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疑問が解決!トマトを1本仕立てにする理由・肥料は?株間何センチ?

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トマト栽培で、日ごろから疑問に思っていたことを調べてみましたので、ご紹介いたします。

今回は、「トマトを1本仕立てにして育てる理由」「元肥や追肥など、肥料に関する疑問」「苗の株間は何センチが良いか?」などをご案内いたします。

これらの疑問については、農学博士の木嶋利男先生の著書でわかりやすくご紹介されていましたので、ご参考にしていただきましたら幸いです。

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疑問が解決!「トマトを1本仕立てにする理由」

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私は初めてのトマト栽培を、アドバイザー付き貸し農園 シェア畑で「1本仕立て」で育てることを習いました。

その後、農園を借りてトマトを作り始めましたが、同じ畑の方々がいろいろな方法で栽培されているのを見て驚きました。

トマトの栽培は、1本仕立てのほかに2本で育てる方法など様々ありますが、農学博士の木嶋利男先生は 1本仕立てがおすすめで、その理由について次のようにおっしゃっています。

トマトは日当たりのよい環境がよく育ちます

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トマトを日本で育てる場合、原産地(アンデス地方)に比べますと光が足りません。

もともとトマトは地面をはって育つ植物ですが、家庭菜園で支柱で支えたトマトが上方へ向かって伸びてゆくのは光を求めているからです。

つまり、出来るだけ日当たりのよい環境で育てるために、支柱を立てて上に上に芽を伸ばして生長を促進させるには、1本仕立てが好都合なのです。

1本仕立てで育てるメリット

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トマトはわき芽を積み、1本仕立てで育てるのが一般的な方法のようです。

1本仕立てで育てますと、トマトどうしを密植しても葉に十分に光が当たるようになりますし、風の通りもよくなります。

すると空中の温度が下がりますので、乾燥を好むトマトにとってよい環境になります。

木嶋先生は、日本の夏は雨が多いためトマト向きとはいえませんが、味のよいトマトを収穫するコツは雨よけをするとよいでしょう。と、おっしゃています。

疑問が解決!「元肥や追肥など、肥料について」

トマトの肥料について調べますと、苗を植え付ける前にウネを深く掘って元肥を入れておく方法や、トマト栽培は肥料はあまり施さなくてもよいなど、様々な情報がありますね。

木嶋先生の著書を読んでみたところ、畑の土の状態で肥料の有無を判断するとよさそうです。

トマトは痩せた土地で育つ野菜

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トマトの原産地 アンデス地方は乾燥した痩せた土地ですので、トマト栽培は 水はけがよい養分が少ない砂質の土壌が最適です。

砂質の畑では、とくに土づくりに注意しなくてもトマトはよく育ちます。

砂質と粘土質の中間の壌土の畑では、植えつける前に粗くゴロゴロと粗くしておくだけで問題なく育つでしょう。どちらの場合も元肥は不要。平畝をつくって植えつけます。

粘土質の畑では、工夫が必要です。20cm程度の高畝にして水はけを改善します。畝をつくる場所に深さ約30cmの溝を掘り、乾いた落ち葉や枯れ草を踏み固めて埋めておくと、水はけの改善に役立ちます。もちろん元肥は不要です。

出典「野菜の性格 アイデア栽培」木嶋利男著 学研

土の状態で元肥を決めましょう

土の状態 砂質 砂質と粘土の中間 粘土質
土づくり 耕すだけ 粗くゴロゴロと耕す 深さ30cmの溝に乾いた落ち葉や枯れ草をふい固めて埋めておく
畝(ウネ) 平らなウネ 平らなウネ 高ウネ(20cm)
元肥 不要
(痩せた土の場合は、苗の植え付け3週間前に完熟たい肥とぼかし肥)
追肥 とくに行わない

疑問が解決!「株と株の間は何センチ?」

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木嶋先生の著書では、トマトの株間は60cmと紹介されていますので、わが家も60~70cmの株間で植え付けています。

しかしながら葉が旺盛に伸びて、隣の苗にバサバサと覆いかぶさってしまうため、もう少し間隔を空けたほうが良いのかな?と、悩んでいました。

驚くことに木嶋先生は、トマトの株間には決まりはありません。と、おっしゃっています。

1本仕立ては、密植させて短期間でたくさんの実を収穫する効率的な栽培方法ですが、トマトの株間に決まりはありません。

1m間隔でもいいし、極端な話、家庭菜園の真ん中にトマトを1本植え、放任栽培でで存分に根を張らせて、畑全体に枝を広げることも可能です。

出典「野菜の性格 アイデア栽培」木嶋利男著 学研

本来トマトは、地面を這って伸びてゆく野菜ですので、広い空間で枝を長くして育てたほうが収量が増えるのでしょう。

家庭菜園では広さに限界がありますが、できるだけ間隔を空けて栽培するとトマトにとってよい環境になるのですね。

まとめ

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今回は日頃の疑問「トマトを1本仕立てにする理由」「肥料について」「株間を何センチにして育てるか?」について、農学博士の木嶋利男先生の著書をもとにご紹介させていただきました。

トマトの苗に支柱を立てて育てる方法は、私たち人間が考えた効率的な栽培ですが、本来トマトは地面を張って伸びる野菜ですので、広ささえあれば這わせて育ててもよいわけですね。

トマトをはじめとする野菜の栽培は、何かしらの「正解」が欲しくなりますが、木嶋先生の著書を読み、もっとおおらかに、のびのびと野菜を育ててゆこうと思った次第です。

[参考文献]

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