農学博士の木嶋利男先生が紹介されている、ジャガイモの後作におすすめの野菜「里芋」の栽培ポイントについて、ご案内いたします。
今回ご紹介する栽培は、ジャガイモの土寄せのタイミングに、条間や通路に里芋の種イモを植え付けます。
途切れることなく後作へ移行させる効率よいリレー栽培ですので、参考になさってください。
ジャガイモの後作におすすめの野菜「里芋」栽培のポイント
畑を休ませず効率よく利用できるリレー栽培
農学博士の木嶋利男先生が紹介されている、ジャガイモを収穫した後に里芋を育てる方法は、畑を休ませずに効率よく利用できる栽培です。
ジャガイモの後作「里芋」の栽培方法
ジャガイモの2回目の土寄せに里芋を植えます
ジャガイモは、基本的に2回土寄せを行います。
1回目の土寄せは、芽が伸びて草丈が20cm程度になった頃です。
そして 約2週間後に 2回目の土寄せを行いますが、このタイミングで 条間や通路が低くなった場所に、里芋を植え付けます。
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木嶋先生によりますと、土寄せで掘った場所は位置が低くなりますので、土の中の水分が保たれ、気温が上がり、発根しやすい状態になっています。
そのため、里芋の芽が出やすくなるのだそうです。
栽培のコツ「ジャガイモの収穫時に、さらに土寄せを」
※ わが家はジャガイモの収穫時、里芋の株元に土寄せをしております。
ジャガイモを収穫する頃には、里芋の茎が伸び出していると思います。
そこで、収穫で崩したジャガイモの畝の土を里芋に土寄せします。
まとめ
※ジャガイモを収穫して引き続き里芋を育てます。畝がすっきりしました(2024年撮影)
農学博士の木嶋利男先生が紹介されている、ジャガイモの後作におすすめの野菜「里芋」の栽培ポイントについて、ご案内いたしました。
途切れることなく後作へ移行させる効率よいリレー栽培ですので、参考になさってください。
[参考文献]
木嶋利男著「決定版 コンパニオンプランツの野菜づくり (育ちがよくなる! 病害虫に強くなる! 植え合わせワザ88) 」
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