よく切れて使いやすい、「DCMの鍛造剪定ばさみ」をご紹介いたします。
わが家は家庭菜園で野菜の残渣(ざんさ=茎・葉・根)を細かくカットして土づくりに再利用していますが、「DCMの剪定ばさみ」は、木の枝のように固い茎を切るときに大変便利で活躍しています。
普通の園芸用のハサミでカットするより作業効率が格段に違いますので、おすすめしたいアイテムです。
園芸用 剪定ばさみ「DCMの剪定鋏鍛造」
信頼のおけるDCMブランド
ケーヨーデーツーなど、多くのホームセンターをとりまとめているDCMホールディングスが販売している園芸用の「鍛造剪定鋏」です。
鍛造(たんぞう)とは金属を加工する方法の一種で、金属をハンマーなどで叩いて圧力を加える手法で、古くから刃物、武具、金物などの製造技法として用いられているものです。(参考:ウィキペディア)
昔から変わらないフォルム
上の写真左が先日購入したDCMブランドの鍛造剪定鋏です。
右の写真は 私の祖父、そして父が使っていた剪定ハサミで、50年以上前のものです。
この二つを御覧になっておわかりかと思いますが、かたちがほとんど変わっておりません。
先人の農家さんもずっとこのタイプを使ってきて、今でも継承されているということは、昔からこの形状の剪定ばさみは使いやすかったことが分かりますね。
良く切れて使いやすい!DCMの鍛造剪定ばさみ
家庭菜園で野菜の残渣を処理するときに、普通の園芸バサミではどうにも茎を切断することが出来ず困っていました。
祖父と父の剪定ばさみも刃が噛み合わなくなってきたので、そろそろ買い替え時と思い、実に50年以上ぶりにわが家にお目見えしたDCMの鍛造剪定ハサミですが、その切れ味の良さに大変驚いています。
用途
園芸、生花用に使用することが出来ます。
切断可能な生木の目安
取扱説明書によりますと、カットできる生木の太さは約1cmとありますが、植物の種類や季節によって異なります。
トマトやマリーゴールドなどの茎は、1cmより太くなるものもありますが、切れ味抜群でジャキジャキ気持ちよく切っています。
また、細い茎であれば、数本をまとめて一緒に切ることも出来ます。
便利な留め具付き
ハサミが開かないように留め具が付いています。取り外しも簡単です。
使い方のポイント
・最初に使うとき、左右の刃と刃がよくなじむまで、太い枝を切るのを控えます。
・樹木をななめに切ると切りやすいです。
・長い時間切り続けていますと手が痛くなってきますが、手袋をはめて使いますと、素手より痛くなりませんのでオススメです。
使用中、気を付けたい点
長い時間使っていますと、金属疲労でバネや刃先が折れる場合もあるそうですので、気を付けたいところです。
わが家は野菜の茎をカットする作業は 長くて2時間が限界ですが(疲)、剪定ばさみが疲れて傷むような気配は 今のところなさそうです。
また剪定作業中は手袋や眼鏡、頑丈な靴など、身体を守るものを身に付けると安全ですね。
お手入れも簡単です
使い終わった剪定ばさみの刃の部分の汚れ拭き取り、そのあと油をしみ込ませた布などで拭きます。
カシメ部分に2~3適 油をたらして、2、3回ハサミを開閉させます。
実践!DCMの鍛造剪定鋏の使用例
この章では、実際にDCMの鍛造剪定鋏でカットした野菜の残渣などをご紹介いたします。
マリーゴールド
センチュウ対策に野菜と一緒に植えていた、草丈が高くなるアフリカンマリーゴールドです。
株元の茎は直径2cmほどになり、普通のハサミでカットするのはなかなか困難ですです。
マリーゴールドの茎は裂けやすいので、太い部分は切り込みを入れます。
気持ちよくカットすることが出来ました。
これを米ぬかと一緒に土にすき込んで、さらに土壌病害の対策をします。
ナス
ナスの茎も頑丈で、いささか力が要りますが、DCMの鍛造剪定ばさみでジャキジャキ切ります。(カットした後の写真を撮り忘れました)
ナスのざんさもマリーゴールドと一緒に土にすき込みました。
まとめ
よく切れて使いやすい、「DCMの鍛造剪定ばさみ」をご紹介いたしました。
家庭菜園で野菜の残渣をカットする作業に難儀されている方におすすめしたいハサミです。
野菜の茎や葉だけでなく、ガーデニングや生け花用にも十分使えますので、1丁あればとても便利かと思います。
普通の園芸用のハサミでカットするより作業効率が格段に違いますので、参考になさってください。
※ 上の写真の革カバーは別売りでペンチ入れです。
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