ニンニクの発芽を早くする裏ワザを、ご紹介いたします。
わが家は毎年、種ニンニクの薄皮を剥いて植え付けておりますが、今年 初めて一晩 水に浸けておいた種ニンニクを植えてみたところ、芽が出るスピードが早く、とても驚いています。
前年と育てている地域、種ニンニクの種類が異なりますので断定はできませんが、過去におけるニンニク栽培の中で、最も発芽の早さを実感しておりますので、ご参考にしていただければ幸いです。
この方法は、愛媛県の島で自然農を営まれている山岡亨さんが紹介されたものを、参考にさせていただきました。
具体的なやり方をご案内いたしますので、参考になさってください。
ニンニクの種まきの裏ワザ|水につけて発芽を促進する方法
種ニンニクの下準備
今回、わが家が行った下準備は以下の2点です。
1.種ニンニクを植える前日に、薄皮を剥きます。
2.薄皮を剥いたニンニクを、水に浸します。
1.種ニンニクの薄皮を剥きます
2.12時間、水に浸けます
わが家は、持ち運びやすいようにネットに入れて水に浸けましたが、直接 浸水させても良いと思います。
すべてのニンニクに水が行き渡るよう、大きい容器の中に入れるほうが良いですね。(小さい丼に入れたため、何度も裏返す作業が面倒でした)
ニンニクを水に浸ける時間
愛媛県で自然農を営んでおられる山岡さんは、12時間ほど水に浸けられていましたので、わが家もそれに倣って12時間水に浸けました。(深夜0時に起きて水に浸けて~午後2時まで浸しました)
種ニンニクの植え付け
水に浸けた種ニンニクを、畑に植え付けました。
芽が出る先端を上にして、植えます。
効果を実感!水に浸けた種ニンニクの発芽の早さ
種ニンニクを植え付けて、わずか4日で芽が出てきました。
ご覧いただいている上の画像は、植え付けから4日目のものですが、芽の長さからすると、もっと早く発芽していたかもしれません。
ちなみに、昨年の2022年は、薄皮を剥いた種ニンニクを植え付けてから、10日で発芽しました。
栽培記録をみますと、毎年 10日~2週間前後で発芽しており、それに慣れていましたので、4日で発芽とは驚くばかりでした。
発芽が揃う?水に浸けたニンニクの発芽率
昨年との比較
植え方 | 播種日 | 発芽日 | 発芽日数 | 種について | |
2022年 | 薄皮剥き | 9月26日 | 10月6日 | 10日 | 自家採取 |
2023年 | 薄皮剥きと浸水 | 9月27日 | 10月1日 | 4日 | 購入種 |
わが家のニンニク栽培は、毎年 自家採取したニンニクを植えて育てていましたが すべて食べ切ってしまったため、今年は、ホームセンターから購入した種ニンニクを使いました。
例年にくらべ、今年のニンニクは、発芽がよく揃っているように思います。
それが、水に浸けた効果なのか、それとも、購入種だったからなのか(管理されたしっかりした種だったからなのか)分かりません。
また、今年から、同じ県内の比較的温暖な地域へ転居しましたので、気候状況も昨年と異なります。
来年は、水に浸けたニンニクと、水に浸けないニンニクをそれぞれ植え付けて、比較してみたいと思います。
まとめ
ニンニクの発芽を早くする裏ワザを、ご紹介いたしました。
わが家は毎年、種ニンニクの薄皮を剥いて植え付けておりましたが、今年 初めて一晩 水に浸けておいた種ニンニクを植えてみたところ、芽が出るスピードが早く、とても驚いています。
前年と育てている地域、種ニンニクの種類が異なりますので断定はできませんが、過去におけるニンニク栽培の中で、最も発芽の早さを実感しておりますので、ご参考にしていただければ幸いです。
この方法は、愛媛県で自然農を営まれている山岡亨さんが紹介されたものを、参考にさせていただきました。
山岡さん、ありがとうございました。
[山岡亨さんの動画:島の自然農園]