スポンサーリンク

ほうれん草の栽培ポイント|コンパニオンプランツで害虫と病気を予防して生育促進!

spinach4

ほうれん草のコンパニオンプランツをご紹介いたします。

家庭菜園はスペースが限られていますので、出来るだけたくさんの野菜を栽培したいですね。

今回ご紹介します ほうれん草の栽培は、1つのウネで空間を有効に利用しながら もう1品収穫できる方法です。

この栽培は、農学博士の木嶋利男先生がご紹介されている方法で、ほうれん草を単独で育てるより 病気・害虫の予防、生育促進の効果があると言われていますので、ご参考になさってください。

スポンサーリンク

ほうれん草のコンパニオンプランツ

ほうれん草のコンパニオンプランツをご紹介いたします。

作物 病気
予防
害虫
忌避
生育
促進
空間
利用
葉ネギ・ワケギ・アサツキ
ゴボウ
アブラナ科野菜

ほうれん草のコンパニオンプランツ「葉ネギ」

chives

ほうれん草がおもに発症する病気は、萎凋病(いちょうびょう)です。

病原菌は根から侵入し、ほうれん草の茎まで上がっていき、体内で繁殖するためツルや葉がしおれて、重症化すると枯れてしまうやっかいな土壌病害です。

そこで「葉ネギ」をコンパニオンプランツに使って、ほうれん草から病気を守ります。

葉ネギが萎凋病菌を退治!

農学博士の木嶋利男先生によりますと、葉ネギは根に付く微生物が抗生物質を分泌して、ほうれん草の萎凋病を引き起こすフザリウム菌を退治してくれる効果があるのだそうです。

葉ネギがほうれん草を美味しくします!

ほうれん草を食べると、えぐみや苦みがあるものがありますね。これは、硝酸態窒素を吸収しすぎたためです。

葉ネギをコンパニオンプランツにしますと、過剰な養分(シュウ酸)を吸収してくれるため、えぐみが少ない上品で美味しい味わいになります。

互いが邪魔にならずによく育ちます!

ほうれん草は晩秋になると横に広がって生長します。一方で葉ネギは、縦に伸びますので互いが邪魔にならずによく育ちます。

ワケギやアサツキでも同じ効果!

葉ネギの代わりにワケギやアサツキを混植しても、同じ効果が期待できます。

長ネギはほうれん草と一緒に植えますと 土寄せがしづらくなりますので、細身のネギ属が栽培しやすいでしょう。

ほうれん草と葉ネギの栽培ポイント

品種選び

ほうれん草
春まきする場合、トウが立ちにくい品種を選びましょう。

葉ネギ
九条ネギなどが一般的です。種から育てる場合は30日以上育てたものを利用します。葉ネギの種まきに適した時期は、3月と9月頃です。

土づくり(ウネの例:幅90cm、高さ10cm)

ほうれん草の種まき、葉ネギの植え付けの3週間前に、完熟たい肥とぼかし肥(または牛ふんと鶏ふん)を施して耕し、ウネを立てます。

種まき、植え付け

ほうれん草
種まきは、真夏をのぞいて春から秋まで行うことが出来ます。種は条間15cmでまきます。

コーティングされた種子でない場合は、前日の夜に水に漬けてからまきますと、発芽率が高くなります。

葉ネギ
ほうれん草の種まきと同じタイミングで苗を植え付けます。

細い葉ネギは、3本ずつ植えるとよく生長します。

間引き、追肥

ほうれん草の間引き
・本葉1枚で株間3~4cm、
・草丈5~6cmで株間6~8cmに間引きます。

追肥
2回目の間引きの時に、ほうれん草と葉ネギの条間にぼかし肥(鶏ふんなど)を施します。

収穫

ほうれん草
草丈が25cmくらいになりましたら収穫します。

葉ネギ
株元を3cmほど残して収穫しますと、また葉が伸びてきます。

ほうれん草は、土壌がpH6以下の酸性になると生長しづらくなります。必要であれば、苦土石灰や貝石灰などを施して、酸度を調整して中性(pH7)に近づけると良く育ちます。なお、葉ネギもほうれん草と同じ環境でよく生長します。

ほうれん草のコンパニオンプランツ「ゴボウ」

gobo (2)

ほうれん草のコンパニオンプランツに「ゴボウ」も有効です。

ゴボウはご存知のように、地中深くに根を伸ばして生長します。ほうれん草も根深タイプに入りますので、混植するとどちらも生長が促進する効果が期待できます。

ほうれん草とゴボウの栽培ポイントについては、別の記事でご案内しております。

[詳細はこちら] 美味しく栽培!ごぼうのコンパニオンプランツに適した野菜をご紹介します

ほうれん草のコンパニオンプランツ「アブラナ科・キク科の野菜」

komatsuna

害虫忌避が期待できるミックス栽培

1つのウネに、ほうれん草や、アブラナ科野菜、キク科野菜を混植しますと、害虫忌避の効果がアップすると言われています。

その理由は、アカザ亜科(ほうれん草)、アブラナ科(コマツナなど)、キク科(リーフレタスなど)は、それぞれに寄ってくる害虫が異なるためです。

たとえばアブラムシと言っても、それぞれの科に付くアブラムシは別種です。

異なる害虫同士(仲間でない害虫)は、互いを嫌い合い、別種に近づかない性質があるそうです。

そのため、異なる科の野菜を混植しておきますと、それぞれの害虫は別種を避ける=野菜全体に寄り付かなくなるという作戦です。

コンパニオンプランツの特性を最大限に活用した栽培例を別の記事でご紹介しておりますで、ご参考になさってくださいね。

[詳細はこちら] 病害虫に効果的!葉物野菜のコンパニオンプラツは葉物野菜で!

まとめ

mix-leafy vegetables(3)

ほうれん草をコンパニオンプランツと混植しますと、単独で育てるよりメリットがたくさんあることをご紹介いたしました。

・葉ネギは、萎凋病などの病気を防いでくれます
・根が深く伸びるのゴボウで、ほうれん草も良く育ちます。
・アブラナ科野菜、キク科野菜のミックス栽培で害虫忌避、病気予防、生育促進が期待できます。

家庭菜園はスペースが限られていますので、出来るだけたくさんの野菜を栽培したいですね。

農学博士の木嶋利男先生がご紹介されている栽培方法で、ほうれん草を美味しく楽しく栽培してみられてはいかがでしょうか。

[参考文献] 木嶋利男著

コメント