PR
スポンサーリンク

ナスの後作野菜|木嶋先生がおすすめする育ちが良くなる作物

20211019_nasu,eggplants●

農学博士の木嶋利男先生が紹介されている、「ナスの後作におすすめの野菜」を、ご案内いたします。

ナス栽培のあとは、基本的に どの作物でも栽培できると言われていますが、今回は、木嶋先生が特におすすめされている野菜をご紹介いたします。

スポンサーリンク

ナスの後作野菜|木嶋先生がおすすめする育ちが良くなる作物

ナスの後作におすすめの野菜

作物
マメ科 エンドウ
ソラマメ
インゲン
アブラナ科 コマツナ
菜の花
カキナ
アカザ科 ホウレンソウ
キク科 レタス
シュンギク
セリ科 ミツバ
セロリ
パセリ
ユリ科 ネギ
タマネギ
ニラ
ニンニク
イネ科 ライムギ、エンバクなど

【出典】
木嶋利男著「有機・無農薬のおいしい野菜づくり」
木嶋利男著「有機・無農薬 野菜別 土づくりと栽培テクニック」

※ お住いの地域によって、気温が足りず栽培が難しい作物もあります。

ご参考:木嶋先生がおすすめする「交互連作」

ナスを毎年同じ場所で育てますと、連作障害を引き起こす場合があると言われていますが、木嶋先生は、ナスとある作物を交互に連作をすると、(ナスと後作野菜の)いずれも収量が増して、品質が向上しますと紹介されています。

交互連作「ナスとナバナ」

nabana-6kjナバナ

kakina-1kjカキナ

10月頃、ナスの畝を片付けましたら、11月にナバナの苗を植え付け、翌春の3~4月に収穫します。

木嶋先生によりますと、根を深く伸ばすナバナは、前の年の根に沿って新しい根を伸長しますので、年々根の張る範囲(根域)が広がるのだそうです。

その結果、ナスとナバナのいずれも、収量が増して、品質が向上します。

なお、ナバノのほかに、カキナの栽培でも同じ効果があると言われています。

交互連作「ナスとムギ類」

enbaku,oat-9

※ エンバク

ナスの後作に、エンバクやライムギなどの「ムギ類」を栽培するのもおすすめです。

ムギ類は、翌年の春に 畝に鋤き込んで緑肥として利用することができます。

enbaku,oat-15

また、翌年のナス栽培の際に、刈り込んだムギを畝に覆って「草マルチ」にすることもできます。

エンバクなどのムギ類は、クモなどの益虫がやってきて、ナスの葉を食害するアブラムシなどの虫を駆除してくれます。

わが家は エンバクを多用しておりますが、春になると益虫のテントウムシがたくさんやってきます。

その多さに毎年驚いております。

tentomushi,ady beetle,20210325

※ 木嶋先生がおすすめされているエンバクは、益虫のテントウムシやクモを呼び寄せます。

交互連作「ナスとエンドウ」

20211116_endo-4●

※ナスの株元にエンドウの種を、畝の周囲はエンバクの種をまいています。

数年前から、わが家は ナスを栽培したあとに、エンドウ、エンバク、ナバナ、タマネギなどを育てています。

2023年の春に引っ越しをして畑が変わりましたので、ゼロからのスタートになりましたが、これからも交互連作を続けてゆこうと思っております。

[詳細]交互連作|ナスの後作にエンドウ、エンドウの後作にナスがおすすめの理由

まとめ

20221122_nasu,endo-2kj

※ 秋ナスを育てながら、タマネギの苗を植え付けました

農学博士の木嶋利男先生が紹介されている、「ナスの後作におすすめの野菜」を、ご案内いたしました。

ナス栽培のあとに育てる野菜は、基本的に 何でもよいそうですので、本ページをお役立ていただければ幸いです。

[参考文献]

木嶋利男著「有機・無農薬のおいしい野菜づくり」
木嶋利男著「有機・無農薬 野菜別 土づくりと栽培テクニック」

スポンサーリンク
キッチンガーデンのこと野菜づくり
この記事を書いた人
カジトラ

関東在住の専業主婦です。
夫と二人暮らし。
2023年の春、海に近い地域に移住しました。

家族の介護、某シンクタンクで馬車馬のように働き詰めだった日々に区切りをつけ、現在は農学博士 木嶋利男氏が提案するコンパニオンプランツ栽培で野菜を育てています。

文明の利器を取り入れつつも、古き良きモノ・慣習を大事にしながら暮らしてゆくことを目指しています。

シェアする
スポンサーリンク