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キャベツを有機肥料で育てる方法|おすすめの元肥と追肥をご紹介いたします。

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農学博士の木嶋利男先生が紹介されている、キャベツ栽培におけるおすすめの有機肥料をご案内いたします。

土質別の畑づくり、栽培のポイントについてもご紹介いたしますので、参考になさってください。

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キャベツ栽培のスケジュール

一般地での栽培スケジュールです。

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キャベツの原産地は地中海沿岸地域で、生育に適した気温は12~23度前後の冷涼な気候を好みます。

キャベツ栽培で最も難しいと言われているのが「苗づくり」で、春は低温、夏は高温の中で管理をします。

農学博士の木嶋利男先生は、キャベツ栽培は苗づくりをクリアし、害虫対策をしっかり行いますと、ちゃんと育ちます、と述べられています。

キャベツを有機肥料で育てる方法

おすすめの元肥

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木嶋先生が紹介されている有機肥料は、牛ふんと油かすです。

割合につきましては、後述いたします。

土づくり

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土づくりは、キャベツの苗を植え付ける2週間前までに行います。

木嶋先生は、キャベツは初期の生育が大切なので、必ず元肥を施しましょうと述べられています。

元肥の目安


堆肥 完熟牛ふんたい肥 2kg/1㎡
肥料 油かす 200g/1㎡

耕し方

 ウネのサイズ(例) 幅45cm、高さ5cm
 耕し方 深さ18cmをやや粗く耕します。土に石が混ざっていても大丈夫。微生物がミネラルの供給源として利用します。

土質別の土づくり

砂質の土 肥料分が流れやすいので、ウネの間に完熟たい肥をまいてワラを敷いて保水力と保肥力がアップします。
粘土質の土 ウネの間にエンバクをまいたり、雑草を生やし、水分を過度にためないようにします。

苗の植え付け

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本葉が5~6枚頃の苗を株間30cmにて定植します。

木嶋先生がおすすめされている栽培のポイントは、株間を狭くして密植することです。

これを行うことにより、キャベツは互いに助け合いながら育ってゆきます。

追肥は油かすを3回

キャベツの外葉を充実させるために、合計3回の追肥を行います。

木嶋先生は、16枚の外葉が充実していれば、必ず結球しますと述べられています。

肥料 油かす 10g/1株(1回ごと)
1回目 苗を植え付けの2週間後
2~3回目 その後、3週間ごとに2回

収穫

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結球しはじめ、手で押さえてギュッと締まっていましたら収穫の適期です。

ご参考:キャベツのコンパニオンプランツ栽培

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アブラナ科のキャベツは、モンシロチョウやコナガの幼虫、アブラムシなどに食害されやすいですね。

木嶋先生は、キャベツのそばにキク科野菜などを植えて、害虫を寄せ付けなくするコンパニオンプランツ栽培もおすすめされています。

この栽培は、農薬等を使わないため、完全に害虫を防除することは難しいですが、野菜の特性を活かす方法ですので、参考になさってください。

※キャベツのコンパニオンプランツ栽培は、本ページ最後の[関連記事]にてご紹介しております。

まとめ

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農学博士の木嶋利男先生が紹介されている、キャベツ栽培のポイントについてご案内いたしました。

なお、キャベツの害虫対策につきましては、コンパニオンプランツ栽培が効果的ですので、関連記事を参考になさってくださいね。

[関連記事]

キャベツのコンパニオンプランツは?キク科の野菜が害虫忌避に効果的!

[参考文献]

木嶋利男著「学研ムック 有機・無農薬 野菜別 土づくりと栽培テクニック

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キッチンガーデンのこと野菜づくり
この記事を書いた人
カジトラ

関東在住の専業主婦です。
夫と二人暮らし。
2023年の春、海に近い地域に移住しました。

家族の介護、某シンクタンクで馬車馬のように働き詰めだった日々に区切りをつけ、現在は農学博士 木嶋利男氏が提案するコンパニオンプランツ栽培で野菜を育てています。

文明の利器を取り入れつつも、古き良きモノ・慣習を大事にしながら暮らしてゆくことを目指しています。

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