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メリットたくさん!スイカ栽培はコンパニオンプランツとの混植がおすすめです

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スイカのコンパニオンプランツに有効な4つの野菜と、それぞれの栽培ポイントをご紹介いたします。

この栽培は農学博士の木嶋利男先生がご紹介されている方法で、スイカを単独で栽培するよりコンパニオンプランツと混植しますと、病気を予防してくれたり、スイカがよく育って美味しくなると言われています。

同じウネでもう1品収穫できるメリットもありますので、ご参考にしていただけましたら幸いです。

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スイカのコンパニオンプランツ「長ネギ」

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病気予防に効果的なネギ

スイカはキュウリなどのウリ科野菜と同じく「つる割れ病」にかかることがあります。

この病気にかかってしまいますと、つるが水分や養分を運べなくなってしまい、葉がしおれて枯れ、死んでしまうことがあります。

つる割れ病の対策として「長ネギ」をコンパニオンプランツにしますと、長ネギの根に共生する細菌が出す抗生物質により病原菌が死滅しますので病気になりにくくなると言われています。

競合の心配はありません

スイカの根は真っすぐ深く伸びますので側根はあまり多くありません。

一方で長ネギは浅根タイプですので2つの野菜は競合の心配がありません。また病原菌は、地表に近い浅い場所に生息しますので病気の予防に十分役立ちます。

長ネギはスイカ以外の野菜にも応用できます

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長ネギとの混植は、ウリ科のキュウリ、カボチャ、メロン、ウリ、ヘチマ、ゴーヤなどにも応用することが出来ますので、おためしになってみてください。

栽培のポイント

スイカの生育の初期に病気に感染させないことが大事です。スイカの根鉢に長ネギの根が触れ合うように(絡めさせて)植え付けて、病気の予防効果を高めましょう。

品種選び

スイカ、長ネギともに品種は何でもOKです。

長ネギの準備は、次の3つから利用することが出来ます。
・購入した苗
・3月上旬~中旬に種まきをして育苗したもの
・前年から育てていたもの

土づくり(ウネの例:幅90cm、高さ20cm、奥行き120cm)

植え付けの3週間前に、完熟たい肥とぼかし肥(または牛ふん、鶏ふんなど)を施して耕し、ウネを立てます。

植え付け

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地域によって前後しますが、5月中旬~下旬にスイカと長ネギの苗を同時に植え付けます。

スイカの株の周囲にビニールであんどん囲いを作って、朝晩の寒さや強い風から守ると生育がよくなります。

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スイカの苗はウネの中央よりも北側に植えます。南方向にツルを伸ばせるように広く空けておきましょう。根っこも南側に伸びます。

敷きわらがオススメです

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ウネの全面に敷きわらで覆っておきますと、土の乾燥や泥水の跳ね返りを防ぐこと出来ます。ワラは厚く覆わずに土がうっすら見える程度で構いません。

摘心(てきしん)

スイカの親づるは、5~6節で先端を切り(摘心)、子づるを3本伸ばします。

大玉スイカの場合、このうち2本に果実を付けさせます。残りの1本は「遊びづる」とすることで、根の水分を吸う力が強くなります。

追肥

スイカの果実がこぶし大になったら、株元にぼかし肥(または鶏ふんなど)を一握り施します。

収穫

品種によって開花から収穫の日数が決まっていますので、それにしたがって収穫します。

取りごろを見分けるコツは、果実を叩いてハリのある音がした時です。

スイカのコンパニオンプランツ「トウモロコシ」

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スイカとトウモロコシの相性も良いのでおすすめです。

どちらも収穫時期が近く、ほぼ同じ時期にウネの整理が出来ますので、次の作付けに移りやすいメリットもあります。

空間を利用して有効に栽培できます

スイカはツルを横に伸ばして生長しますので広い面積が必要です。

一方でトウモロコシは風媒花(ふうばいか=花粉媒介を風に頼る形の花)のため、株の数を多めにして受粉しやすくします。

横に伸びるスイカと、縦に伸びるトウモロコシを組み合わせることによって、同じウネの栽培で空間を有効に活用することが出来ます。

スイカがマルチになる効果

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トウモロコシは暑さや乾燥に強く、日光を好む野菜です。

一方でスイカは多少の日陰でもよく育ち、トウモロコシの根元を覆うように広がりますので、保湿や雑草の予防など、マルチとしての役割を果たしてくれます。

お互い良く育つ効果

木嶋先生によりますと、トウモロコシはアンモニア態窒素、スイカは硝酸態窒素を好んで吸収するのだそうです。

まずトウモロコシがアンモニア態窒素を利用して、アンモニア態窒素が分解してできる硝酸態窒素は適度に抑えられるため、スイカの「つるぼけ」が起こりません。

つまり、適度にトウモロコシが養分を吸収するので、肥料過多によるスイカのつるぼけが起こらなくなるのです。

栽培ポイント

品種選び

スイカ、トウモロコシともに品種は何でもOKです。

トウモロコシを種から育苗する場合

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トウモロコシを種まきして苗に生長させるまでの期間は約3~4週間かかりますので、植え付けに間に合うように育てましょう。

ポリポットに3粒まいて、葉が2~3枚の頃に間引いて1株にして、葉4枚まで育てます。

土づくり(ウネの例:幅80~90cm、高さ10cm)

植え付けの3週間前に完熟たい肥とぼかし肥(または牛ふんと鶏ふん)を施して耕し、ウネを立てます。

植え付け

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地域によって前後しますが、5月上旬~下旬にトウモロコシとスイカの苗を同時に植え付けます。南北に長い南北ウネが育てやすいです。

トウモロコシ(2条)
条間50cm、株間30cm

スイカ
トウモロコシ3~4株に対して、スイカ1株の割合でウネの中央に植えます。
株間90~100cm

苗を早めに植える場合は、スイカの株にビニールであんどん囲いをして、朝晩の寒さや強風から守りましょう。

摘心(てきしん)

スイカの親づるは、5~6節で先端を切り(摘心)、子づるを3本伸ばします。

大玉スイカの場合、このうち2本に果実を付けさせます。残りの1本は「遊びづる」とすることで、根の水分を吸う力が強くなります。

追肥

スイカ
スイカの果実がこぶし大になりましたら、株元にぼかし肥(または鶏ふんなど)を一握り施します。

トウモロコシ
肥沃な土でない場合、1~2回ほど追肥します。トウモロコシの周囲にぼかし肥(または鶏ふん)を1握り施し、軽く土に混ぜ込みます。

収穫

スイカ
品種によって開花から収穫の日数が決まっていますので、それにしたがって収穫します。取りごろを見分けるコツは、果実を叩いてハリのある音がした時です。

トウモロコシ
スイートコーンは、植え付けから60日程度で収穫することが出来ます。

スイカのコンパニオンプランツ「スベリヒユ」

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スイカのコンパニオンプラツは驚くべきことに「雑草」も有効であることをご存知でしょうか。

農学博士の木嶋利男先生は、雑草の「スベリヒユ」を除草せずにスイカと混植させると、マルチの代わりになるのと同時に、スイカの根っこの働きを助ける効果があるとおっしゃっています。

なおスベリヒユは、おひたしや和え物で食べることも出来ます。

スイカとスベリヒユの根の特性を活かした栽培方法

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スイカの原産地は、熱帯アフリカの砂漠からサバンナ地帯です。

木嶋先生によりますと、スイカは乾燥した気候でまっすぐ下に根を伸ばして、葉の蒸散作用で生まれる強い力でポンプのように地中の深くから水分を吸い上げる性質があるのだそうです。

スベリヒユは畑に生える代表的な夏の雑草ですが、取り除かずにそのまま育てます。

スベリヒユの根もスイカと同様に直根性で、地中の深くから水を吸い上げて、同時に土の中の空気や水の通りもよくするので、スイカの根の働きの助けになってくれるのです。

その結果、スイカの株はすくすく旺盛に育ちツルが伸びて葉が多くなり、光合成がしっかりと行えるため、甘くてみずみずしい果実を収穫することが出来ます。

スイカ+長ネギ+スベリヒユの混植もOK!

Portulaca, Oleracea,weed-companionplants

前の章でご紹介しました長ネギと、スベリヒユをコンパニオンプランツにしてスイカを栽培することも出来ます。

スベリヒユは暑さや乾燥に強く、地表をおおうように広がりますので、マルチの代わりにすることが出来ます。

スベリヒユをコンパニオンプランツにすると効果的な野菜

スイカのほかに、チンゲンサイやコマツナなどの栽培に応用することも出来ます。

栽培ポイント

品種選び

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スイカの品種は何でもOKです。

スベリヒユは路地などに生えているタネを採って撒いても良いですし、近縁のハナスベリヒユ(ポーチュラカ.写真上)の種を園芸店で購入しても構いません。

土づくり(ウネの例:幅90cm、高さ20cm、奥行き120cm)

植え付けの3週間前に、完熟たい肥とぼかし肥(または牛ふん、鶏ふんなど)を施して耕し、ウネを立てます。

植え付け

地域によって前後しますが、5月中旬~下旬にスイカの苗を植えます。(長ネギと混植しても構いません)

スイカの株の周囲にビニールであんどん囲いを作って、朝晩の寒さや強い風から守ると生育がよくなります。

スイカの苗は、ウネの中央よりも北側に植えます。南方向にツルを伸ばせるように広く空けておきましょう。根っこも南側に伸びます。

敷きわらを利用してもOK

スベリヒユがあまり生えない場合は「敷きわら」を敷くのがオススメです。ワラは土が見える程度に薄めに敷いて、出来るだけスベリヒユの発生を促しましょう。

摘心

スイカの親づるは、5~6節で先端を切り(摘心)、子づるを3本伸ばします。

大玉スイカの場合、このうち2本に果実を付けさせます。残りの1本は「遊びづる」とすることで、根の水分を吸う力が強くなります。

追肥

スイカの果実がこぶし大になりましたら、株元にぼかし肥(または鶏ふんなど)を一握り施します。

収穫

スイカ
品種によって開花から収穫の日数が決まっていますので、それにしたがって収穫します。取りごろを見分けるコツは、果実を叩いてハリのある音がした時です。

スベリヒユ
おひたしや和え物などで食べることが出来ます。東北地方では干して保存食にする地域もあるそうです。

スイカのコンパニオンプランツ「オオムギ」

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スイカの果実を大きくするためには、葉っぱが多く充実しているのがポイントです。

そのためにはツルが伸びる先を次々に敷きわらで覆って保湿し、根が伸びやすくしてあげることです。

この手間を省くことが出来る(マルチの代わりになってくれる)コンパニオンプラツが「オオムギ」です。

マルチ代わりになるオオムギ

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オオムギは、春から初夏に種まきをしますと、草丈が高くならずに地表を覆うように放射状に葉を広げます。

マルチの代わりになるオオムギは土を保湿し、他の雑草が生えるのを抑える性質がありますので、スイカの根がよく広がります。

また、オオムギの葉にスイカの巻きひげが絡んで株が安定しますので、ツルがよく伸びて葉の数も増え光合成がよく行えるため、美味しいスイカを収穫することにつながります。

オオムギが病気の身代わりになる効果

オオムギは、自分自身がうどんこ病を発生させます。

しかし同時にうどんこ病菌を食べる「菌寄生菌」も増えるため、スイカのうどんこ病菌を退治してくれる役割を果たしてくれます。

オオムギがスイカの病気の身代わりになってくれるのですね。

栽培のポイント

品種選び

スイカの品種は何でもOKです。

オオムギは、リビングマルチ用の品種が販売されています。

土づくり(ウネの例:幅80cm、高さ15cm)

植え付けの3週間目に、完熟たい肥とぼかし肥(または牛ふんと鶏ふん)を施して耕し、ウネを立てます。

スイカ
5月上旬~下旬に、スイカの苗を植え付けたら、株の周囲にビニールであんどん囲いを作って、寒さや強風から保護します。

オオムギ
ウネの上や通路などにオオムギの種をまきます。クワやレーキなどで土の表面をならして、種を軽く土で覆っておきます。

植え付け例

ウネ幅80cm、ウネの高さ15cm
スイカの株間 90cm

摘心

スイカの親づるは、5~6節で先端を切り(摘心)、子づるを3本伸ばします。

大玉スイカの場合、このうち2本に果実を付けさせます。残りの1本は「遊びづる」とすることで、根の水分を吸う力が強くなります。

追肥

スイカの果実がこぶし大になりましたら、株元にぼかし肥(または鶏ふんなど)を一握り施します。

収穫

スイカ
品種によって開花から収穫の日数が決まっていますので、それにしたがって収穫します。

取りごろを見分けるコツは、果実を叩いてハリのある音がした時です。

オオムギ
オオムギは、真夏になると暑さで枯れます。枯れたオオムギの葉を土に鋤き込んで、緑肥にすることができます。

まとめ

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スイカのコンパニオンプランツと、栽培のポイントをご紹介いたしました。

スイカとコンパニオンプランツのそれぞれの特性を活かした栽培方法ですので、スイカを単独で育てるより、生長が促進して病気の予防が期待できます。

夏の炎天下での草取りは体力が消耗しますのでとてもつらい作業ですね。もし私の畑にスベリヒユが生えたら、除草しないで一緒に育ててみようと思っています。

コンパニオンプランツの気になる効果については、改めてご報告できればと考えております。

[参考文献]

野菜づくりBOOKサポート付 貸農園 シェア畑

木嶋利男著「育ちがよくなる! 病害虫に強くなる! 植え合わせワザ88 決定版 コンパニオンプランツの野菜づくり

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