青じその種の採り方と、保存方法をご紹介いたします。
わが家は、青じそから種を採りましたが、赤じそでも方法は同じです。
とても簡単な方法ですので、参考になさってください。
簡単!しその種の採り方
用意するもの
・カラカラに枯らした”しそ”の茎
・ジップ式の袋
・大きな紙、シート等(しそが大量にある場合。枯れた茎の飛び散りを防ぎます)
しその種の採り方
カラカラに枯れたしその穂を、指先ですりつぶします。
1つの穂に小さい丸い種が2~4粒ほど入っています。
つまんでとり上げ、ジップ式の袋に入れてゆきます。
しその種の保存方法
乾燥した涼しい場所で保存
ジップ式の袋に入れたしその種を、冷蔵庫の野菜室など 乾燥した涼しい場所で保存します。
わが家は使わなくなった曲げわっぱに入れて、野菜室に保存しております。
更にお手軽!しその種の採り方
種の採り方と呼べないほど、お手軽な方法をご紹介いたします。
2021年
当方と同じ菜園で 野菜を育てられているおじいさんは、毎年、枯れたしその茎を抜き取らず、ユサユサ振って、種を落としています。
すると、来春の発芽時期になりますと、高い確率で芽が出るようで、もう何年も、種や苗は購入していないのだそうです。
当方も この方法を 今年初めて挑戦してみますので、来春 このページにてレポートいたします。
2022年
翌年(2022年)、昨年のシソが発芽しましたので、一度も種まきをしないで栽培することが出来ました。(画像の右側に枯れた赤シソが倒れています)
農学博士の木嶋利男先生によりますと、野菜の種は自家採取をし続けますと、その土地に合った強いものに育ってゆくのだそうです。
2023年
今年の春、引越しをしまして、自宅の庭でシソを育てています。
新居の庭は、風で飛んできたと思われる青シソと赤シソが、たくさん生えています。
シソの種採りは、例年通り枯れるまで生やし、翌年 育てたい場所に置いておこうと思います。
まとめ
しその種の採り方をご紹介いたしました。
しそをカラカラに乾燥させますと簡単に種を採ることが出来ますので、おためしになってみてくださいね。
わが家は、植木鉢でもしそを育てたいため 種を採りましたが、畑で栽培する場合は、枯れた茎を引き抜かずにユサユサ揺すっておく方法がお手軽であることが分かりました。
来年、しそを育てる場所にこだわらない場合は、この方法が簡単かと思いますので、ご参考にしていただきましたら幸いです。
『農林水産省ホームページ』
「今回の種苗法改正で、家庭菜園(販売、譲渡を行わない場合)での利用に影響はありますか。」