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2回収穫できる!ルッコラ・エンドウ豆のコンパニオンプランツ栽培法

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ルッコラとエンドウ豆のコンパニオンプランツ栽培の方法を、ご紹介いたします。

比較的 栽培期間が短いルッコラは、エンドウ豆を育てている間に2回収穫することができます。

今回は、農学博士の木嶋利男先生が紹介されている栽培のポイントなどについてご案内いたしますので、参考になさってください。

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2回収穫できる!ルッコラ・エンドウ豆のコンパニオンプランツ栽培

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同じウネで有効栽培

ルッコラは、一年を通して栽培できる時期が長く、また生長が早いので、エンドウ豆を栽培している間に2回収穫することができます。

栽培の例 10月 11月 12月 1
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ルッコラ 種まき① 収穫 種まき② 収穫
エンドウ豆 種まき 収穫

エンドウ豆とルッコラの両方が生育促進する効果

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農学博士の木嶋利男先生によりますと、マメ科のエンドウ豆は、空気中の窒素分を土の中で固定するという特有の性質をもっていますので、ルッコラの生長が促進します。

またルッコラはアブラナ科のハーブ(野菜)ですが、ハーブをほかの野菜と一緒に育てますと、土の中の根圏微生物相が活発になるため、エンドウ豆が病気にかかりづらくなり よく育ち、互いの生長を促進し合うといわれています。

ルッコラとエンドウ豆のコンパニオンプランツ栽培のポイント

品種選び

ルッコラもエンドウ豆も品種は問いません。

種まき

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ルッコラとエンドウ豆の種は同じタイミングにまきます。木嶋先生オススメされている種まきは、次の通りです。

🌱 ルッコラ
ウネの全体にばらまきします。

🌱 エンドウ豆
株間を約40cmにして、1か所に3~5粒 点まきします。

種まきのコツ

🌱 ルッコラ
種が隠れる程度に土を覆うのが発芽率が上がるコツです。

🌱エンドウ豆
種まきの後、鳥に食べられないように 不織布を覆ったり、ホットキャップをかぶせたり、支柱に糸を這わせたりして防ぎます。

エンドウ豆に支柱を

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エンドウ豆はつる性ですので、1.8~2mほどの支柱を立ててツルを誘引してゆきます。

支柱にネットを張って、ツルを伝わせてゆく方法もおすすめです。

収穫

🌱 ルッコラ

arugula-3

大きくなった葉から順に摘み取ります。なお、花茎が伸びて花が咲くのを待ってから収穫しますと、ゴマの香りを楽しみながらお花ごといただくことができます。

🌱エンドウ豆

スナップエンドウ豆は、実が太ってきましたら収穫、グリンピースの場合は花が咲いて約35日後が収穫の目安です。キヌサヤは実がすこし膨らんできた頃が採り頃です。

多品目の収穫が楽しめるコンパニオンプランツ栽培

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今回は、ルッコラとエンドウ豆のコンパニオンプランツをご紹介いたしましたが、ルッコラもエンドウ豆もそのほかの野菜と組み合わせて栽培することができます。

本ページ最後の関連記事『お役立ち!「コンパニオンプランツ一覧表」効果・組み合わせ方法をご紹介いたします』を、参考になさってみてください。

まとめ

arugula・roket and tomato

ルッコラとエンドウ豆のコンパニオンプランツ栽培の方法をご紹介いたしました。

この栽培は、農学博士の木嶋利男先生が紹介されている方法で、エンドウ豆を育てている間に、生長が早いルッコラを2回収穫することができます。

家庭菜園は限られたスペースでの栽培になりますので、空間を利用しながら楽しめるルッコラとエンドウ豆のコンパニオンプランツ栽培をおためしになってみられてはいかがでしょうか。

[参考文献]

木嶋利男著 コンパニオンプランツで野菜づくり (ひと目でわかる図解)(主婦と生活社)

[関連記事]

お役立ち!「コンパニオンプランツ一覧表」効果・組み合わせ方法をご紹介します

病害虫を防ぐ!家庭菜園におすすめのハーブと野菜の組み合わせ・オススメの栽培法

[ルッコラの種]

[エンドウ豆の種]

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キッチンガーデンのこと野菜づくり
この記事を書いた人
カジトラ

関東在住の専業主婦です。
夫と二人暮らし。
2023年の春、海に近い地域に移住しました。

家族の介護、某シンクタンクで馬車馬のように働き詰めだった日々に区切りをつけ、現在は農学博士 木嶋利男氏が提案するコンパニオンプランツ栽培で野菜を育てています。

文明の利器を取り入れつつも、古き良きモノ・慣習を大事にしながら暮らしてゆくことを目指しています。

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