PR
スポンサーリンク

収量が2倍に増える!エダマメの摘心と断根の方法をご紹介いたします

20210512_edamame-11

エダマメの摘心と断根についてご案内いたします。

この方法は、NHK趣味の園芸やさいの時間でおなじみの園芸家、深町貴子さんが紹介されているもので、エダマメ1株の収量が2倍に増えるという大変興味深い栽培です。

当方は、野菜づくり初心者ですが、今年初めてエダマメの芽を摘心して根を切って植えつけてみました。

摘心して根を切ったエダマメが、どのように育ってゆくかをレポートいたしますので、参考になさってください。

スポンサーリンク

エダマメの摘心と断根の方法

摘心と断根を行うタイミング

20210511_edamame-4

この方法は、エダマメの初生葉が開くか開かないかのタイミングに行います。

摘心と断根のやり方

edamame,tekishin,dankon-2

子葉を残し、初生葉と根をハサミを使って同時にカットします。

20210512_edamame-8

これを再び植え付けます。

edamame,tekishin,dankon-3

エダマメの胚軸はとてもやわらかく折れやすいので、棒などを使って土に穴を開けて挿し込みます。

植え付ける際、ポットでも畑の土でも、十分に湿らせておくとよいと思います。

根をカットしてしまって果たして育つのでしょうか・・・。

不安が残りますが、このあと根がグングン出て水分と養分を吸い上げ、普通の栽培よりさらに大きく育つそうです。

1株の収量が2倍に増える「エダマメの摘心と断根」

1株で収量が2倍に増える理由

edamame,tekishin,dankon-4re

エダマメの初生葉を摘心すると収量が2倍に増える理由は、子葉の付け根に秘密があるからです。

エダマメは、一般的に主枝1本で育ててゆきますが、この方法はわき芽を2本伸ばし大きくしてゆきます。

上の写真で、子葉の付け根にとても小さい芽が2つ付いているのがお分かりになりますでしょうか。

これがわき芽で、初生葉を摘心することにより2本伸びてきますので、普通栽培よりたくさん収穫することが出来ます。

通常栽培よりよく育つ断根処理

20210512_edamame-7

根を切って植えつけるなど、にわかに信じがたい話かと思いますが、野菜の根切り植えと、胚軸切断法は、農学博士の木嶋利男先生も紹介されている方法です。

20210512_edamame-14

エダマメの子葉はむっちり厚みがあります。ここにたっぷり栄養が入っていますので、根が再び生え、水と養分を一気に吸い上げ、普通栽培よりさらに大きく育ちます。

エダマメの摘心と断根のポイント

棒で穴を開けて植え付けます

20210512_edamame-9

エダマメの胚軸はとてもやわらかく折れやすいので、土に植え付ける際、棒などで穴を開けて差し込みます。

葉を同じ方向で植え付けます

edamame,tekishin,dankon-5

葉が重ならないよう、向きを同じ方向にして植え付けます。

「エダマメの摘心と断根」レポート

20210516_edamame,tekishin,dankon

エダマメの摘心と断根を初めて行ってみました。

わき芽が2本出てきているのがお分かりになりますでしょうか。

初生葉をカットし、根を切ったにもかかわらず、エダマメの生命力の強さに感動しています

20210602_edamame,tekishin,dankon

左が摘心・断根した苗、右が普通に種まきをした苗です。

普通に種をまいた右のほうが草丈がありますね。

この2つの苗を同じウネに植え付けて、それぞれの収量をご報告したいと思います。

※ 2023年は、晩生種で挑戦する予定です。

まとめ

20210512_edamame-15

園芸家 深町貴子さんが紹介されている「エダマメの摘心と断根の方法」をご案内いたしました。

エダマメの初生葉が開くか開かないかのタイミングで摘心して根を切りますと、わき芽が2本伸びて1株の収量が普通栽培より2倍に増えるという栽培です。

うまく育たず枯れてしまうかもしれませんが、摘心・断根処理をしない苗と比較しながら 今後どのように生長するかをレポートしたいと思います。

なお、深町貴子さんのサイト(YouTube)では、摘心と断根の他に「エダマメの緑化」についても紹介されていますので、参考になさってください。

[関連記事]

毎年レポート|枝豆の緑化・摘心・断根に挑戦しました

[参考サイト:深町貴子さんのYouTube]

スポンサーリンク
キッチンガーデンのこと野菜づくり
この記事を書いた人
カジトラ

関東在住の専業主婦です。
夫と二人暮らし。
2023年の春、海に近い地域に移住しました。

家族の介護、某シンクタンクで馬車馬のように働き詰めだった日々に区切りをつけ、現在は農学博士 木嶋利男氏が提案するコンパニオンプランツ栽培で野菜を育てています。

文明の利器を取り入れつつも、古き良きモノ・慣習を大事にしながら暮らしてゆくことを目指しています。

シェアする
スポンサーリンク