お家で簡単に作ることができる「黒蜜」の作り方をご紹介いたします。
このレシピは、手づくり調味料研究家であるオザワエイコさんの本「だからつくる調味料」に掲載されていましたが、びっくりするほど簡単です。
お家で寒天をたくさん作って、黒蜜をたっぷりかけて「いっぱい食べたい!」という方にオススメです(わたしのように。笑)
分量も覚えやすいので、気軽に作ることができる「飛び切りのレシピ」ですので、おためしください。
オザワエイコさんレシピ「黒蜜」の作り方
材料 できあがり約50ml分
・きび糖 30グラム
・水 100ml
黒糖と水は「同じ量」と覚えておくと、楽ちんです。また、きび糖がなくても十分に美味しく作ることができます。
つくり方
1.鍋にすべての材料を合わせ、中火にかけて溶かす。ふつふつするくらいの火加減で、焦げないように混ぜ、アクを取りながら煮詰める。とろりとしてきたら火を止める。
2.ビンなどに移して冷蔵保存。
オザワエイコ著「だからつくる調味料」118頁より引用
1.鍋にすべての材料を合わせ、中火にかけて溶かします。
ふつふつするくらいの火加減で、焦げないように混ぜ、アクを取りながら煮詰めます。
とろりとしてきたら火を止めます。ブクブクと泡立ってきた頃合いです。
2.ビン、琺瑯容器などに移して冷蔵保存します。
黒蜜づくりのポイント
固まっている黒糖でもOK
オザワエイコさんのレシピ本は、粉状の黒糖となっていましたが、かたまりでも大丈夫。溶けるのに少しだけ時間がかかるだけです。
冷めるとトロミがつきます
黒糖を煮詰めてゆくと量が減ってきてブクブクと泡が立ってきます。この状態になればトロミが付いてきた合図です。
すこしゆるいかな?と思われるかもしれませんが、冷めて水分が飛ぶと、トロミが付いています。
琺瑯で作るのも手です
黒蜜は、時間が経過すると水分が蒸発して固くなってきます。びんなどに保存した黒蜜が、かたくなって取り出しづらくなるのを避けたい方は、直火OKの琺瑯で調理するか、保存容器を琺瑯にすると良いでしょう。
かたまってしまった黒蜜に水を少し入れて、琺瑯ごと火にかけてゆるくすることができます。
琺瑯容器について、詳しく書きましたのでご参考になさってください。
きび糖ってなに?
きび糖は、精製途中の砂糖液を、そのまま煮詰めて作ったものです。サトウキビの風味とミネラルが活きているので、白砂糖やグラニュー糖にはない独特のコクと美味しさがあります。
きび糖を入れなくても十分に美味しく作ることができますが、味にちょっとこだわってみたい方は、きび糖を入れてみましょう。
まとめ
オザワエイコさんのレシピで「黒蜜」の作り方をご紹介いたしました。
市販の黒蜜はお手軽に手に入れることはできますが、ちょっとした手間で、お家でも美味しい黒蜜を作ることが出来ます。
オザワエイコさんの本、「だからつくる調味料」があると、お家で美味しい調味料をいろいろ作ることができますので、ご参考になさってくださいね。