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畑の耕し方で野菜の生育が変わる!家庭菜園の基本「土づくり」についてご紹介いたします

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農学博士の木嶋利男先生が紹介されている、「家庭菜園における畑の耕し方」について、ご案内いたします。

畑に種をまく前に、土を耕して畝を立てますね。

この時にある工夫をしますと、野菜の生育がよくなると言われていますので、参考になさってください。

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畑の耕し方で野菜の生育が変わる!家庭菜園の基本「土づくり」について

畑に直まきした野菜は生育がよくなります

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植物は、気候や土壌などの周りの環境に適応しながら発芽します。

そのため、畑に直接種をまいた野菜は、その土地への適応性が高まり、生育が旺盛になると言われています。

農学博士の木嶋利男先生によりますと、畑に直接種をまいて野菜を栽培する場合、苗を植え付けるのに比べ、土づくりが重要になってきます。

畑の耕し方を工夫する

畑に種をまく前に、土を耕して畝を立てます。

この時、畝を3層に耕して立体構造づくりを行いますと、野菜の生育がよくなります。

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種は、十分な栄養分が含まれていますので、発芽の際には土に栄養分は必要ありません。

その後、本葉が開く頃になりますと、野菜自信が根をしっかり伸ばして、地中の栄養分を吸収するようになります。

畑の耕し方

1.粗く耕します

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鍬を使って、深さ20cmまでを粗く耕します。

2.やや細かく耕します

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鋤を使って、15cmまでをやや細かく耕します。

3.細かく耕します

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種をまく当日、もしくは1~2日前に、最後にレーキを使って、5cmまでを細かく耕します。

直まきした種を発芽させるポイント

種の発芽に必要な条件は、水分・酸素・温度です。

水分と酸素を確保する方法

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ニンジンやホウレンソウなどの種をまいた後は、しっかり鎮圧して種と土と密着させるということを耳にされたことがあるかと思います。

これは、種を土に密着させることにより、水分や酸素を補うためですので、種をまいた後は、手のひらや靴底などを使って、しっかり鎮圧させましょう。

種まきは、発芽温度に達してから

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家庭菜園で 畑に種を直まきする場合、土を鎮圧することで 水分と酸素を確保することはできますが、温度を確保することは困難です。

そのため、種を直まきする場合は、発芽温度に達してから行うようにします。

まとめ

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農学博士の木嶋利男先生が紹介されている、畑の耕し方について、ご案内いたしました。

畑を耕す際、3層の立体構造を作りますと、野菜の生育がよくなると言われていますので、参考になさってください。

[参考文献]

木嶋利男著「伝承農法を活かす 野菜の植えつけと種まきの裏ワザ」

[関連記事]

家庭菜園は種と苗どちらで育てる?種まき・苗の植え付けに向いている野菜をご紹介いたします

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キッチンガーデンのこと野菜づくり
この記事を書いた人
カジトラ

関東在住の専業主婦です。
夫と二人暮らし。
2023年の春、海に近い地域に移住しました。

家族の介護、某シンクタンクで馬車馬のように働き詰めだった日々に区切りをつけ、現在は農学博士 木嶋利男氏が提案するコンパニオンプランツ栽培で野菜を育てています。

文明の利器を取り入れつつも、古き良きモノ・慣習を大事にしながら暮らしてゆくことを目指しています。

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カジトラ