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イチゴのコンパニオンプランツ|害虫忌避・病気予防・生長促進する野菜をご紹介します

strawberries

家庭菜園でイチゴの栽培は、やや難しいと言われていますね。

わが家は「花はたくさん咲いたわりに、あまり実が付かなかった」経験が、2年続いています。

そこで今年は、農学博士の木嶋利男先生がご紹介されている「コンパニオンプランツ栽培」を始めました。

イチゴと一緒に栽培すると「虫よけ」「病気予防」「生長が促進する」コンパニオンプランツをご紹介いたしますので、ご参考になさってください。

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イチゴのコンパニオンプランツ一覧

イチゴのコンパニオンプランツになる花と野菜です。

下の4つの作物はすべて一緒に栽培することが出来ます。

イチゴのコンパニオンプランツ

病気
予防
害虫
忌避
生育
促進
空間
利用
ペチュニア
パクチー
ニンニク
長ネギ
ボリジ

木嶋利男著「コンパニオンプランツの野菜づくり」から引用

イチゴのコンパニオンプランツ「ペチュニア」

petunia

イチゴの受粉について

イチゴを収穫したとき、ときどき形がいびつな実が採れることがありますね。

農学博士の木嶋利男先生によりますと、この理由は雌しべに花粉が十分に付かない「受粉不良」を起こしたからなのだそうです。

確実に受粉をさせて形のきれいな果実を作るには、花が咲くたびに筆や綿棒、指先で花粉を雌しべにつける「人工授粉」を行う方法があります。

もう一つの方法は、コンパニオンプランツを植えて、ミツバチやアブなどの訪花昆虫が頻繁に寄ってくるような環境づくりをすることです。

ペチュニアで確実に受粉

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ミツバチなどの訪花昆虫は、ペチュニアの発する香りと色を目印にやってきます。

イチゴの近くでペチュニアを栽培しますと、イチゴの花が咲くころに次々と途切れることなく花をつけて、ミツバチなどを呼び集めます。

栽培のポイント

品種選び

イチゴの品種は何でもOKです。

ペチュニアは市販の苗を利用すると便利です。種から育てたい場合は、4月のイチゴの開花に間に合うように、9~10月頃に種まきをして保温しながら冬越しします。

土づくり

イチゴの苗の植え付け3週間前に、必要な肥料を入れてよく耕し、高めのウネを立てます。

植え付け

イチゴ
9月中旬~10月下旬にイチゴの苗を植え付けます。

ペチュニアの種まき
ペチュニアの種を直接 土にまく場合は、イチゴの苗と苗の間にまきます。

ペチュニアの苗の植え付け
ペチュニアの苗を使う場合は、4月上旬にイチゴのウネのところどころに植え付けます。

寒風や遅霜にあたると傷んでしまう場合がありますが、草丈の高いイチゴの陰に守られていると、意外に強いそうです。

追肥

11月上旬と2月下旬に追肥を1回ずつ行います。

わが家は「鶏ふん」を使っています。

イチゴのコンパニオンプランツ「パクチー」

coriander

木嶋先生によりますと、パクチーをイチゴのコンパニオンプランツとして使うことも出来るのだそうです。

タイ北部のイチゴ畑では、パクチーと混植して、その独特の香りで害虫よけをしているそうです。

栽培のポイント

パクチーの種まき

パクチーの種を10~11月頃 ポリポットなどに種まきして、室内で越冬させます。

伸びてきた苗を3月中旬にイチゴのウネに植え付けます。

温暖な地域では、畑に種まきして冬越ししても構いません。

ペチュニアと混植してもOK

ペチュニアとパクチーを交互に植えても良いですし、イチゴ数株に1苗の割合で植えても構いません。

イチゴのコンパニオンプランツ「ニンニク」

garlic

ニンニクをコンパニオンプランツとして栽培しますと、イチゴにとって良いことがたくさんあります。

イチゴの開花が早くなり、たくさん収穫できます

イチゴとニンニクを一緒に栽培しますと、イチゴに「程よいストレス」がかかり、株立ちぎみに育ちます。

株立ちぎみになったイチゴは風通しがよくなりますので、病気の発生を防ぐことができます。

春になるとイチゴは葉っぱや茎を伸ばして、からだに作る「栄養生長」から、花や実を付ける「生殖生長」に早く切り替わります。

イチゴを単独で植えるより、1~2週間早く花が咲き始めて、付く花数も増えます。

収穫時期が延びるため、果実が多く採れるようになります。

イチゴの病気を抑える効果!

イチゴは「萎黄病、炭疽病、灰色カビ病」などの病気にかかる場合があります。

ニンニクのにおい成分「アリシン」は殺菌作用があり、根っこには抗生物質を出す微生物が共生するため、イチゴの病気を抑えることができます。

害虫よけの効果

イチゴは、アブラムシとハダニが付きやすい野菜です。

アブラムシは、ウイルス病を媒介するやっかいな害虫ですが、ニンニクをコンパニオンプランツとして栽培しますと、アブラムシやハダニが寄り付かなくなり、ウイルス病にかかりにくくなる効果が期待できます。

栽培のポイント

品種選び

イチゴ、ニンニクの品種は何でもOKです。

土づくり

イチゴの苗の植え付け3週間前に必要な肥料を入れてよく耕して、高めのウネを立てます。

植え付け

9月中旬~10月下旬に、イチゴの苗を植え付けます。

同時にニンニクも、イチゴの株の間か条間に植え付けます。

追肥

11月上旬、2月下旬に追肥を1回ずつ行います。

わが家は肥料に「鶏ふん」を使っています。

収穫

イチゴは、5月上旬~6月中旬くらいまでが収穫時期です。

ニンニクは4月頃に花茎が伸びてきますので、途中で切って「茎ニンニク」として食べられます。

ニンニクの地上部の8割くらいが枯れたら掘り上げます。晴れの日に収穫しますと傷みづらくなり、長く保存することが出来ます。

イチゴのコンパニオンプランツ「長ネギ」

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ニンニクの代わりに「長ネギ」を使う場合も、同様の効果があります。

土壌病害を防ぐ効果

イチゴと長ネギを一緒に植えますと、イチゴの萎黄病を防ぐ効果があります。

長ネギの根っこの表面には「バークホーデリア細菌」が生息し、抗生物質を出して萎黄病を抑える働きがあります。

害虫よけの効果

イチゴは、アブラムシとハダニが付きやすい野菜です。

アブラムシは、ウイルス病を媒介するやっかいな害虫ですが、長ネギをコンパニオンプランツとして栽培しますと、アブラムシやハダニが寄り付かなくなり、ウイルス病にかかりにくくなる効果が期待できます。

栽培のポイント

品種選び

イチゴ、長ネギの品種は何でもOKです。

土づくり

イチゴの苗の植え付け3週間前に、必要な肥料を入れてよく耕し、高めのウネを立てます。

植え付け

strawberry (11)

9月中旬~10月下旬に、イチゴの苗と長ネギを同時に植え付けます。

イチゴの苗を植える時にウネに穴を開けますね。その穴に、長ネギの根とイチゴの苗を絡めて植え付けます。

追肥

11月上旬と、2月下旬に追肥を1回ずつ行います。

わが家は、肥料に「鶏ふん」を使っています。

収穫

イチゴは、5月上旬~6月中旬くらいまでが収穫時期です。

ネギも適宜、収穫します。食べても良いですし、他の野菜のコンパニオンプランツに使いながら育てることも出来ます。

イチゴのコンパニオンプランツ「ボリジ」

borage,boriji

ハーブのボリジは、アブラムシの天敵であるアブラバチを呼び寄せる性質を持っています。

ボリジは 害虫アブラムシに吸汁されますと信号を発してアブラバチを呼び寄せます。

アブラバチはアブラムシの体内に産卵し、寄生されたアブラムシは最終的に死にますので、害虫の密度が下がるというしくみです。

なお、アブラバチはイチゴに付いたアブラムシにも寄生しますので、結果、イチゴが害虫から守られることになります。

ボリジの種まき時期

3月~6月、9月~10月

青いお花が咲くボリジは、畑の景観がよくなります。

葉はサラダ、スープなどに入れて食べられます。お花はお料理の色どりなど、幅広く利用することが出来ます。

防虫ネットのトンネルについて

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イチゴのウネに防虫トンネルをかぶせますと、実が付く時期に鳥などの被害を防ぐ効果がありますが、受粉を助けてくれるミツバチやアブが近づくことが出来なくなってしまいます。

判断に悩むところですが、確実に受粉をさせたい場合は防虫ネットをしないで栽培、鳥の被害を防ぎたい場合はネットをして人工授粉が良いかもしれませんね。

まとめ

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病気や虫よけ、生育が促進される、イチゴのコンパニオンプランツをご紹介いたしました。

この栽培は、農学博士の木嶋利男先生がご紹介されている方法で、イチゴを単独で栽培するよりイチゴの病気が予防され、生育が促進する効果が高まると言われていますので、ご参考になさってください。

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[参考文献]

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