからです。

コマツナと相性のよいレタスの品種

レタスはキク科植物で、その独特の香りがコマツナに付く害虫を寄せ付けない効果を発揮しますが、木嶋先生が特におすすめされているレタスをご紹介いたします。

サニーレタス

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レタスの中でも特に赤い葉のサニーレタスが害虫忌避に効果的です。

コナガは赤い色を嫌いますので近寄ってくる頻度が少なくなります。

サンチュ

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レタスの仲間「サンチュ」は、防虫効果がより強くあらわれますのでおすすめです。

サンチュは耐暑性があるため、暑い時期の栽培にも適しています。

小松菜とレタスの栽培ポイント

交互に種まきします

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コマツナとレタスの種を30cmほど間隔を空けて、交互にすじまきします。

レタスの種は比較的 発芽しにくいため、土をかける際は種が薄く隠れる程度にするのがポイントです。

間引きは2~3回

小松菜とレタスは、生育に応じて2~3回間引きをします。

🌱 小松菜 最終的に約10cm間隔に間引きします。
🌱 レタス 最終的に約30cm間隔に間引きします。

収穫のポイント

小松菜、レタスともに 適当な大きさになったものから順番に収穫します。

レタスは丸ごと収穫しても構いませんが、必要な分だけ外の葉からかきとって収穫しますと、最後まで害虫被害を防ぐことができます。

小松菜とレタスのコンパニオンプランツ栽培の効果について

コンパニオンプランツ栽培は、強力な薬剤散布をして害虫を駆除する育て方ではありませんので、劇的な効果を期待できるものではありません。

木嶋先生は、コンパニオンプランツ栽培について、次のようにおっしゃっています。

害虫は農薬をかけるとスーッと退治できます。病気になったときも、薬剤を使えばてきめんに効果が現れます。

コンパニオンプランツ栽培は、それとはまったく別のものと考える必要があります。自然の流れの中で育てていくものです。時間もかかります。

その年は効果が出ないかもしれません。それでも、しばらく続けてみてください。そうすると、少しずつではありますが、その効果を実感することができるようになります。

引用「コンパニオンプランツで野菜作り 5頁」

コンパニオンプランツ栽培は、毎年同じように野菜をつくり続けてゆくことで、その効果が次第に高まってゆく栽培法ですね。

まだまだあります!小松菜のコンパニオンプランツ

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小松菜のコンパニオンプランツは、レタスのほかにもまだまだたくさんあります。

本ページ最後の関連記事「すごい効果!コマツナ(小松菜)のコンパニオンプランツで害虫を寄せ付けない!」を、ご参考になさってください。

まとめ

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農学博士の木嶋利男先生がご紹介されています 小松菜のコンパニオンプランツで、害虫と雑草を防ぐ栽培方法をご紹介いたしました。

アブラムシ・ヨトウムシ・コナガは「レタス」を嫌いますので、コマツナを単独で栽培するよりメリットがあります。

また、家庭菜園の限られた空間で 多品種の野菜を栽培できるのもうれしいですね。

少しずつ効果を発揮してゆくコンパニオンプランツ栽培で、小松菜を育ててみられてはいかがでしょうか。

[参考文献]

木嶋利男著 コンパニオンプランツで野菜づくり (ひと目でわかる図解)(主婦と生活社)

[関連記事]

すごい効果!コマツナ(小松菜)のコンパニオンプラツで害虫を寄せ付けない!

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キッチンガーデンのこと野菜づくり
この記事を書いた人
カジトラ

関東在住の専業主婦です。
夫と二人暮らし。
2023年の春、海に近い地域に移住しました。

家族の介護、某シンクタンクで馬車馬のように働き詰めだった日々に区切りをつけ、現在は農学博士 木嶋利男氏が提案するコンパニオンプランツ栽培で野菜を育てています。

文明の利器を取り入れつつも、古き良きモノ・慣習を大事にしながら暮らしてゆくことを目指しています。

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