野田琺瑯バットで作る「いちごのミニロールケーキの作り方」をご紹介いたします。
こちらは「ホーローバットで作るうちのお菓子(主婦と生活社)」に掲載されている「飯塚有紀子さん」のレシピで、使用する琺瑯バットは「横21cm×たて16.5cm×高さ3cm」です。
スポンジケーキ作りは難しくハードルが高いイメージがありますが、さほど手間もなく、ふわふわで大変美味しいスポンジが焼きあがります。
苺と生クリームをふんわりしたスポンジで巻いた可愛いミニロールケーキをおためしになってみてください。
飯塚有紀子さんレシピ「いちごのミニロールケーキ」作り方
材料
【スポンジ生地】
・薄力粉 20g
・グラニュー糖 30g
・卵 1個□ バター(食塩不使用)10g
□ 牛乳 小さじ1【クリーム】
・生クリーム 50ml
・グラニュー糖 小さじ1・いちご 2~3個
引用 ホーローバットで作るおうちのお菓子 38頁
おもに使う道具
・野田琺瑯(キャビネサイズ:横21cm×たて16.5cm×高さ3cm)
・泡だて器
・ボウル
・湯せん用の鍋
・ゴムベラ
・オーブンシート
・ラップ
下準備
バットにオーブンシートを敷きます。
湯せん用のお湯を沸かします。
オーブンを190℃(10分焼きます)に温めます。
レシピ本は下準備でオーブンを温めていますが、生地作りのあとでも構いません。
いちごを小さく切ります。
作り方
スポンジ作り(卵+グラニュー糖)
ボウルに卵とグラニュー糖を入れてハンドミキサーで混ぜ、湯せん(ボウルの底に熱湯をあてます)にかけて高速で泡立てます。
湯せんにかけて高速で泡立てます(写真下2枚)
温まったらさらに泡立てます
泡立てた卵とグラニュー糖が、指を入れて温かく感じるくらいに温まりましたら(人肌くらい)湯せんからはずし、すくった時にいったんリボン状に積み重なって消えるくらいまで泡立てます。
バター+牛乳
バターを牛乳と合わせ、湯せんにかけて溶かしておきます。
薄力粉をふるい入れます
泡立てた卵とグラニュー糖の中に薄力粉を少しずつふるい入れ、そのつどゴムベラで底からすくい上げるように混ぜます。
混ぜて薄力粉が見えなくなりましたら、追加してふるい入れます。
バター+牛乳を入れます
湯せんで溶かしたバター+牛乳をゴムベラで受けながら加え、同じように混ぜます。
生地をバットに流します
生地をバットに流して平らにならし、予熱した190℃のオーブンで10分ほど焼きます。
焼き上がったらオーブンペーパーのみ剥がして冷まします
スポンジの縮みを防ぐためスポンジのまわりのオーブンペーパーのみ剥がして冷ませます。
クリームを作ります
ボウルに生クリームとグラニュー糖を入れ、ピンとツノが立つまで泡立てます(九分立て)。
クリームを塗って苺をちらします
スポンジのオーブンペーパーをはがし、焼き色がついた面を上にしてラップの上に置きます。
クリームを向こう側2cm、左右1cm残して塗り、小さく切ったいちごを散らします。
クルクル巻きます
手前側をキュっと折り込むように巻いて芯になる部分を作り、ラップごと持ち上げてクルクル巻き、巻き終わりを下にして全体をラップで包み、冷蔵室で30分ほどなじませれば出来上がりです。
上手に作るポイント
湯せんから出した後が勝負
スポンジの生地を湯せんから出して泡だて器で高速で泡立てますと、空気が入り白っぽい色に変わります。これがふんわりした生地になるポイントです。
薄力粉は少しずつ
ふんわりしたスポンジを焼くために、薄力粉を少しずつふるい入れて、そのつど混ぜましょう。
一度に全部 薄力粉を入れてしまいますと、高速でふわふわになっている卵の気泡がつぶれてしまい、ふんわり焼き上げることが出来なくなってしまいます。
オーブンペーパーをぴったり敷いて
オーブンペーパーは、できるだけバットの側面にペーパーが張り付くように敷きましょう。
バット全体に生地がいきわたりますと均等に焼けますので、ロールする時に生地にヒビが入りにくくなります。
私はこれが苦手で、側面の焼き上がりが凸凹してしまいます。
甘さは調整してみて
初めて飯塚有紀子さんのいちごのミニロールケーキを作ったとき、私にはスポンジが若干 甘く感じられましたので、グラニュー糖の量を減らして作っています。
甘さの好みは個人差がありますので、まずはレシピの量でお作りになっていただき、調整してみてくださいね。
応用が効きます「飯塚有紀子さんのいちごのミニロールケーキ」
しっとりふわふわなスポンジケーキに仕上がりますので、いろいろ応用することが出来ます。
何枚か焼いてショートケーキにしても良いですし、苺がない場合はほかのフルーツをお使いになってみてください。
まとめ
飯塚有紀子さんのレシピ「いちごのミニロールケーキ」の作り方をご紹介いたしました。
スポンジがフワフワに焼きあがる 大変美味しいロールケーキです。
琺瑯バット1枚でバリエーション豊かなケーキに展開できるレシピですので、おためしになってみてください。
[レシピが掲載されている本]
[使用したホーロー容器(サイズ:約20.5×16×3cm)]