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お手軽!新聞紙で作る育苗ポット|深町貴子さんのエコポットの作り方

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新聞紙を使った育苗ポットの作り方をご紹介いたします。

このポットは、このまま土に植えることが出来ますので、野菜やお花の根を傷める心配がありません。

新聞紙を使った育苗ポットの作り方は、NHK「趣味の園芸 やさいの時間」でおなじみの園芸家、深町貴子さんが紹介されているもので、土に還る環境にやさしいポットですので、参考になさってください。

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お手軽!新聞紙を使った育苗ポットの作り方

用意するもの

・新聞紙
・マスキングテープ

※ 深町貴子さんは、マスキングテープを使ってポットを作られていますが、わが家はテープを使わず、新聞紙のみで作っております。

深町貴子さんご紹介の育苗ポットの作り方

新聞紙1ページを4等分にカットします

shinbunshi,newspaper,pot★ (1)新聞紙(2頁分)

shinbunshi,newspaper,pot★ (2)1頁を4等分にカット

4等分にした1枚が、ポット1個分になります

カットした新聞紙を、半分に折ります。

shinbunshi,newspaper,pot★ (3)1/4枚分

shinbunshi,newspaper,pot★ (4)半分に折る

くるくる丸めて筒にします

shinbunshi,newspaper,pot★ (7)右の端を左のすき間に入れる

筒を作る

直径5~6cmほどの筒をつくります。

底を折り込みます

shinbunshi,newspaper,pot★ (9) ペラっとしている側を

shinbunshi,newspaper,pot★ (10)1.5cmほど折ります

筒状にした新聞紙のペラペラしているほうを底にし、1.5cmほど折ります。

口を広げます

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上から手を入れて、かたちを整えます。

底の耳を折って完成です

shinbunshi,newspaper,pot★ (12)底に耳ができるので

shinbunshi,newspaper,pot★ (13)折込んで、テープを貼る

shinbunshi,newspaper,pot★ (14)わが家はテープを貼りません

深町貴子さんは、底にできた耳を折り、マスキングテープで留めておられますが、わが家はテープを貼らずに完成としております。

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土を入れて、育苗ポットの完成です。

新聞紙を使った育苗ポットを作る時のコツ

筒状の容器で巻いて、より作りやすく!

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筒状の容器で巻いて新聞紙にクセを付けますと、差し込む作業が容易になります。

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検証中「新聞紙を使った育苗ポットの強度について」

薄い新聞紙の育苗ポットは、雨や水やりで破けてしまうのでは?と、心配になりますね。

深町さんによりますと、このポットは 二重に巻いているため意外に強度があり、おおよそ1か月程度はもつのだそうです。

わが家は今年はじめて新聞紙でポットを作ってみました。

種まきから植え付けまでの様子をレポートいたしますので、参考になさってください。

10月20日「種まき」

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新聞紙の育苗ポットに、たっぷりの水で湿らせた土を入れ(※)、エンドウ豆とソラマメの種をまきました。

これ以降、土が乾くまで、水やりは控えて発芽を待ちます。

※ 種まき後に水やりをするより、発芽率がよくなると言われています。

10月28日

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種まきから1週間経ちました。

野菜の中で、特に豆類の種は 過度な水やりは種が腐りやすくなりますので、雨に濡れないよう気を付けていたのですが、ある日の夜中、バジャバジャと雨に当たってしまいました。

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翌朝になり確認してみると、ポットは全くの無事で、種もふにゃふにゃ柔らかくなっていませんでしたので、一応 セーフということにし、しばらく静観してゆきます。

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夜中、激しい雨に当たっても、新聞紙のポットは破れませんでした。

11月9日

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朝から冷たい雨が降っています。

新聞紙の育苗ポットを室内に取り込もうか、とても迷いましたが、芽が出た苗にしっかりと水分補給をさせたいと思い、ベランダに出したまま雨ざらしにしておりました。

午後になっても雨が止まないので様子を見たところ、トレーに雨水が溜まってしまうほどになっていたため、急遽トレーから引き上げました。

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新聞紙のポットを持ち上げた時、2個くらい崩壊寸前でした。

かろうじて破けませんでしたが、重篤な状態です。

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破れそうなものを、ポリポットに入れました。

今回 新聞紙がよれよれになってしまった大きな原因は、トレーに水が溜まっていたからですね。

これ以降、新聞紙ポットがどのように変化してゆくか、引き続きレポートいたします。

11月10日

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雨の翌日のポットです。

びっしょり濡れて、破けたものもありますが、何とか無事でした。

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ポットの底から根が出てきています。

苗はソラマメとエンドウ豆ですが、もう少し大きく生長したら畑に植え付けます。

新聞紙を土に埋めても大丈夫?

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新聞紙の育苗ポットを、土に埋めても大丈夫かしらと疑問に思われている方もいらっしゃるかと思います。

新聞紙は、木材のチップをすりつぶしてパルプ化した「機械パルプ」でできています。

機械パルプとは、機械の力のみで、木材や木片(チップ)などを摩砕して製造するパルプのことです。

また、新聞紙のインクは、現在「大豆インキ」など、野菜の大豆油から作られる工業印刷用性のインキの一種で印刷されていますので、紙もインクのどちらも土に還る資材です。

したがいまして、新聞紙の育苗ポットは、環境にやさしいエコな容器で、そのまま土に植え付けることが出来ます。

まとめ

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園芸家の深町貴子さんが紹介されている、新聞紙を使った育苗ポットの作り方をご案内いたしました。

新聞紙も、印字されているインクも、土に埋めても土に還るエコなポットです。

強度については現在検証中ですが、このまま土に埋められることを期待しております。

新聞紙を使った育苗ポットの より具体的な作り方につきましては、深町貴子さんのYouTubeを参考になさってください。

[参考サイト]

新潟日報社「環境対応型インキの導入」

東芝テック株式会社「紙の雑学」

[深町貴子さんのYouTube]

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キッチンガーデンのことキッチンガーデンの道具とファッション野菜づくり
この記事を書いた人
カジトラ

関東在住の専業主婦です。
夫と二人暮らし。
2023年の春、海に近い地域に移住しました。

家族の介護、某シンクタンクで馬車馬のように働き詰めだった日々に区切りをつけ、現在は農学博士 木嶋利男氏が提案するコンパニオンプランツ栽培で野菜を育てています。

文明の利器を取り入れつつも、古き良きモノ・慣習を大事にしながら暮らしてゆくことを目指しています。

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