「りんごのコンフィチュール」のレシピを、ご紹介いたします。
日にちが経ってフカフカになってしまったりんごでも、美味しく作ることが出来ますので、おためしになってみてください。
レシピ「りんごコンフィチュール」
用意するおもな道具
・小鍋
・スケール(はかり)
・包丁
・木のスプーン
・消毒済の保存容器(ガラス瓶、ホーロー容器など)
用意する食材
・りんご
・グラニュー糖 りんごの皮と芯を除いた量の20%分
分量表
皮をむいたリンゴ | グラニュー糖 |
400g | 80g |
300g | 60g |
200g | 40g |
100g | 20g |
「りんごコンフィチュール」の作り方
調理時間 約1時間~1時間30分
りんごの下準備
りんごを水洗いして水気を切り、皮をむいて芯を取り除き、8頭分にしてイチョウ切りにします。
りんごをグラニュー糖にまぶします
鍋にりんごを入れ、グラニュー糖をまぶして30分~1時間ほど漬けます。
果汁(ジュース)が出てくるのを待ちます
1時間以上漬け込みますと、果汁が出てきます。
強めの火で煮詰めます
鍋を火にかけ、2~3分ほど強めの火力で煮ます。
りんごを煮はじめますと、ジュース(果汁)がたくさん出てきますので、木のスプーンで時々かきまぜながら、りんごに火が通るまで煮詰めてゆきます。
できるだけ短時間で煮詰めますと(10~20分程度)美味しく仕上がります。
りんごの形状はお好みで
りんごのかたちを残したい場合は、りんごが透明になったら火を止めます。
ジャムのようにトロミを付けたい場合は、木のスプーンでりんごをつぶしながら煮詰めてゆきましょう。
保存容器に入れて出来上がり
消毒したガラスの瓶、ホーロー容器などに入れて出来上がりです。
あら熱が取れましたら、早めに冷凍・冷蔵保存しましょう。
コンフィチュールとジャムの違い
ジャムとコンフィチュールの違いについて調べてみたところ、ゼリー状であるか、果実が残っているかなど、「形状」で区別をしているわけではないようです。
ジャムとコンフィチュールの違いは、「砂糖の量・使用する調味料の違い」ではないかと、個人的に思っております。
コンフィチュール
りんごの重さに対して砂糖の量を20%程度で作るのが一般的のようです。
ジャム
りんごの重さに対して砂糖の量を40%以上使います。
りんごコンフィチュールの美味しい食べ方
ヨーグルト
個人的にこの組み合わせが大好きです♪
パン・クラッカー
パン、クラッカーにバターをたっぷり塗り、その上にコンフィチュールをのせて召し上がってみてください。
バターとりんごの相性は大変良いので、おすすめです。
紅茶・生姜湯に入れる
りんごと紅茶、生姜湯などとも相性が良いですね。
コンフィチュールを、お砂糖のかわりにどうぞ。
チーズにも
コンフィチュールは、フランスが発祥の保存食です。
チーズの塩辛さと、コンフィチュールの甘さの組み合わせを、西洋の方は好まれるようですね。
夏は炭酸水・冷水に入れて美味しいジュースに
炭酸水のシュワシュワと、りんごコンフィチュールの香りと美味しさが非常に合います。
りんごが沈んでしまいますので、スプーンをお使いになってください。
アップルパイ
バターとシナモンを追加して、アップルパイソースとしてお使いいただくことも出来ます。
りんごコンフィチュールの保存のコツ
小分け・冷凍保存がおすすめ
コンフィチュールは、ジャムよりグラニュー糖の量が少なめですので、出来るだけお早めにお召し上がりください。
わが家は、小さめの瓶に小分けして「冷凍保存」し、解凍したものは2~3日で食べ切るようにしております。
コンフィチュールにおすすめの保存容器
小さいガラスの瓶
わが家は、冷凍庫のどこへ移動しても場所をとらない小さなガラス瓶に保存をすることが多いです。
容量が少ないので、コンフィチュールを少しずついただきたい時に便利です。
野田琺瑯(のだほうろう)
野田琺瑯は、冷凍したまま直火にかけることができます。
コンフィチュールを温かいソースとして使う時に便利です。
便利なマスキングテープ
容器のフタにマスキングテープで「りんご」などと書いておきますと、見つけやすいのでおすすめです。
まとめ
コンフィチュールの作り方レシピをご紹介いたしました。
ジャムより砂糖の量が少なめですので、さっぱり美味しく仕上がります。
日にちが経ってフカフカになってしまったりんごでも美味しくなりますので、おためしになってみてくださいね。
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