7月に種まきが出来る野菜をご紹介いたします。
早生品種の枝豆や、玉ねぎなどを収穫した後の畑に、わが家(関東在住)が7月に種まきをしている野菜をご案内いたします。
栽培地域や、環境の条件で異なる場合があるかとは思いますので、ご参考までにお願いいたします。
まだ間に合います!7月に種まきできる家庭菜園の野菜
7月に種まきしている野菜をご紹介いたします。
7月に種まきできる野菜例 | コンパニオンプランツ |
・中生・晩生の枝豆 | ・ニンジン ・晩生のトウモロコシ |
・晩生のトウモロコシ | ・中生・晩生の枝豆 ・ニンジン |
・キュウリ | ・つるありインゲン |
・つるありインゲン | ・晩生のトウモロコシ ・キュウリ |
・パクチー | |
・空心菜(エンサイ) |
※ わが家は関東地域に住んでおります。ご参考までにお願いいたします。
中晩生の枝豆
※ フクユタカ
今年は4月と5月に枝豆の種をまき、さらに7月にも晩生品種の種をまきました。晩生の収穫は11月の予定です。
なお、7月は梅雨の時期になります。数年前、悪天候の中 種をまいたところ 徒長してしまったことがありましたが、今年は雨が降らず 暑い日が続いていますので、ほとんど徒長せずに生長しています。
晩生種のトウモロコシ
※ おおもの83
数年前から気に入って栽培している「おおもの」という品種を7月に種まきしています。
おおものは、3月頃から播種できる品種ですが、7月播種の抑制栽培も可能です。
ニンジン
枝豆とトウモロコシのコンパニオンプランツでもあるニンジンは、7月に種をまくことができます。
晴天続きで畝が乾燥している時は 水やりが大変ですので、雨が降る前後に種まいてみてくださいね。発芽しやすくなります。
キュウリ
4月頃から栽培していたキュウリの収穫が終わりに近づくこの時期、改めて種をまいて秋採りを目指しております。
7月まきのキュウリは、秋口に気温が下がってきますと たちまち枯れてしまいますが、貴重な秋のキュウリを楽しむことができます。
つるありインゲン
※つるありインゲンとキュウリ
当方の感想ですが、つるなしインゲンより つるありインゲンのほうが夏の暑さに強いように思います。
真夏に種をまいて育てた つるなしインゲンは、花が咲いても実が付かない年が連続してありましたので、7月は専らつるあり品種です。
なお、つるありインゲンはトウモロコシ・キュウリのコンパニオンプランツでもありますが、キュウリと混植する場合は土壌病原菌ネコブセンチュウが発生する場合があると言われています。
パクチー
殻のかたいパクチーは、なかなか発芽せず毎年ヤキモキしておりましたが、気温が高くなる6~7月に種をまきますと、ほぼ発芽することがわかりました。
今年はプランターに種をまいて育苗し、苗が大きくなったら畑に移植する予定ですが、種まき後、毎日 土が乾かないよう水やりをしていたところ、発芽が揃いました。
空心菜(エンサイ)
パクチーと同様、寒さが残る時期に種をまいても全く芽を出してくれなかった空心菜も、7月に種をまいたところ、きれいに発芽しました。
なお 空心菜は、バッタやキリギリスに食害されやすいので、近くにバンカープランツ(おとり作物)があると良いかもしれません。
バッタ・キリギリス対策「おすすめのおとり野菜」
枝豆、しそ
トマト、ニンジン、しそ
気温が高くなる7月頃から、畑にはバッタやキリギリスなど、野菜を食害する虫が増えてきます。
畑に草を生やしている場合でも、虫は草よりも野菜を狙って食害しているように感じます。
そこでわが家は、農学博士の木嶋利男先生が紹介されている、バンカープランツ(おとり作物)を畑のあちこちに生やしています。
今年のわが家のバンカープランツは「しそ」です。
こぼれ種で、畑のいたるところに生えている「しそ」は、野菜を食害する虫も好物なようですので、おためしになってみてください。
なお、バジルも同様の効果がありそうですので、わが家は 来年のバジルのこぼれ種に期待をしております。
まとめ
7月に種まきが出来る野菜をご紹介いたしました。
わが家は関東に住んでおります。
栽培される地域や、環境の条件で幾分異なる場合があるかもしれませんが、参考にしていただきましたら幸いです。
・カメムシの被害に遭う場合があります。