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病害虫が少なくなる!小カブと春菊のコンパニオンプランツ栽培のポイント

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農学博士の木嶋利男先生が紹介されている、小カブと春菊のコンパニオンプランツ栽培のポイントについて、ご案内いたします。

小カブと春菊は相性が良く、互いに害虫被害が少なくなると言われています。

わが家は春と秋に、小カブと春菊を一緒に栽培しておりますが、小カブの害虫被害が少ないように感じます。

間引き菜も美味しく頂きながら、楽しく栽培することが出来ますので、おためしになってみてくださいね。

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病害虫が少なくなる!小カブと春菊のコンパニオンプランツ栽培のポイント

害虫被害を少なくするコンパニオンプランツ栽培

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アブラナ科の小カブと キク科の春菊は、寄ってくる害虫が異なります。

小カブにはモンシロチョウやコナガなどが飛来して葉に産卵し、幼虫が食害します。

一方で、春菊はアブラムシやハモグリバエなどが付きやすいと言われています。

木嶋先生によりますと、別種の害虫は互いを避ける性質がありますので、どちらの野菜にも害虫が寄り付かなくなることが期待できます。

また春菊は、アレロケミカルという動植物を寄せ付けない物質を放出していますので、害虫が寄り付かなくなる効果があると言われています。

種まきの時期

地域によって前後しますが、春まきでビニールトンネルを使う場合、立春過ぎから種をまくことができます。

ビニールトンネルを使わない場合、一般地では桜の開花頃が目安と言われています。

なお、秋まきの場合は、盛夏を過ぎた9月下旬あたりから、種をまくことが出来ます。

種の選び方

木嶋先生は、春菊の種はトウ立ちの遅い品種をおすすめされています。

種のまき方

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種まきは、同時に行います。

まず、小カブから先行して採れ始め、収穫が終わった小カブの空いたスペーズに春菊の枝が広がるように栽培します。

小カブも春菊も、間引き菜は美味しいので、わが家は種を厚め(多め)にまいて楽しんでおります。

なお、秋まきの場合は、先に春菊の種をまいて、ある程度大きく育った後、小カブの種をまきますと、小カブの害虫忌避の効果が高まります。

小カブ 1cm間隔で種を厚めにまき、葉が混んできたら触れ合う程度の間隔で間引きます。2~3回間引いて最終株間は10cmが目安です。
春菊 1か所に4~5粒 点まきにし、適当なタイミングで間引きます。

春菊の間引きと収穫のポイント

間引き

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小カブは、葉が混んできましたら触れ合う程度の間隔で間引き、2~3回繰り返して、最終株間を10cmにします。

春菊は密植を好む野菜ですので、急いで間引きをする必要はなく、適当なタイミングで地際で切り、最終的に1か所1株立ちにします。

春菊の収穫

立性型の春菊は、下の葉を4~5枚残す「摘心てきしん収穫」を行います。

その後、出てくる脇芽を伸ばしてゆきますと、次々と収穫することが出来ます。

株張り型の春菊の場合は、収穫のサイズになったら株ごと刈り採って収穫します。

立性型の春菊は、長期間収穫することが出来ますので、収穫が始まったら2週間ごとにボカシ肥を株元に追肥します。

まとめ

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農学博士の木嶋利男先生が紹介されている、小カブと春菊のコンパニオンプランツ栽培のポイントについて、ご案内いたしました。

わが家は、小カブと春菊を毎回一緒に育てておりますが、害虫被害が少ないように感じております。

どちらもお手軽に栽培することが出来ますので、おためしになってみてくださいね。

[参考文献]

木嶋利男著「野菜の性格 アイデア栽培」

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キッチンガーデンのこと野菜づくり
この記事を書いた人
カジトラ

関東在住の専業主婦です。
夫と二人暮らし。
2023年の春、海に近い地域に移住しました。

家族の介護、某シンクタンクで馬車馬のように働き詰めだった日々に区切りをつけ、現在は農学博士 木嶋利男氏が提案するコンパニオンプランツ栽培で野菜を育てています。

文明の利器を取り入れつつも、古き良きモノ・慣習を大事にしながら暮らしてゆくことを目指しています。

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