
野菜の苗を植える2つの方法をご紹介します。
あなたのやりやすい方法でおためしになってみてください。
野菜の苗の植え方1「土に浸水させて植え付ける方法」

まず1つめの方法です。
苗を軽く浸水。植え付け前後に水やりをしっかり行う方法
バケツに水を入れて苗ポットを30分ほど浸水。ウネに穴を開けて水を注ぎ苗を植え付け、最後に水をたっぷり与えます。
これは野菜の苗の植え付けで一般的に行っている方法のようですね。
野菜の苗の植え方2「ブクブク植え」

2つ目の苗を植える方法です。
苗をしっかり浸水。植え付け前後は水やりをしない方法
バケツに水を入れて苗ポットを浸し、ブクブクと気泡が出終わりましたらポットを取り出し、日陰で2~3時間ほど放置します。
苗を植え付ける前後は、水やりを行いません。
定植(苗を植え付ける)する土の状態は、お団子が作れるほど湿らせておきます。
病原菌の感染リスクを防ぐ!?
こちらの「植え方2」は、農学博士の木嶋利男先生が紹介されている方法です。
木嶋先生によりますと、苗の植え付けるタイミングは病原菌の感染リスクが高いため、植え方を工夫する必要がありますと紹介されています。
この方法が病気を出さない苗植えのコツで、たっぷり水を吸い込んだ苗は自前の水分を使って活動的に根を生やし、速やかに活着するのだそうです。
定植後に水を与えてしまいますと苗は根を伸ばそうとせず、病原菌の侵入を許してしまいます。
根幹がヘルメット代わりに
根っこの先端に「根幹(こんかん)」と呼ばれるヘルメットのような組織があり、粘液を出して根の生長点を保護しながら土の中を進んでゆきます。
粘液の中にはいろいろな微生物がひそんでいて、外部から侵入しようとする病原菌を排除する役目を果たします。
木嶋先生によりますと発根は非常に重要で、「スムーズな活着 = 病気にならない」のだそうです。
しっかり水を吸った苗を植え付けました。ナスと一緒に写っている野菜はニラです。
まとめ

※ ナスとニラのコンパニオンプランツ栽培
「野菜づくりに正解はなし」と言われていますように、様々な育て方があります。
今回ご紹介しました2つの苗の植え方も正解ではありませんが、野菜づくりというものは失敗を繰り返し、模索をしながら少しずつ上達してゆくものだと実感しています。
あなたのやりやすい方法で、おためしになってみてください。
[参考文献]
・野菜づくりBOOK(サポート付 貸農園 シェア畑)
・木嶋利男著(GAKKEN)農薬に頼らない病虫害対策 (学研ムック 学研趣味の菜園)


