チャイ用の茶葉「タージマハル(TAJ MAHAL)」で、美味しいマサラチャイをいれる方法を、ご紹介いたします。
数年前、この茶葉をお土産にいただき、マチャラチャイを作ってみたところ、濃厚な美味しさに感動し、長いことリピート購入しております。
ご自宅で、本場インドの香りと味が楽しめる「マサラチャイの美味しい入れ方」をご紹介いたしますので、どうぞ、おためしになってみてください。
TAJI MAHAL(タージマハル)について
タージマハルの特長
濃厚で香りが高く、ご自宅で「本場インド」のマサラチャイを味わうことが出来ます。
インド産の茶葉をチャイ用に加工
この茶葉は、インド産の茶葉をチャイ用に加工しています。
タージマハルを販売しているTIRAKITAさんのサイトを拝見すると、次のような記載がありました。
日本で飲むチャイの味はどうしてもインドのあの味にならない…そんな悩みを抱えるあなたにオススメです。
私がいままで購入していた葉っぱは、どうも味が薄く、香りに乏しいと感じておりましたが、タージマハル(TAJI MAHAL)は、この不満を一気に解消してくれました。
タージマハル(TAJI MAHAL)で作るインド式マサラチャイ
タージマハルの茶葉は、チャイ用に加工しただけのシンプルなものですので、マサラチャイを飲まれたい方は、別途スパイスを準備しましょう。
マサラチャイにおすすめのスパイス例
・カルダモンのタネ
・ジンジャー
・コリアンダー(パクチー)のタネ
・コショウ
・クローブ
上記のスパイスは、全て入れなくても大丈夫です。
2つ以上を組み合わせてお作りになりますと、より味わい深いマサラチャイになります。
インド式マサラチャイの作り方
それでは、タージマハルとスパイスを使って、マサラチャイを作ってみましょう。
ポイントは、牛乳と水を同じ分量で作ります。インドでは、1対1で作る方が多いのだそうです。
「牛乳とお水を1対1」と覚えておきますと、容易につくることができますね。
なお、濃厚なチャイがお好みの方は、牛乳の割合を多くしてももちろんOKです。
インド式マサラチャイで用意するもの
・茶こし
・すり鉢 またはミルなど
・牛乳 500cc
・水 500cc
・砂糖 お好みで
・シナモン 1本
・カルダモンシード 3個
・クローブ 3個
・黒コショウ 5個
スパイスはお好みで
今回は、こちらのスパイスを使いましたが、このほかにショウガのスライスなどを入れても美味しくなります。
インド式 マサラチャイの作り方
次の章で、写真付きにてご案内いたします。
1.すり鉢でスパイスを細かくすりつぶします。包丁で砕いてもOKです。
2.鍋に水+牛乳を入れて、中火にかけます。
3.牛乳のまわりにプクプクと小さな泡が立ってきたら、タージマハル+スパイスを入れます。
4.材料を混ぜるように鍋を回しながら、沸騰させます。
5.沸騰したら、弱火にしてグツグツ2~3分煮ます。
6.味見をして濃さをチェックします。
7.茶こしなどでこして、カップ等に注いで出来上がりです。お好みで、お砂糖をどうぞ。
インド式 マサラチャイの作り方(写真付き)
1.スパイスを細かくします
すり鉢やミルなどで、スパイスを細かくすりつぶします。
包丁で砕いてもOKです。
カルダモンは、カラも取り除かずに使います。
シナモンはかたいので、すりこ木を垂直にして押しつぶしますと、比較的 容易に細かくなります。
2.水と牛乳を合わせます
鍋に水+牛乳を入れて、中火にかけます。
3.沸騰してきたら茶葉+スパイスを入れます
牛乳のまわりにプクプクと小さな泡が立ってきましたら、タージマハル+スパイスを入れます。
4.沸騰させます
材料を混ぜるように鍋を回しながら、沸騰させます。
鍋が重い場合は、シャモジなどでかき混ぜてくださいね。
5.弱火にしてグツグツ
沸騰したら、弱火にしてグツグツ2~3分煮ます。
噴きこぼれやすいので、気を付けてくださいね。
6.味見をして濃さをチェックします。
色で判断するより、味見をして濃さを確認するのがオススメです。
7.茶こしでこして出来上がりです
茶こしなどでこして、出来上がりです。
お好みで、お砂糖を入れてみてください。
マサラチャイを美味しく入れるポイント
マサラチャイを美味しく入れるポイントは、短時間で茶葉をしっかり煮出すことです。
水と牛乳を同時に入るのがコツ
インドはデリーのチャイ屋さんでマサラチャイを飲んだ友人の話では、水と牛乳を同じ量で火にかけていたそうです。
水と牛乳を同時に、短時間で煮出すことにより、エグみが少なくなるので美味しくなります。
牛乳で茶葉とスパイスを煮る
牛乳(+水)で茶葉とスパイスを煮るのは、インドではオーソドックスな方法なのだそうです。
ロイヤルミルクティーの入れ方に似ていますね。
お砂糖はお好みで
本場インドのマサラチャイは、とても甘いのが特徴です。
もともとチャイは「ダストティー」といって、インド人が品質の悪い茶葉を、煮出して飲んでいたものです。(質の良い茶葉は、イギリスに渡っていたためです)
ダストティーは、あまりに渋すぎて飲めたものではなかったため、砂糖や牛乳、スパイスをたっぷり入れて飲めるレベルにしたものが、マサラチャイの始まりと言われています。
インドのマサラチャイは、お砂糖がたっぷり入っていて、恐ろしく甘いそうですが(笑)、お好みの甘さに調整して、お召し上がりください。
「タージマハル(Taj Mahal)」が美味しい理由
美味しいチャイの条件は、濃いお茶であることです。
タージマハルは、チャイ用に加工してありますので、とても美味しいマサラチャイをお作りいただけます。
美味しい「CTC製法」
タージマハルは、葉っぱを細かく粉砕する「CTC(Crush Tear Curl)」という製法です。
・Crush = つぶす
・Tear = 裂く
・Curl = 丸める
茶葉を、専用の機械で引き裂くように押しつぶし、細かくなった葉っぱを丸めて小さな球状にする製法です。
一般的に、細かい葉っぱは、紅茶の味が濃くなると言われていますので、タージマハルはマサラチャイにぴったりというわけなのです。
タージマハルの保管について
タージマハルは、箱の内側に袋がのり付けされて、くっついています。
ファスナータイプの袋ではありませんので、一度 開封したら別の容器に入れる必要があります。
タージマハルの梱包方法は、手厚い日本の商品との違いを感じますが(笑)、美味しいです。
1箱 250グラム版と、500グラム版がありますので、大きめのビンか、ジップ式の袋に入れて保管してくださいね。
まとめ
インド産のマサラチャイ専用の茶葉「タージマハル(Taj Mahal)」の美味しい飲み方を、ご紹介いたしました。
ポイントは、
水と牛乳を同じ分量で、葉っぱとスパイスを煮る
という、インド式の方法です。
わが家は、インドのお土産にタージマハルを頂き、その濃厚で深い味わいの美味しさに魅了されて以来、リピートして購入しております。
スパイスは 別途 必要になりますが、本格的なインド式の入れ方で、濃厚で美味しいマサラチャイをお楽しみいただけると思います。
なお、おすすめのスパイスにつきましては、別の記事にてご紹介しておりますので、下記[関連記事]を参考になさってください。
[紹介商品]
[使用したスパイス]
・シナモンスティック アカシャ 50g
・カルダモンシード 原形 40g
・百目胡椒 三香子 100g
・クローブ 原形 500g
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