はっさくゼリーの作り方をご紹介いたします。
材料は、はっさくと粉ゼラチンだけで、器にはっさくの外皮を使います。
見た目が可愛い爽やかな大人味のゼリーですので、おためしになってみてください。
はっさくゼリーの作り方レシピ
カジトラのレシピは砂糖を入れずにつくります。
そのため、はっさくの味を丸ごと楽しむことが出来ますが、ビター味と感じるかもしれません。
お好みでハチミツをかけてお召し上がりください。
材料
・はっさく 4個
・粉ゼラチン
作り方
1.はっさくをよく水洗いします。
2.はっさくの上の部分を切ります。
3.包丁で十文字に果実に切り込みを入れます。
4.果実の周りに切れ目を入れます。
白い皮に沿って、果実の周りを包丁でグルグル切れ目を入れてゆきます。
5~6周すると少しずつ果実がはがれてきます。刃先で皮に穴を開けないように気を付けて。
5.果実を取り出します。
スプーンか手で果実と内皮を全て取り除きます。
皮から種を取り除き果実を容器に入れます。この作業は少し根気がいりますのでガンバッテ。果実を取り除くのが面倒であれば、絞って果汁にしてしまっても構いません。
6.ハッサクの皮を水洗いします
果実をくり抜いたら、ベタベタしないように皮を軽く水洗いします。
7.はっさくの重さ測り
ゼラチンの量を決めるため、はっさくの重さを測ります。
はっさく300g=ゼラチン10gが固まる目安ですが、柑橘類のため、ゆるい仕上がりになる場合があります。
今回のはっさくは約700g(679g)でしたので、気持ち多めでゼラチンの量を20gにしました。
8.水にゼラチンを入れてふやかします。
粉ゼラチン分量表
はっさく | 粉ゼラチン | ふやかす水 | 温め用の水 |
300g | 10g | 大さじ4 | 少量 |
600g | 20g | 大さじ8 | 少量 |
耐熱容器にふやかす水を先に入れてからゼラチンを加えて竹串等で混ぜます。お湯はダマになるので常温水か冷水を使いましょう。
ふやかしたゼラチンの上あたりまで水を加えてレンジで温めて溶かします。沸騰させないように、透明になるまで温めるのがポイントです。
🍊 ゼラチンに水を加えるとダマになりやすくなりますので、水にゼラチンを入れましょう。
🍊 ゼラチンがしっかりふやけていなかったり、沸騰させてしまうと固まらなくなる場合があります。
🍊 柑橘の果汁は酸味が強いためゼリーの仕上がりが柔らかくなります。はっさく300gに対してゼラチン10gでも羊羹のように固くなることはありません。
9.ゼラチンをはっさくに入れます。
ゼラチンが温かいうちに入れてよく混ぜます。
10.4~5時間冷やします
バットにはっさくの皮を置き、ゼリーの素を入れて冷蔵庫で冷やします。
4~5時間ほど冷やすと固まります。
はっさくゼリーを上手に作るポイント
🍊 作業は手がラク
はっさくは果実を包む皮が厚いので、取り出すのに苦労をされるかもしれません。
包丁であらかた切れ込みを入れたあと、私は豪快に手で中身を取り出してしまいます(笑)。手の作業は皮に穴を開ける心配が減りますので、お試しになってみてください。
🍊 粉ゼラチンは気持ち多めでもOK
はっさくなどの柑橘類は酸味が強いため、一般的な液体よりかたまりづらいのが特徴です。粉ゼラチンの量は気持ち多めで作ると安心です。
ゼリーの素 | 粉ゼラチンの分量 |
一般的な液体 300g | 5g |
はっさく等 柑橘類 300g | 10g |
🍊 ゼラチンを沸騰させないで
ゼラチンは沸騰させてしまうとコラーゲンが分解されて、ゼリーが固まらなくなる場合があるそうです。
ふやかした粉ゼラチンに水を入れて温める際は、沸騰させないようにしましょう。透明の液体になったら温かいうちにはっさく果汁の中に入れてくださいね。
まとめ
はっさくの皮を器に使うゼリーの作り方レシピをご紹介いたしました。
はっさくは外の皮が厚いので、ゼリーの器にぴったりです。見た目が可愛いはっさくゼリーをおためしになってみてください。
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🍊 はっさくを冷やす用に、バットがあると便利です。