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ナスの挿し木のやり方|新鮮なナスをずっと食べられる魅力の栽培法

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ナスの切り落とした茎を挿し木にして栽培する方法をご紹介いたします。

この栽培は、自然農法家 高内実(たかうちみのる)さんが紹介されているもので、更新剪定の際にカットした枝を挿し木にして育てる方法です。

うまくいきますと、霜が降りる頃まで新鮮なナスをずっといただくことができるかもしれませんので、参考になさってください。

※ 自然農法家 高内実さんは、更新剪定の際に切り落とした茎を使って紹介されています。

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ナスの挿し木のやり方|新鮮なナスをずっと食べられる魅力の栽培法

ナスの挿し木のやり方(手順)

1.脇芽(または、更新剪定をした枝)の下に生えている葉をハサミで切り落とします。

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小さな脇芽もかき取ります。

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2.大きな葉っぱを残し、茎の真ん中付近を斜めに切ります。

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3.上に付いているすべての葉っぱを、ハサミで半分に切ります。

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4.水の中に挿します。

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5.晴天の日を避け、翌日以降、雨が降る日を狙って挿し木します。

このとき、水やりは行いません。

6.活着のサイン

挿し木に、新芽が出てきましたら、活着したというサインになります。

活着の成功率を上げる方法

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ポリポットなどで育苗してから畑に植え付けますと、活着の成功率が高くなるそうです。

挿し木を育苗している間は、根腐れに気を付け、適度に水やりをします。

新芽が1つ出ましたら活着したサインですので、畑に植え付けます。

栽培のポイント

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茎は斜めにカットします。断面を広くすることで、水を吸い込みやすくします。

なお、生け花で習った方法ですが、茎を水に浸けた状態で、斜めに切りますと、より、水を吸い上げやすくなるかと思います。

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葉っぱを半分に切る理由

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葉っぱを半分に切る理由は、水の吸い上げ・発散のバランスを1対1にするためです。

ナスは茎から水を吸い上げ、葉っぱから水を発散させます。

この時、葉っぱが小さければ小さいほど、水の発散が少なくなります。

なお、葉っぱをすべて取り除いてしまいますと、光合成ができなくなりますので葉は必ず残します。

ナスの挿し木を水に浸ける時間について

ナスは、発根のスイッチが入ると、どんどん根を出す性質なのだそうです。

水に浸ける日数は、ナスの種類によって変わりますので、下記を目安にしてみてください。

🍆 水ナスなど 1週間ほどしっかり水に浸けます
🍆 千両ナス、小茄子など たくさん果実が生るものは2~3日ほど

挿し木ができるタイミング

ナスは水分を好む野菜ですので、植え付けの翌日以降、雨降りが続く日を狙います。

カンカン照りの晴天の日は、挿し木が枯れる場合があります。

来年の苗にできる場合も

この方法を霜が降りるまで繰り返し行い、最後の茎を室内で育てますと、うまくいけば来年用の苗として利用することもできるのだそうです。

2022年_ナスの脇芽の挿し木栽培

2022年6月

2022年6月5日

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今年初めて、ナスの挿し木栽培に挑戦しております。

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水に浸けて3日目です。

しおれてしまった脇芽もあります。

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いささか元気がないように見えますが、ポリポットで育ててみます。

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ポリポットの中に土を入れ、水で湿らせました。

根が出ていませんので、しおれますね。

これで、発根してくれると嬉しいのですが・・・。

2022年6月11日

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ポリポットに挿し木をして、6日経ちました。

今回は、発根失敗のようです。

挿し芽は一度もピーンとすることなく終わりました。

脇芽より、剪定した枝のほうが、挿し木にしやすいのでしょうかね?どうでしょうか。

また、次に脇芽や剪定をした時に挑戦したいと思います。

2022年8月

2022年8月22日

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8月1日に更新剪定をした茎を、ずっと水に浸けています。

畑の日陰に置いているのですが、萎れることなく生きています。

日々の農作業に明け暮れ、ほぼ放置しているのですが、このままもう少し置いておきます。

2022年8月27日

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バケツに水を張って置いておいたナスの枝から、根が出ていました。

タワシのような根でいささか不気味です。

これを鉢などに挿して、室内で越冬できればいいなと思っております。

2022年9月

2022年9月7日

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水を張ったバケツに入れておいたナスの茎が腐ってしまいました。

あれだけの猛暑の8月に傷まなかったというのに、とても不思議です。

越冬させる実験を行ってみたかったのですが、今年は出来なくなりました。。。

このページにご訪問くださった皆様、申し訳ございません。

来年は、管理をしっかししたいと思います。

まとめ

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自然農法家 高内実(たかうちみのる)さんが紹介されている、ナスの脇芽や、切り落とした茎を挿し木にして栽培する方法をご紹介いたしました。

この栽培は、うまくいきますと、霜が降りる時期まで新鮮なナスをずっといただくことができる方法です。

2022年、わが家は茎を腐らせてしまいましたので、行えなくなってしまいましたが、また挑戦しようと思っております。

[高内実さんのYouTube]

約10分の動画です。前半は更新剪定の方法、4:37から脇芽の挿し木方法を紹介されています。

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キッチンガーデンのこと野菜づくり
この記事を書いた人
カジトラ

関東在住の専業主婦です。
夫と二人暮らし。
2023年の春、海に近い地域に移住しました。

家族の介護、某シンクタンクで馬車馬のように働き詰めだった日々に区切りをつけ、現在は農学博士 木嶋利男氏が提案するコンパニオンプランツ栽培で野菜を育てています。

文明の利器を取り入れつつも、古き良きモノ・慣習を大事にしながら暮らしてゆくことを目指しています。

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