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美味しくなる!イチゴ栽培の土づくり|元肥と追肥についてご紹介いたします

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農学博士の木嶋利男先生が紹介されている「イチゴ栽培の土づくり」についてご案内いたします。

美味しく形のよいイチゴの実を育てるためには、土づくりが肝心です。

本日は、木嶋先生がおすすめされている「元肥と追肥におすすめの肥料」をご紹介いたします。

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美味しくなる!イチゴ栽培の土づくり

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農学博士の木嶋利男先生は、美味しいイチゴを作る秘訣について、次のように述べられています。

苗は深植えせず、乾燥させないように水やりして、冬の間に根をしっかり育てておくことが大切です。

引用 木嶋利男著「学研ムック 有機・無農薬 野菜別 土づくりと栽培テクニック

土質別に畑を作ります

イチゴは本来砂質の土壌を好みますので、畑の土質によって土づくりとお世話の仕方を変えて育てますと美味しくなります。

砂質の土 粘土質の土
生育がよく根の伸びが早いので、小さめの苗を栽培。肥料が流亡しやすいため、こまめな追肥が必要。 もみ殻を入れて、土づくりを行い通気性をよくする。ウネ立ては、土がやや乾燥した時に行う。

栽培スケジュール

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※ 一般地の栽培です

土づくり

土づくりのタイミング

苗を植え付ける3~4週間前までに土づくりを行います。

元肥について

木嶋先生がおすすめされている元肥は、完熟牛ふんたい肥と、油かす、骨粉です。

堆肥 完熟牛ふんたい肥 2kg/1㎡
肥料 油かす1:骨粉1 200g/1㎡

ウネのサイズ

幅60cm、高さ30cm

耕し方

ウネを立てる場所に元肥をほどこし、18~20cmの深さを細かく耕します。

花を次々と咲かせてたくさん実を付けるために、ウネの高さは30cmと高めにします。

高ウネにしますと、根が休まずに伸びるようになります。

苗の植え付け

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植える前に、苗に水をたっぷり与えておきます。

株間30cmでちどり植えにします(ジグザグに植えることです)。

葉の付け根にあるクラウンを埋めないように、根っこが見えるように浅く植え付けます。

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イチゴの土壌病害を防ぐ効果のあるニンニク、ネギをそばに植えるコンパニオンプランツ栽培もおすすめです。

マルチングがおすすめ

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春先に新しい葉が伸びはじめましたら、ウネの全体に黒マルチまたは敷きワラを覆います。

黒マルチをかぶせる方法は、イチゴの株の位置を確認し、マルチに穴を開けて茎葉を外に出します。

追肥について

実を甘くするために、リン酸肥料を追肥します。

収穫が始まりましたらリン酸が不足しないように、油かすに骨粉を混ぜ、2週間ごとにマルチの穴(イチゴの株元)に施します。

肥料 油かす1:骨粉1 1株に10~15g

収穫

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イチゴの花が咲いた40日後が収穫の目安になります。

熟した実は鳥に狙われやすいので、防鳥ネットやテグスを張って防ぎます。

来年用の苗を育てる方法

イチゴの収穫が終わりましたら、次のシーズン用の苗を育てることが出来ます。

イチゴは、1つの株からランナー(長い茎)が伸びて葉を付けて根を張り、いくつもの苗ができます。

1番目の株(太郎苗)、2番目の株(次郎苗)は、親株の病気を受け継いでいる場合がありますので、3番目の株(三郎株)を用いるようにします。

三郎株は、さらにランナーを伸ばしますので、五郎株くらいまで作ることが出来ます。

まとめ

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農学博士の木嶋利男先生が紹介されている「イチゴ栽培の土づくり、おすすめの元肥と追肥」についてご案内いたしました。

イチゴの苗は深植えせず、乾燥させないように水やりして、冬の間に根をしっかり育てておきますと、美味しいイチゴを収穫することができますので、参考になさってください。

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キッチンガーデンのこと野菜づくり
この記事を書いた人
カジトラ

関東在住の専業主婦です。
夫と二人暮らし。
2023年の春、海に近い地域に移住しました。

家族の介護、某シンクタンクで馬車馬のように働き詰めだった日々に区切りをつけ、現在は農学博士 木嶋利男氏が提案するコンパニオンプランツ栽培で野菜を育てています。

文明の利器を取り入れつつも、古き良きモノ・慣習を大事にしながら暮らしてゆくことを目指しています。

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