八朔(ハッサク)の季節が、やってきましたね。
少しほろ苦くて甘酸っぱいハッサクは、2月から3月までが旬の柑橘です。
スナックのようにポリポリした食感が楽しいハッサクですが、外の皮と実を包んでいる袋が分厚いため、手を使うとかたくて面倒ですね。
今回は包丁で簡単にむく方法をご紹介いたしますので、おためしになってみてください。
ハッサクの簡単な むき方
手順
🍊 ハッサクの上と下をスパーンと切ります。
🍊 包丁で皮をクルクルむきます。
🍊 4等分の縦切りにし、中心部を切り落とします。
🍊 薄皮を剥いて実を取り出します。
ハッサクの上と下をスパーンと切ります
包丁で、ハッサクの上と下の部分を切ります。
皮をクルクルむきます
ハッサクの周りの皮を、リンゴの皮をむくようにクルクルむきます。
果実がすべて見えるように、袋ごと(白い内皮も)むくのがコツです。
ノコギリを使うイメージで、包丁の刃を小刻みにギゴギゴと切りますと、むきやすくなります。
むき上がりです。みずみずしいですね。白い皮が付いていないほうが、より果実を取り出しやすくなります。
実と実のすき間に包丁を入れます
薄皮にそって(実と実の間に)包丁を入れて、4等分にします。
中心のかたい芯を切り取ります
中心の芯(果芯部)を切り取りますと、果実を取り出しやすくなります。
実をはがします
ここまできたら、あとは簡単です♡
白い皮からハッサクがポロリとはがしてゆきます。
ハッサクを簡単にむく3つのポイント
果実が露出しているほうがむきやすくなります
外皮は、リンゴの皮のようにむくのがオススメです。
果実が見えるように包んでいる白い皮ごとむきますと、実を取り出しやすくなります。
中心の芯(果芯部)を切り落とします
ハッサクの中心部分(果芯部)を切り落としますと、より簡単に果実を取り出すことができます。
良く切れる包丁で
切れ味のよい包丁でハッサクを切りますと、果実の繊維を傷つけず、果汁があふれることが少なくなります。
わが家はヘンケルの包丁を20年以上使っておりますが、ステンレスの包丁でも研いでいます。
ステンレスの包丁の研ぎ方については、別の記事にてご紹介しておりますので、本記事の最後にリンクを貼っておきます。
八朔(ハッサク)の名前の由来
ところで「ハッサク」という名前、面白いと思われたことはないでしょうか。
ハッサクは旧暦の8月朔日(一日)のことを指しており、名前が付けられたのは1886年(明治19年)、八朔(8月1日)のころから食べられたのが名前の由来と伝えられています。
旧暦の名前を付けた明治時代の人は風流ですね。
ちなみに詩人の萩原朔太郎の誕生日は、1886年11月1日生まれです。
まとめ
ハッサクを、簡単で綺麗に切る方法をご紹介いたしました。
このむき方はハッサクだけでなく、ほかの柑橘にも応用できますので、おためしになってみてくださいね。
[参考記事]