オクラの種の採り方、播種時期(タイミング)、来年用の保管方法について、ご紹介いたします。
収穫し損ねて大きくなったオクラは、来年の種まき用にご利用いただけます。
わが家の簡単な保管方法をご案内いたしますので、参考になさってください。
超簡単!オクラの種の採り方、播種時期(タイミング)、来年用の保管方法
オクラの種採りの時期(タイミング)について
来年の種まき用に使いたいオクラは、収穫が終わるまで茎に付けたままにしておき、株を片付けるタイミングに採ります。
晴天の乾燥した日がおすすめ
種採り用のオクラは、来年まで保管しますので、カビが生えないよう 晴天の日に採ります。
来年の種まき用オクラの保管方法(わが家の場合)
一般的に野菜の種は、種を取り出した後、密閉できるビニール袋(ファスナーが付いている袋など)に移し、さらに缶に入れて保管するのが良いとされています。
無精者の私は、毎年 種まき用のオクラをサヤのまま紙袋に入れ、野菜室で保管をしております。
この時、オクラのサヤが湿気っていますとカビてしまうことがありますので、しっかり乾燥させてから紙袋に入れて、保管するのがポイントです。
サヤのまま保管する方法を3年続けておりますが、毎年 無事に発芽しております。
種採りは固定種がおすすめ!?
草丈が高いもの低いものが混在(2022年)
草丈がすべて低い年(2023年)
毎年、同じかたちのオクラを召し上がりたい場合は、固定種のオクラから種採りをされることをおすすめいたします。
私の記憶が確かであれば、わが家のオクラは、サカタ交配の「おてがる五角オクラ」という品種で、種採りを始めた2022年は、草丈が高いものや低いものが混在しました。
なお、2023年のオクラはすべて草丈が低く、収量も少なかったのですが、実はとてもやわらかく、美味しいオクラを収穫することが出来ました。
―固定種とは―
固定種は、「固定された形質が親から子へ受け継がれる種」のことで、種苗業界の用語です。反対に、F1品種と言われる交配種は、複数の親から異なる形質を受け継ぎ、第一代目の子だけがその中で優性の均一形質を表しています。参考サイト:野口種苗研究所
交配種のオクラの栽培レポート
2020年
サカタ交配の、「おてがる五角オクラ」で栽培をスタートしました。
ご参考にしていただきた良い写真が残っておりませんでしたが、普通に収穫しました。
2021年
2021年は、昨年収穫したオクラの種で、栽培を始めました。
この年も、オクラの写真をおさめておらず・・・。
ご紹介できず、申し訳ございません。
2022年
自家採取2年目の2022年は、やわらかく美味しいオクラが採れました。
交配種のためだと思いますが、株は 高いものや低いものが入り混じりました。
毎年、しっかりチェックをしていますが、どうしても採り損ねるオクラが出てしまいます。
こちらを、来年の種まき用にしました。
2023年
2023年の春に引っ越しをして、家の庭で野菜づくりを始めました。
自家採取3年目は、新しい土地での栽培スタートです。
今年は全体的に草丈が低く収量が少ないですが、やわらかくとても美味しいオクラを収穫しております。
カラカラに枯れるのを待って、サヤを取りました。
今年も紙袋に入れて、来年まで野菜室で保管をします。
2024年
2024年12月
今年は暑い日がずっと続き、秋がなかったように思います。
春に種をまいたオクラの株は、青い部分もありますが、さすがに茶色く枯れてきました。
もう少し待ってから、種採りをしようと思います。
— 更新いたします —
まとめ
オクラの種の採り方を、ご紹介いたしました。
わが家は、乾燥させたオクラをサヤのまま紙袋に入れて野菜室で保管し、来年の種まき用にしております。
心なしか、年を経るごとに、やわらかく美味しいオクラになっているように感じております。
おためしになってみてください。
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