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ヘチマをコンパニオンプランツで栽培|病気予防と生育促進に効果的!

hechima

ヘチマを単独で栽培するより ネギ属・マメ科野菜の混植で 病気の予防・生長促進の効果があると言われています。

ヘチマをはじめとするウリ科の作物は、ネギ属と一緒に育てますと土の中の病原菌を減らす効果があることが分かってきました。

またマメ科野菜との混植は、害虫を寄せ付けず 生育が促進すると言われています。

この栽培は農学博士の木嶋利男先生がご紹介されている方法で、今年からわが家はヘチマをコンパニオンプランツと一緒に育てています。

今回は、コンパニオンプランツの効果、栽培のポイントについてご紹介いたしますので、ご参考にしていただきましたら幸いです。

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ヘチマのコンパニオンプランツ「長ネギ」で病気予防

病気予防に効果的な「長ネギ」

negi,Japanese leek-2

農学博士の木嶋利男先生によりますと、長ネギの根に共生する細菌は抗生物質を出して、土の中の病原菌を減らす効果があることが最近の研究でわかってきたそうです。

ウリ科と長ネギの混植は古くから知られた伝承農法で、栃木県ではユウガオ(カンピョウの原料)の株元に長ネギ植えて栽培しています。

長ネギを混植しますと「つる割病」などの病気が発生しないため、科学的に分析してみたところ、病気予防に効果がある菌(バークホーデリア・グラジオリー)が抗生物質を出して、ユウガオの病気を防いでいることが実証されました。

ウリ科と相性が良い「長ネギ」

今回はヘチマと長ネギの組み合わせをご紹介いたしますが、その他のウリ科の作物でも同様の効果が期待できます。

cucumbers-2キュウリ

Bitter gourd,goyaゴーヤ

pumpkin-10カボチャ

watermelon5スイカ

melonメロン

zucchiniズッキーニ

応用できるウリ科+長ネギ
・キュウリ
・ゴーヤ
・カボチャ
・スイカ
・メロン
・ズッキーニなど

ヘチマと長ネギの栽培ポイント

ヘチマの種まき

この栽培は、ヘチマの根と長ネギの根が絡まるように植えるのがポイントです。

そのためヘチマの種は直まきをせずポリポット等で育苗します。

ヘチマの苗をプランターに植え付ける時期は、4月下旬~5月下旬が適期と言われていますので、わが家は事前に(3月中旬)ヘチマの種をポリポットにまきました。

hechima (2)

ポリポット1個にヘチマの種を3粒まきます。

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タネまきのポイントですが、お団子が作れる程度の湿り気のある土で、種まきをした後 土をかけて手でしっかり鎮圧します。

これで雨や水やりでタネが流れ出るのを防ぎます。

hechima (1)

種まきから1か月経ちました。

まだ気温が高くなかったせいでしょうか、芽が出なかったため断念し、ホームセンターで苗を2つ購入してまいりました。

(苗を購入したとたんに種まきしたヘチマが芽を出しました・・・)

病気を出さない苗の植え付けのコツ

hechima (5)

ヘチマの苗を植え付けるポイントは、水を張ったバケツなどにポリポットごと日陰で2時間ほど浸水させ、土をしっかり湿らせます。(写真は2時間以上バケツの水に浸したヘチマの苗です)

ヘチマの苗を植え付ける前にポリポットごと水に浸しておきますと、植え付けた後の水やりが必要がなくなるいう木嶋先生の裏技です。

木嶋先生によりますと、苗は植え付けのタイミングで病原菌に感染するリスクが高くなるのだそうです。

しっかり水を吸い込んだヘチマの苗は、自分の水分を使って活動的に発根して、すみやかに活着(かっちゃく)します。

ヘチマの苗と同時に長ネギも植え付けます

ヘチマ1苗に対して長ネギは2本植え付けます。ヘチマと長ネギの根っこが絡まるように植えるのがポイントです。

hechima (6)

hechima (7)

土と根鉢を密着させます。すき間があると水がたまり、根が弱ったり病気にかかりやすくなってしまいます。

ヘチマのコンパニオンプランツ「つるありインゲン」で生育促進と害虫忌避

こちらも木嶋先生がご紹介されている栽培です。

ヘチマと つるありインゲンは、どちらもツル性の野菜です。

これらを一緒に育てて支柱や誘引ネットを共用し、空間を有効に使います。

ヘチマの生育が促進するマメ科の作物

つるありインゲンはマメ科の作物で、根に根粒菌が共生し、空気中の窒素を取り込んで周囲の土を肥沃にする働きがあります。

そのためヘチマは、その養分利用しながらスクスク育つことが出来るようになります。

ウリ科のヘチマが害虫忌避する効果

ヘチマはウリ科の野菜で、インゲンに付きやすいカメムシ、アブラムシ、アズキノメイガ(フキノメイガ)などの害虫を寄せ付けなくする効果があります。

応用できるマメ科の野菜

つるありインゲンの代わりに、つるありササゲ、シカクマメなどを応用して栽培することも出来ます。

ネコブセンチュウには気を付けて

ウリ科とマメ科の野菜はネコブセンチュウの被害に遭いやすく、一緒に栽培しますと被害が拡大する場合があります。

したがいまして、ネコブセンチュウの発生が見られた場合は混植を避けましょう。

※ ネコブセンチュウの予防と対策につきましては、別の記事にてご紹介しております。本ページの最後にリンクを貼っていますのでご参考になさってくださいね。

ヘチマとつるありインゲンの栽培ポイント

hechima,tsuruariingen

苗を植えたあと、支柱と誘引ネットを最初から張っておきますとお世話が楽になります。

つるありインゲンはほぼ垂直にツルを伸ばし、ヘチマは斜めにツルを伸ばすため、お互いのツルがうまく絡みながら伸びてきれいなグリーンカーテンが出来上がります。

インゲンはヘソを下向きに一か所に3粒まいて、本葉1.5枚で1~2株立ちにします。

カジトラ家のヘチマ

5月

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5月の様子です。苗の植え付けから1か月経ちました。

種まきしたヘチマも芽を出したので、今年は植木鉢2つで育てています。

昨年はこの時期に花が咲いていましたが、今年は生長が遅いようです。

つるありインゲンはぐんぐん伸びて、ヘチマを追い抜いています。

今年はルッコラ、春菊、マリーゴールドも一緒に育てています。

7月

hechima (20200729)

7月になり、ようやく実が1つなりました。ちょっとイビツですね。

雄花はたくさん咲きますが、なかなか雌花が咲きません。

hechima (20200729)-2

コンパニオンプランツのつるありインゲンです。少しずつ実をつけて10本ほど収穫しました。

9月

hechima (20200905)

9月になりました。雄花はたくさん咲くものの、なかなか雌花が実を付けません。

hechima (20200914-3)

今年は全部で4個実がなりましたが、そのうち2つはとても成りが小さいです。キッチンたわしに使えるかどうかです・・・。

上の写真は一番最初に実になったもので、全長15cmほどにしか育ちませんでした。

 

hechima (20200914)

唯一期待をしているものが上の写真です。ザ・ヘチマというかたちですね。もう少し大きく育ってほしいです。

まとめ

hechima,tsuruariingen

わが家のヘチマ栽培は、夫が世話係で、収穫後は私がタワシを作っています。

今年は長ネギとつるありインゲン、その他の作物をコンパニオンプランツにして育てましたが、多くは採れなかったものの、ヘチマ以外の野菜を収穫することが出来たので楽しかったです。

長ネギ、つるありインゲンは、ヘチマだけでなく、ゴーヤやキュウリなどのウリ科作物でも同じ効果が得られますので、おためしになってみてくださいね。

無事にヘチマを収穫できましたら、たわしを作るのを楽しみにしています。

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