お菓子作りに使っているベーキングパウダーの減りが早いので、食用の重曹を初めて購入してみました。
本日は、お菓子作りにオススメしたい「天然重曹」をご紹介いたします。
たっぷり950g!「天然重曹」について
わが家は長年、赤い筒状の缶に入ったベーキングパウダーを使っておりましたが、家で過ごす時間が多くなり、使用頻度が高くなって、すぐに無くなってしまうことが多くなりました。
このベーキングパウダーは需要があるようで、最近はスーパーマーケットでもなかなか手に入りづらくなったことなどから、天然重曹を購入してみようと思い立ちました。
今回ご紹介します天然重曹は、1袋に950gたっぷり入っていますので、存分にお菓子を作ることが出来そうです。
高いコストパフォーマンス
こちらの天然重曹は、1袋あたり税込で530円(購入当時の価格です)とコストパフォーマンスが非常に高いため、リピートされている方も多いようですね。
使い勝手がよい包装
未開封時はぺしゃんこになっていますが、袋にマチが付いていますので 封を開けると自立します。
嬉しいジップ式
天然重曹の原産国はアメリカ コロラド州で、原料はナーコライトという鉱物です。
個人の感想ですが、日本製品に比べ、輸入品は いささか包装状態がゆるい印象があるため、別の容器に移し替えることを考えておりましたが ジップ式の袋でしたので、今のところこのまま野菜室で保管をしています。
天然重曹の保存方法
高温多湿、直射日光を避けた冷暗所に保存します。
天然重曹を使った料理
天然重曹を使った料理をご紹介いたします(随時、更新いたします)。
パウンドケーキ
パウンドケーキを焼いてみました。
重曹はベーキングパウダーより苦みが強く、焼き上がりの色が濃くなるのが特徴のようです。
苦みに関しては、まったく感じることなく ふっくら焼き上がりました。
重曹とベーキングパウダーの違いについて
重曹
成分
重曹の成分は、「炭酸水素ナトリウム」です。
性質
重曹の性質は横に膨らみ、熱が加えられることにより炭酸ガスが発生して膨らみます。
特徴
焼き色が濃くなり、量が多くなるにつれ苦みが増します。
生地を寝かせても炭酸ガスが発生しませんので、しっかり膨らみます。
使い方
焼き菓子に使う場合、粉に対して1~1.5%の量が目安です。
特有の香り・塩味で、どら焼きや甘食などの素朴なお菓子、和菓子に向いています。
お菓子作りでチョコレートやココア使いますと、濃い深みのある色になります。
ベーキングパウダー
成分
酸性ピロリン酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、d-酒石酸水素カリウム、ステアリン酸カルシウム、コーンスターチなどです。
性質
ベーキングパウダーは縦に膨らむ性質があります。水分で膨らみ、加熱されることにより再び反応して膨らみます。
特徴
ベーキングパウダーは重曹を改良した製品のため、独特の匂い・苦み・焼き上がりの黄ばみが出ないように作られています。
焼き色に影響はありませんが、生地を寝かせている間にすでに炭酸ガスが発生しますので、混ぜた後はなるべく早く焼くのがおすすめです。
使い方
焼き菓子に使う場合、粉に対して2~2.5%の量が目安です。
生地の風味が損なわれず、バターを使う洋菓子に向いています。
お菓子作りのほかにも使える天然重曹
天然重曹はお菓子作りのほかにも、お掃除や手作りの歯磨き粉、入浴剤など 幅広く使うに使うことが出来ます。
まとめ
お菓子作りにオススメしたい「天然重曹」をご紹介いたしました。
1袋にたっぷり950g入っていますので、残量を気にするストレスから解放され、好きな時にお菓子作りをしています。
この重曹は お掃除などにも幅広くお使いになることが出来ますので、おためしになってみられてはいかがでしょうか。
[ご参考商品]
[参考サイト]
重曹(タンサン)とベーキングパウダー お菓子のお話