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実験!パイナップルジャムの作り方|砂糖だけでトロトロになるか試してみました

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パイナップルジャムの作り方をご紹介いたします。

通常、パイナップルは ペクチンの含有量が少ないため、ジャムがトロトロになりにくいと言われています。

そこで今回は、砂糖(グラニュー糖)を使用し、ジャム特有のトロミが出るかどうかを実験しつつ、その作り方をご紹介いたします。

個人的には、果実がコロコロしているトロミのないジャムも好みますので、結果がどちらになってもOKとします(笑)。

その点をご理解いただき、どうぞご容赦ください。

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砂糖だけで作るパイナップルジャムのレシピ

材料

・パイナップル 1個
・グラニュー糖 皮と芯を除いたパイナップルの重さに対して50%の量

🍍 仕上げにレモン汁を入れますと、発色が良くなります。

おもに使う道具

・土鍋または琺瑯鍋
・木べら
・ジャムを入れる容器(琺瑯、ガラス瓶など)

パイナップルジャムを作るにあたっての条件

・パイナップルの量に対して、グラニュー糖を50%の量にしました。
・パイナップルをグラニュー糖に漬ける時間を60分にしました。
・煮詰める時間を20分にしました。

作り方

1.パイナップルを切ります。

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パイナップルの皮と芯を取り除き、適当な大きさに切ります。お好みで小さめに切っても構いません。

2.パイナップルの重さを測ります

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パイナップルの重さを測ります。

3.グラニュー糖の量を測ります

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一般的に、ジャムに使う砂糖の量は、果実の重さに対して40%以上です。

味見をしたところ、パイナップルの酸味が強かったので、今回は50%(200グラム)のグラニュー糖を使います。

4.果汁が出るまで60分おきます

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グラニュー糖をまぶし 60分おいて、ジュース(果汁)が出るのを待ちます。

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60分後には、果汁がたっぷり出ていました。

5.中火で20分ほど煮詰めます

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鍋に火をかけて、中火で20分ほど煮詰めます。

焦がさないように木べらで時々かきまぜ、アクが気になる場合は取り除きましょう(わが家は自宅用のため、アクは取り除きません)。

写真は、火にかけて10分ほど経った様子ですが、まだトロミは付いていません。

🍍 火を止める直前にレモン汁を入れますと、クエン酸の効果で発色が良くなります。

6.汁気がなくなる前に火を止めて容器に移します

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鍋の汁気がなくなる前に火を止めます。

琺瑯、煮沸消毒したガラス瓶などに移し、粗熱がとれましたら、冷蔵庫(冷凍庫)で保存します。

実験結果:パイナップルジャムはトロミが付いた?

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粗熱がとれたジャムを味見してみました。

パイナップル特有の苦みもなく、美味しいジャムに仕上がりました。

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トロミについてですが、まずまずのものが得られました。

しかしながら、「ザ・ジャム」のような濃厚なトロトロ感にはやや遠いかもしれません。

ジャムを煮詰める際は、15~20分ほどの短時間で、果実の香りを損なうことなく美味しく仕上げることができますので、これ以上煮詰めないほうが良いかもしれません。

このレベルの出来栄えでしたら、合格といったところだと思います。

まとめ

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パイナップルジャムとグラニュー糖だけで作ったジャムの作り方を 実験を兼ねてご紹介いたしました。

🍍 パイナップルの重さに対してグラニュー糖を50%の分量
🍍 1時間おいて果汁を出します
🍍 20分ほど中火で煮詰めます

上記の条件で作ってみたところ、まずまずのトロミが付くことが判りました。

グラニュー糖は、お好みの量で調整されると良いかと思いますが、少ない量で作りますとトロミ感がより無くなるかもしれません。

しかしながら、天然のフルーツと砂糖のみで作る手作りジャムの美味しさは格別ですので、お試しになってみてくださいね。

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ジャム・コンフィチュールのレシピ食のこと
この記事を書いた人
カジトラ

関東在住の専業主婦です。
夫と二人暮らし。
2023年の春、海に近い地域に移住しました。

家族の介護、某シンクタンクで馬車馬のように働き詰めだった日々に区切りをつけ、現在は農学博士 木嶋利男氏が提案するコンパニオンプランツ栽培で野菜を育てています。

文明の利器を取り入れつつも、古き良きモノ・慣習を大事にしながら暮らしてゆくことを目指しています。

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